開幕前にパッツファン以外涙目
いきなり報じられたニュースでソースが乏しいのですが、一応お伝えします。
なんとブレイディの4試合出場停止が無効となる判決が出ました。
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トム・ブレイディの4試合出場停止、無効の判決
2014シーズンのAFCチャンピオンシップのコルツvsペイトリオッツ戦にて、トム・ブレイディがボールの空気圧を減らした不正に加担したとして、テッド・ウェルズ調査員の捜査により、2015シーズンの開幕戦から4試合を出場停止にするという処分が5月11日にNFLから申し渡されました。しかし、ブレイディはこれに異議申し立てを続けてきました。
先週まで地方裁判所判事”リチャード・バーマン”から和解を促す協議を続けていましたが、8月31日をもってこれが決裂。訴訟は判決による法廷闘争に持ち込まれました。
そして、なんやかんやで現地木曜日の朝に”リチャード・バーマン”から、この4試合出場停止は無効である判決が下ったのです。つまり、ブレイディはシロという判決なのです。
コレに対して、NFLが控訴するかどうかは、今のところ分かりません。
[2015/9/4 09:00追記:NFLは控訴する方針のようです]
ボールの空気抜きを指示しーの、証拠になりえる携帯はぶっこわしーの、テッド2に主演しーの、であるトム・ブレイディ。
一体、何をもって無罪なのかが分かりません。
この判事がブレイディの大ファンということもありえます。
当然、JETSをはじめとするビルズ、ドルフィンズファンからはブーイングの嵐。いや、パッツを除く31チームから非難ゴーゴーのニュースでしょう。
ブレイディがマジで開幕戦から出てくるのなら、我らAFC東のライバルはもちろん、31チーム全員の力でブレイディをボコボコにして、裁判所に代わって天罰を下しましょうぞ!!
(と、毎年こんな事を言って返り討ちにあう、予定調和の世界)
現地から失礼いたします
正直この結果に疑問を抱いているのはコミッショナーとTed Wells、あとESPNくらいなものです
私はNY在住ですが、敵地であるにもかかわらずSports Radioの反応も
「俺は心のそこからBradyが嫌いだが、この結果は当たり前だ」という反応です
管理人さんの記事にある『ボールの空気抜きを指示し』の部分ですが、
この部分の証拠をNFL側が一切提出できないのですからしょうがありません
裁判前にGodellコミッショナーは「Bradyがやったという明確な証拠がある」といっていたにもかかわらず
いざ裁判が始まったら何一つ 証拠を提出せず、それに関しての言い訳の一つも出来ませんでした
そもそもBradyに対する4ゲームsuspensionを提示した理由が
1) Not being cooperative(非協力的だから)
2) More probable than not(無罪よりは有罪に近いから)
3) Generally aware(おそらく知っていただろうから)
という裁判所からしたら噴飯ものの理由だったので、これで有罪判決を下せというほうが無理というものです
何をもっての無罪か分かりませんとありますが、簡単にいってしまえば
「証拠不十分と状況証拠の不確立」です
裁判をやるにあたって、今回のボールのPSIの不正を立証するために、前年度のボールのPSIを提出せよという要求にNFLは堪えられませんでした
理由は簡単、今まで一度も正確に測ったことがないからです、つまり基準がないのです
万が一Patriots側がボールの空気を抜いたとしたとしても、
じゃあColts側の5個のうち4個のボールが同じPSI値で減っていた理由は何?
