僕には帰る場所があるんだ

この時期の細かいニュースはプレビュー記事にまとめて書くのですが、今週はBYE WEEKでプレビュー記事が無いため、書きます。

ジェッツが今年獲得したばかりのWR”メコール・ハードマン”を古巣チーフスにトレードです。

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チーフス、トレードにてWR”メコール・ハードマン(Mecole Hardman)”を獲得。

ジェッツは今年のオフ、元チーフスのWR”メコール・ハードマン”を獲得しました。

遅れたニュースですいません。 ロジャースは待てど暮らせど一向に来ず、もう待ち飽きました。 そうしてる間に「このブログ、オフの間は大きなニュース以外は週刊でいいんじゃないか」とも

 

彼のキャリアや活躍は↑この記事を見てもらうとして、この度はチーフスがハードマンのトレードを持ち掛けてきたので、ジェッツはそれに応じました。

 

トレード内容はチーフスは2025年のドラフト6巡をジェッツに差し出し、代わりに2025年7巡とハードマンをもらい受けるという内容。

 

 

ハードマンは今年、ジェッツと1年4Mの契約を結んだものの、今シーズンは28スナップしか参加しておらず、5試合で1レシーブしかしていません。

 

もとよりジェッツは、WR”ギャレット・ウィルソン”、WR”アレン・ラザード”、WR”ランドール・コブ”など優秀なWRがひしめきあっていました。

 

だとしても、ハードマンのようなスピードのある選手をエンドランやジェットスィープなどガジェット系のプレーに使わないのか不思議でしたが、ジェッツはリターナーとして活躍したWR”ゼイビア・ギプソン”の方を起用していました。

 

そしてハードマンは、自分の起用の少なさに不満を漏らしていました。

 

そもそもFAとなったハードマンがジェッツを選んだ理由は、QB”アーロン・ロジャース”がオフェンスを率いるからであり、ロジャースが負傷で抜けたときに「ジェッツのオフェンスは混乱している。ニューヨークから離れる準備はできている」という心象が何らかの形で明らかになったそうです。

 

一方、チーフスはなぜFAで手放したハードマンをジェッツとトレードしてまで獲得したかというと、レシーバー事情が厳しいからです。

 

勝率だけ見ると絶好調に見えるも、格下のはずのジェッツやブロンコスに苦戦した試合を見ると、意外にもターゲットがいないことがわかります。

WR”マルケス=バルデス・スキャトリング”、WR”スカイ・ムーア”、WR”カダリアス・トニー”らの獲得ヤードが伸びず、パスがTE”トラビス・ケルシー”に集中しており、相手の裏をつくような爽快なロングがありません。

 

この傾向が某チーフスファンがプチ炎上した理由にもつながるのでしょう。

 

ということでジェッツは「ハードマン使えんし・・」、チーフスは「ハードマン~、カムバ~~ク」という事で利害が一致したわけですね。

 

ジェッツファンからすると「もっとハードマンを上手く使えなかったのか?」と疑問が残るのですが、このトレードにハードマン本人が喜んでいるので、ヨシとしましょう。

 

ハードマンの古巣での活躍に期待しております。