アンドリュ~~ス!

ディビジョナルプレーオフ最後の試合は、好カードが実現。

昨シーズン、チャンピオンシップでチーフスに敗れスーパーボウル進出を阻まれたレイブンズと、3度もプレーオフでチーフスに敗れているビルズが、チーフスへのリベンジマッチのチケットを巡って激突です。

 

会場はビルズが誇る魔境、ハイマーク・スタジアム。

ここの天候の悪さはリーグ1,2位を争いジェッツも何度泣かされたか。

 

キングヘンリーという強力な武器を手に入れたレイブンズは、果たしてこの試練に打ち勝つことができるのか!?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

レイブンズ

7

3

9

6

25

ビルズ

7

14

0

6

27

総評

前半、手がボールにつかぬレイブンズ

ハイマーク・スタジアムは氷点下9度の極寒地獄。

 

しかし、今年も応援にやってきた”ライアン・フィッツパトリック”おじさんは裸で鼓舞する!

おじさんは上半身、ゆるキャラは下半身丸出し!どっちもモジャモジャ。

 

さらに、ビルズには”マック・ホリンズ”というアホなレシーバーがいて、裸足と海水浴の格好で会場入りしました。

 

ビルズって、こんな人ばっかりか。

 

 

それはさておき試合は両者、ファーストドライブをTDで終わらせるも寒さと雪に苦戦したのはレイブンズの面々。

普段なら取れてるボールを落すわパスが合わないわで、この季節のビルズホームの洗礼を受けます。

(余談ですが、そういえばレイブンズって昔、試合前にラグビーボールでキャッチ練習したせいで試合で落球連発したアホみたいな事件があった気が・・・)

 

レイブンズQB”ラマー・ジャクソン”はインターセプトされるわ、スナップミスをせっかくカバーしたのに強引に前進しようとしてファンブルするなどミスが続発しました。

 

慣れた環境でミスのなくスムーズにプレーするビルズに比べて、レイブンズは手にボールが付いていない感がありました。

 

あと長年ビルズでプレーし、今シーズンからレイブンズに移籍したCB”トレデビウス・ホワイト”が重要な3rdDownでインターフェアをやらかして、結果ビルズのTDに繋がったのがなんとも・・

アリエナイ話ですがトロイの木馬を思い出しました。

(´д`lll)

 

そして前半は 10-21 とビルズが2ポゼッション差リードで折り返します。

2ポイントが響きまくる後半

前半は地の利でリードを奪ったビルズでしたが、レイブンズがこのままで終わるハズがなくFGにより 13-21 の8点差。

 

さらにRB”デリック・ヘンリー”を多用したドライブでTDを決めて19-21。

 

当然、同点にするため2ポイントを狙うも失敗。

 

逃げるビルズはK”タイラーバス”が51ydのFGを決めて19-24の5点差。

 

レイブンズはTDを奪えば逆転となるドライブ。ポンポンと進みレイブンズがリズムを掴んで逆転するのも時間の問題と思われたその時・・・

アンドリュ~~ス!!

!∑(゜ Д゜)

 

TE“マーク・アンドリュース”が突如のファンブルロスト!!

第4Qの残り8分。追う立場でこのターンオーバーは痛すぎる!!

(つ∀`*)アイタ~!

 

しかし、スローで見るとビルズのLB”テレル・バーナード”が的確にボールにパンチしてるんですよ。

とはいえ、ここはしっかりボールを守るべきだった・・

 

 

このターンオーバーをビルズはFGに繋げて19-27!

レイブンズも負けてはいない!残り2分切ったところでレッドゾーン付近まで侵入し、TDパスをヒット!

 

3メンラッシュなのでボールの保持時間がメッチャ長い。ビルズは1発タッチダウンを恐れて引きすぎたのがアダとなった!

25-27で当然、レイブンズはここで2ポイントを決めねばほぼ負けである。

 

生死を賭けた2ポイントコンバージョン!

TE”マーク・アンドリュース”が空いている!投げたパスは・・・・

落球~~~

アンドリュ~~ス!

イヤァ━━ヽ(゚Д゚)ノ━━ン!!

 

これ別の角度から見ても、1回手元に入ってるのよね・・・

 

責めるのは可哀想なんだけど、2度の落球が敗因に直接つながっているので、擁護が難しいのであります。

ケルシーなら取れていた、キトルなら取れていた、ザック・アーツも取れていた、ラポルタも取れていた・・

今シーズンのTEでのタッチダウン数No1であるアンドリュースのミスが勝負を決めてしまうとは、なんて骨体。

 

という事で、ビルズがオンサイドキックをカバーし逃げきって勝利!

チーフスの待つチャンピオンシップにコマを進めました。

 

春日の呪いなんて関係ない!次も勝つんだビルズ!!

今回はどうなる? オードリーのNFL倶楽部にてワイルドカードの結果が放送されました。 これにともなって、またも春日が動きました。

 

勝利したQB”ジョシュ・アレン”のスタッツはパス16/22回126yd獲得、0TD、0INT。

ランで10回20yd、2TD。

予想以上に獲得ヤードが少ないのですが、ここぞのTDラン2発が効いています。

 

ランがエースRB”ジェームス・クック”の67ydを筆頭に4人でそこそこ走って合計147yd。チームトータルで273ydであり、ランもパスもレイブンズをはるかに下回る数値でした。

 

他の試合と同様に明暗を分けたのがターンオーバー。ビルズが0回に対してレイブンズが3回。ターンオーバーがいかに重要か改めて痛感するプレーオフです。

かつ、ビルズの反則が1回10yd罰退に対して、レイブンズが5回43yd罰退というのも敗因でしょう。

 

 

敗れたレイブンズQB”ラマー・ジャクソン”のスタッツはパス18/25回yd獲得、2TD、1INT。

ランで6回50yd。

RB”デリック・ヘンリー”はラン16回84yd獲得、1TDの成績。

 

WR”ゼイ・フラワーズ”がまたも欠場でしたが、WR”ラショド・ベイトマン”が成長してカバー。

もしもフラワーズが出場していたら、もっと別の展開になっていたかと思うと残念でしょう。

1発勝負のプレーオフで勝つには様々な要素が必要です。