というふうに状況証拠すら不確定であり、何一つ「Brady、およびPatriotsが指示した」という理由にはならなかったんです
これで罰則を受けるのはあまりにも理不尽だ、という理由で選手会が一丸となってBardy側についたのです
最後に、今NFLファンにとってホットなウェブサイトを紹介いたします
ttp://yourteamcheats.com/
いろいろと興味深いです、是非ごらんください
Mitchさん>
詳しい解説をありがとうございます。たしかに、やってない証拠を提示しない反面で、やった証拠も無いんですよね。
そしてボールの空気圧の基準もそもそもがあいまいなのですね。これは状況証拠でイチャモンつけたレベルなので、常識的に無罪ですね。
ヨソのチームとったらブレイディが4試合不在というだけでプレーオフ出場の可能性がグッと近くなるので、それだけで有罪を望んでますが、そうはいきません。
NFLは控訴するようで、この後、NFLが証拠を出せるのかどうかが気になるところです。
どんな事件でも証拠がなければ無罪となる訳で、レイ・ルイスが殺人罪に問われた時に関与はしたけどエルナンデスと違ってレイ・ルイスが撃った証拠がないという事で「人殺しに関与しましたごめんなさい」と謝罪をするだけで済んだのと同じです。
それに僕らも違反球を使ったらどうなるかという具体的なガイドラインを知らない訳で、実際に処分の基準も曖昧だったみたいだし、そういう甘さから見てもジョー・パターノやピート・キャロルのスキャンダルを徹底的に暴き、最多勝コーチの名を残しながらこの世を去ったパターノの死後でもタイトル剥奪及び記録抹消という処分を下したNCAAの方が(こちらも色々問題はありますが)組織としてよっぽどまともですね。
YM5さん>
証拠が無くて無罪なんですが、「証拠隠滅したら無罪」という所に疑問を抱きます。
証拠の提示を拒否し続けたら勝ちという所に焦点が集まるかと思いますね。
NFLが裁判で負けたとしても、今度は空気圧のルールがすごく厳格になり、チームにとったらやりにくい事になるのは間違いないでしょう。
ブレイディの出場停止処分が無効になり、パッツファンとしてはうれしい限りです。
パッツファンは重過ぎると主張し、アンチパッツファンは軽いと主張していたので、
NFLファンの心情を基準にするなら妥当なのかと、受け入れて新シーズンと思っていました。
上訴するので確定ではないですが、リーグ側にとっては最悪の司法判断になってしまいましたね。
捜査に非協力的であったという理由で1試合の出場停止であればブレイディは受け入れる用意があったとの報道もありましたので、うまく処分を調整できれば、すでにクラフトオーナーが嫌々ながら処分を受け入れていたので、
リーグの傷口を小さいままにこの問題をうまく終わらせることができたと思うのですが・・・・。
さて、今日のプレシーズンで終われば、いよいよ開幕です。
今シーズンもJET狂さんの更新を楽しみにしてます。
ガストンさん>
そうなんですよ。1試合停止を受け入れて和解する譲歩案があったのですが、これが決裂したので法廷闘争と化したのです。
結局、1試合停止どころか無罪なので、ブレイディ側としては相手が譲歩してくれなくて正解でした。
さて、おっしゃるとおり開幕すれば毎週ブログを更新の時期に突入です。
私がこんなに頑張ってるのに、なんでJETSは嫌われてるの??
私はペイトリオッツのファンですし、ブレイディも応援しています。
なので、今回のことも穏便に済めばいいなぁと思ってます。
少なくとも、チームとしてのペナルティは受け入れたので、ブレイディ個人にまで責任追及するのは酷ということかなと感じております。実際に空気を抜いた当事者がゲロしたとか、明確な証拠が出たのなら別ですが….。
ただ、ペイトリオッツ的には、ガロッポロの成長機会を失ったという意味で、あまり歓迎できない結果かもと思ってます。
ベリチックはあと10年は闘えるかもしれませんが、ブレイディの後継者は切実な問題になるかもと。
ねくすとさん>
ブレイディの無効処分はパッツファンには朗報ですが、個人的にブレイディうんぬんよりガロポロの先発にも興味がありました。
現実的にブレイディに残された時間は少なく、ブレイディ以外でもパッツは王朝を維持できるのかどうかを占うところだったので、「ブレイディ出るな」という気持ちより「未来のパッツ」を見たい気持ちでした。
ある意味で大事な機会を失ったのかもしれませんね。
はじめまして。いつも楽しく拝見しています。
ブレイディの話ではないのですがエネムパリ君カットされてしまいましたね。
個人的にweek17でジーノが彼のパスラッシュにどういった対応をするのか楽しみにしていました。
まさかのpats入りなんてないですよね?
待ちガイルさん>
あら、アゴ砕きの張本人がカットされましたか。やはり性格の問題をカバーするほどの実力はないようです。
私もジーノがもし復帰したら対決になるかと思っていましたが、それもかなわず。
性格の問題以上に名前の呼びにくさで再就職は難しいでしょう。
はじめまして、ブレイディが好きでないNFLファンです。
今回の判定はブレイディは黒ではないであって、シロであるとは判定されていないと思います。
この件はまだどうなるかわからないでしょう。
WIZ_SNOWBALlさん>
はじめまして。ご拝読ありがとうございます。
シロであったとしても証拠隠滅をはかった事が非情に気になります。携帯に浮気現場の写真でも入っていたのでしょうか?
ブレイディには何かやましい部分があることはたしかな気がします。
今後の裁判の行方も気になるところです。