経験値は十二分
新生JETSはまずまずな内容を見せたプレシーズン1戦目。
そしてイーグルス vs ベアーズ ではサンチェスが新たなスタートを切りました。
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サンチェス、文句なしの2TDドライブ
サンチェスの移籍先であるイーグルスのプレシーズンゲームはベアーズと対戦。
イーグルス先発QBの”ニック・フォールズ”はこれまでINTされた事が無かったのに、この試合で2INTを与える乱調。
ベアーズD#の圧力にイーグルスOLが苦戦を強いられ、ポケットが破壊されるシーンが目立ちました。
そして、第2Qから登場したサンチェスは、逆に強固なOLと優秀なレシーバーの援護をうけ、安定したパフォーマンスでパスを通し、自身のTDパスは無いものの2シリーズでTDを演出し、手ごたえのあるスタートを切りました。
フォールズが2年目のジンクスで調子を落とし続ければ、サンチェスにレギュラーシーズンでの登板もありえます。
(※本当は3年目なんですけど、昨シーズンから先発確定でブレイク→徹底的に研究される2年目ということで)
クレメンス、パス成功率100%&TD
サンチェスよりもすばらしいパフォーマンスを見せたのが、元JETSの迷バックアップの”ケレン・クレメンス”。
ラムズからチャジャーズに移籍し、こちらもリバースから先発の座を虎視眈々と狙うシーズンとなります。
チャージャーズはカウボーイズと対戦し、その第2Qからクレメンスが登場。チャージャーズの強力なランでO#のリズムを作り、パッシングシュチュエーションではサックされる寸前でも落ち着いて投げる老獪さを見せ、RB”ブランドン・オリバー “のTDランを演出。
さらに次のドライブでは的確なミドルを通しFGにつなげます。
スナップされたボールをこぼすミスはあるものの、第3Qにもクレメンスは登場し、WR”Dontrelle Inman”に70ydのTDパスをヒット!!
クレメンスのスタッツはなんと、パス5/5回134獲得、1TD とアメージングな事に。こんなクレメンスは見たことありません。
キタぜ!クレメンス!!(°∀°)b
そして、クレメンス活躍とともに非常に目立ったのが#43RB”ブランドン・オリバー “。
体の小さい選手なのですが、トップスピードに乗るのが恐ろしく早く、弾丸のように相手D#を突き抜けるランは脅威です。
ルーキーなのですが、ドラフトではないですし、どうやらドラフト外から調達してきたようです。
プレ1戦目なので何ともいえませんが、今シーズンもチャージャーズはやりまっせ。
最初はピート・キャロルのサンドバッグとしてUSCに入学させられたと思ったサンチェスですが、ホームズのデビュー戦同様NFLのセカンドチームなら相手にしない程度の実力はあるようですね。
やはり、サンドバッグ枠でもライナートとは違う!(物凄く失礼)
もっとも、プレシーズンの成績や結果に意味も興味もないし、プレから兄者やブリーズみたいにエンジン全開で行くのも悪い事ではありませんが、シーズンが終わるとお約束のようにプロボウルからプレシーズンまでずる休みしていた背番号4みたいに開幕までに調子を上げればいいのでフォールズとイーグルスOL陣には反省材料が出来たと考えればこの試合はそれで十分です。
ノートルダム清心学園理事長の渡辺和子氏の名言に「置かれたところで咲きなさい」という言葉がありますが、哀れ!クレメンス!!など不遇な扱いを受けながらもNFLの世界で生き残るためネタQBいや、バックアップQBとして努力を重ね生き残って来たクレメンスは見事に咲いていますね。
YM5さん>
まぁプレシーズンの結果なので何も影響はないですが、フォールズのINTはおそらく初なので、若いだけに本人の精神にどういう影響があるか気になるところですね。
何にしろフォールズも、リヴァースも元JETSのQBコンビに追われるという、シーズンの楽しみが増えました。