これではタッチフットになってしまう

こんにチキンジョージ、放談の時間です。

今シーズン、SNSで話題になっているのが過度なラフィン・ザ・パサーの判定。

その問題を取り上げたいと思います。

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ラフィング・ザ・パサー(Roughing the passer)とは?

「ラフィング・ザ・***」シリーズの反則に関して、詳細はこのブログの「NFL反則集」に記載されています。

ヒマでしたらご拝読を。

 

問題の「ラフィング・ザ・パサー」の基本的な定義とは、

「明らかにボールを投げた直後のパサーにタックルする反則。

パスを投げた直後はタックルやブロックに対応できないため、パサーを保護する目的でこの反則がある。」

・・ということですが、実態はD#がQBがパスを投げる前にタックルに行った勢いでQBが投げた後にヒットして この反則を取られる不可抗力な事象を何度も見ている、未だ審判の主観にゆだねられる微妙な反則です。

今週のラフィング・ザ・パサー

この反則に対する、今週のSNS上での不満がこちら。

↑悪意の無い普通のタックルにしか見えなくても、ラフィング・ザ・パサーの判定を取られているわけです。

 

この判定が大問題になる理由にペナルティの重さがあります。

ペナルティが

「15ヤードの罰退(オフェンス前進)に加えて、パスが成功していればパス成功地点から15ydオフェンスが前進、失敗でも当然オートマティックファーストダウンになる」

という、試合の流れを変えるほどの重罪なのです。

 

これほど厳しい背景にはドルフィンズQB”トゥア・タゴバイロア”の2週続けて頭を強打した脳震とう問題があります。

 

しかし、これだけ厳しいと逆にフットボールの面白さを損ねます。

では、どうすれば良いのか!?

海外メディアでは以下のように対策を語っています。

ゆっくり持ち上げて、枕を用意。

さらに毛布をかけて寝かしつけてあげましょう!

 

当然、ジョークですが、過度な判定に現地でもこのぐらい皮肉ってるわけです。

今シーズン、ラフィング・ザ・パサーで勝敗が左右される事例がバンバン発生しそうな予感がします。