これではタッチフットになってしまう
こんにチキンジョージ、放談の時間です。
今シーズン、SNSで話題になっているのが過度なラフィン・ザ・パサーの判定。
その問題を取り上げたいと思います。
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ラフィング・ザ・パサー(Roughing the passer)とは?
「ラフィング・ザ・***」シリーズの反則に関して、詳細はこのブログの「NFL反則集」に記載されています。
ヒマでしたらご拝読を。
問題の「ラフィング・ザ・パサー」の基本的な定義とは、
「明らかにボールを投げた直後のパサーにタックルする反則。
パスを投げた直後はタックルやブロックに対応できないため、パサーを保護する目的でこの反則がある。」
・・ということですが、実態はD#がQBがパスを投げる前にタックルに行った勢いでQBが投げた後にヒットして この反則を取られる不可抗力な事象を何度も見ている、未だ審判の主観にゆだねられる微妙な反則です。
今週のラフィング・ザ・パサー
この反則に対する、今週のSNS上での不満がこちら。
パスラッシュがアメフトからなくなる第一歩だな、おめでとう https://t.co/h5IjX1csRR
— ケ イ オ ス (@chaos_a_man) October 10, 2022
Chris Jones gets called for roughing the passer and Andy Reid was not happy about it.#LVvsKC pic.twitter.com/lPzenksppa
— TSN (@TSN_Sports) October 11, 2022
個人的には今週のラフィングザパサーで一番ヤバいのはこれだったんだけど、妥当なんだろうか、、(98番) pic.twitter.com/Xsk5Z6mCP7
— mace (@movethemchains) October 11, 2022
↑悪意の無い普通のタックルにしか見えなくても、ラフィング・ザ・パサーの判定を取られているわけです。
この判定が大問題になる理由にペナルティの重さがあります。
ペナルティが
「15ヤードの罰退(オフェンス前進)に加えて、パスが成功していればパス成功地点から15ydオフェンスが前進、失敗でも当然オートマティックファーストダウンになる」
という、試合の流れを変えるほどの重罪なのです。
これほど厳しい背景にはドルフィンズQB”トゥア・タゴバイロア”の2週続けて頭を強打した脳震とう問題があります。
しかし、これだけ厳しいと逆にフットボールの面白さを損ねます。
では、どうすれば良いのか!?
海外メディアでは以下のように対策を語っています。
How the NFL wants us to sack QB’s pic.twitter.com/UV6sWq4cD1
— ChiefsAholic ™️ (@ChiefsAholic) October 9, 2022
ゆっくり持ち上げて、枕を用意。
さらに毛布をかけて寝かしつけてあげましょう!
当然、ジョークですが、過度な判定に現地でもこのぐらい皮肉ってるわけです。
今シーズン、ラフィング・ザ・パサーで勝敗が左右される事例がバンバン発生しそうな予感がします。
「今週のラフィング・ザ・パサー」はまさに言い得て妙。
ホントに毎週毎週、「え、それ取るの?」って判定が続々と生まれますね。
しかも年々増えてる気がする。
記事で指摘なさってるように余りにも重いペナルティなので、今の状況が続くと、D#陣も多少無理してでも急停止して反則を回避する傾向が強まると思います。
その結果、守備選手のACLやアキレス腱がバンバン弾け飛ぶ…なんてことにならない様、願うばかりです。
みきのりさん>
ひいきのチームで疑惑の判定が出て負けると本当に気分が悪いですね。
今シーズンのみならず、これまでも止まれない不可抗力なタックルで反則になるケースを見過ぎて、判定の基準がよく分らない反則でした。
もうQBの肩パットにトゲトゲをつけて痛み分けにすることで、この反則を無くしたいところです。
テネシーのは「手を挙げてヘルメットに当たってる」からですね。
軽く当たってるだけで厳しいのは確かですが、これは取られても仕方ない。
ブレのは「パッサー」でもないので、ラッフィング・ザ・パッサーじゃないですよね。
アンネスならまだ分かるけど。
問題の要因の一つになっているタゴヴァイロアへのタックルはラフィング・ザ・パサー取られていませんしね…。
判定がマチマチなのもファンの不満がたまる原因でしょう。
ブレイディとカーへの判定は納得いくものではありませんでしたね。
NFLは脳震盪問題の隠蔽があったから、こういう問題になるとヒステリーみたいになってる。
しかし、ルールの公平性からこれらの裁定はおかしい、ブレイディとカーのは、これがファールだとサックはできないってことになる。
体の動きを守備選手に止めろと?守備選手が無防備になりブロックで怪我する、オフェンスの選手の分のリスクも守備選手が引き受けるのか?
随分と差別的な話だ。
こうした欺瞞に満ちたルール運営になってることに、不満の源泉がある。
2000年代のあたりの激しさがある方がスポーツとしては面白かったという、自分の価値観があるのは認める。
しかし、それにしても守備選手に対してアンフェアなのだ