ロジャースの記録 vs プレーオフ進出

プレビューでもお伝えしたとおり、QB”アーロン・ロジャース”のレギュラーシーズンでのキャリア通算TDパスは499回。

前試合では0TDであり、瀬戸際の最終戦でNFL史上5人目となるキャリア通算レギュラーシーズン500TDパスの記録達成に臨むことになりました。

 

一方、ドルフィンズはジェッツに勝利し、チーフスvsブロンコス戦にてチーフスが勝利すれば奇跡の逆転プレーオフ出場となります。

それぞれの思惑が交錯する最終戦、勝つのはどっちだ!?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ドルフィンズ

6

0

0

14

20

ジェッツ

0

15

3

14

32

オフェンス

アーロン・ロジャース、最悪のスタートを立て直しキャリア500TDパスを達成!

ロジャースの記録を賭けた決戦でしたが、序盤のロジャースはボロボロ。

ファーストプレーで不幸にもインターセプト献上。

 

チェックダウンに投げまくり前進しないわ、頼みのRB”ブリース・ホール”も落球するわで役に立たぬ!

 

さらにトリックプレーも大失敗!

奇策の失敗ほど、恥ずかしいもの無し!

 

3凡パントを繰り返す無抵抗のジェッツに

「ああ・・これは記録を達成せずにロジャースのキャリア終わりそう・・」

と思った矢先、第2Qの途中から流れが変わります。

 

ロジャースのミドルパスがディフェンスを見極めたように通りだします。

WR”ギャレット・ウィルソン”の個人技でディフェンスを抜いてレッドゾーンへ侵入。

 

そして、その時が来た!

 

TE”タイラー・コンクリン”へTDパスをヒット!

 

NFL史上5人目、通算500TDパスおめ!
ヘ(゜∀゜*)ノ

 

さらに仲良しのWR”アレン・ラザード”へもTDパスをヒット!

 

第4Qには生涯の相棒WR”ダバンテ・アダムス”、さらにRB”ブリース・ホール”へもTDパスを決めて結果、通算503TDパスを記録しました。

 

この試合のロジャースのスタッツは、パス23/36回274yd獲得、4TD、1INT。

 

レシーブでは今日もギリギリレシーブをみせたWR”ダバンテ・アダムス”が6レシーブ88yd獲得・1TDの活躍でしたが、個人的には肝心なところでワイドオープンとなりレシーブしてくれるWR”アレン・ラザード”の存在が大きいと思います。

 

来シーズン、ロジャースがいなくなったらロジャース絡みで雇ったこの二人もいなくなるんだろうなぁ・・と思うと来シーズンもロジャース続投を考えてしまいますね。

(´・ω・`)

ディフェンス

タイラー・ハントリーの計算だったのか?

ジェッツはCB”ソース・ガードナー”が試合直前にIR入りして欠場。

 

一方ドルフィンズは、予定通りQB”トゥア・タゴバイロア”が欠場し、代役はまたもQB”タイラー・ハントリー”。

パスは鋭く足も速いし、悪いQBじゃないのですが、途中から雑になり良い状態が長続きしない。いわば安定性が無い人です。

 

おかげさまでS”アシュティン・デービス”が2INTを稼ぎました。

 

さらにジェッツディフェンスは2INTと2ファンブルリカバーの計4ターンオーバーを奪って勝利に貢献。

サック数も4サックと珍しく稼ぎました。

 

しかしながら今日のスコアを見て気づいたのが、ドルフィンズの得点が前半に2回のFGで6点、後半に2TDで14点で合計20点というスコア。

これは前試合のブラウンズ戦と同じなのです。

( ̄Д ̄;;

 

これで思い出したのがハントリー君のレイブンズ時代の記事。

どぉぉいう事なんだ~ ワイルドカードプレーオフ第5戦は、同地区レイブンズvsベンガルズの因縁の対決。 しかも、レギュラーシーズンの最終週でも対戦しており、同カードの2連戦となり

 

ハントリー君は2022年のレイブンズ時代にQB”ラマー・ジャクソン”の代役でレギュラーシーズン5試合、プレーオフ1試合に出場していますが、17点以上得点できませんでした。

いや、「しませんでした」と言うのが正しいのかも。

 

たとえ大事なプレーオフで敵陣1ydまで進んだとしても、17点以上取りたくない(?)のでファンブルロストする凄いクセを見せてファンに衝撃を与えた事は記憶に新しいでしょう。

彼は突発的に型にはめたい自分ルールでも作るのでしょうか?

 

つまりジェッツのディフェンスは、実はハントリー君の掌の上で踊らされていたのです

( ・`Д・´)+キリッ

※今日はマジメに書く気なし!

スペシャルチーム

またキッカーが変わる

最終戦でジェッツデビューとなったキッカーは”グレッグ・ジョセフ”(Greg Joseph)。

2021年から2023年までバイキングスの試合に全て出ており、それ以降はジャイアンツ、ワシントンを経てジェッツと契約しました。

 

短いFGを1本とエクストラポイントの3本全てのキックを決めて勝利に貢献しています。

しかし、過去の記録を見ると50yd以上が入りにくいようで、来シーズンもジェッツにいるか定かでありません。

総評

QB“アーロン・ロジャース”のラストマッチ(仮)は見事に勝利、念願の史上5人目となるレギュラーシーズン通算500TDパスを達成しました。

 

ここで気になるのが500TDパスを達成した他の人なのですが、以下となります。

トム・ブレイディ(649)

ドリュー・ブリーズ(571)

ペイトン・マニング(539)

ブレット・ファーヴ(508)

アーロン・ロジャース(503)

 

ブレイディ様 649回!

!∑(゜ Д゜)

 

さすがにロジャースに600回オーバーは無理だとしても来シーズンも先発で出られるならファーブ越えは可能でしょう。

しかしながら現在、ロジャースが引退するか続投するか去就は不明です。

 

個人的にはネトフリでロジャースのドキュメンタリー「エニグマなる者」を見てロジャースの事を少しは理解できたつもりなので、ジェッツでもジェッツで無くても現役を続行して欲しいと思います。

(※エニグマなる者 の感想文に関して、書くか書かくまいか考え中)

 

 

一方、敗北してプレーオフを逃したドルフィンズですが、そもそもチーフス vs ブロンコスの決戦でブロンコスが勝利したため、ドルフィンズがジェッツに勝利していてもプレーオフ出場はありませんでした。

 

ブロンコスは王者チーフスを撃破したのですが、そのスコアが・・・

0-38

( ̄Д ̄;;

 

チーフスは既に第一シードを決めているのでマホームズやその他主力が全員欠場だったのです。

チーム都合だったとしても、これほどの大差で完封負けだと観戦に来たファンの気持ちはどうなのでしょ。私ならチーフスにガッカリです。

(ジェッツも昔、コルツが手抜きしたおかげでプレーオフに行けた過去があるので大きな声で言えませんけど)

 

ということでジェッツの2024年シーズンは完全終了。

これからジェッツはHC探しから始まるチーム再建に忙しい時期に入りますが、ファンは純粋にプレーオフを楽しみましょ。

 

ジェッツファンの方々、改めて2024年シーズン、

お疲れさまでした!