ディフェンス

大きな敗因はRB#24″ライアン・マシューズ”とRB#43″ダレン・スプロールズ”の元チャージャーズのRBコンビのランが止めれない事でした。
この2人のランにD#が次々とタックルミスをするシーンには、唖然とします。一体、昨シーズンまで鉄壁のランD#はどこへ行ったのか??

しかし、第2Qで21点取られたのは、O#のターンオーバー献上とスプロールズのパントリターンTDであり、D#自体は悪くありません。

 

QB#07″サム・ブラッドフォード”をパス14/28回118yd獲得、1TDと抑えており、後半は無失点です。
DBで光ったのがCB#31″アントニオ・クロマティ”。3回ぐらいパスカットし、健在である事を見せてくれました。

しかしながら、パスラッシュはQB#07″サム・ブラッドフォード”のパスミスを誘発したとはいえ、サック1回というのは物足りないですね。

 

後半は無失点に抑えたD#ですが、試合にトドメを差したのもD#でした。
7点差を追いかけ残り時間1:12でタイムアウト0。イーグルス3rdDown-6yd。
ここでイーグルスは反則を連発し、ズルズルと下がり、3rdDown-16yd となります。つまり、ほぼ裏をかいたパスの可能性は無くなりランで時間を潰すしかないので、JETSに最後のO#が約30秒まわってくるハズでした。

そこでまたも反則がコール!!全世界のJETSファンは「イーグルス!3回連続目かよ!!JETSの勝利フラグか!?」と思っていたら、なんとOLB#98″クイントン・コプルス”のイリーガル・ユース・オブ・ハンズ でオートマティック1StDown。
ラストチャンスが来る前に自滅で試合終了となりました。

まぁ、それまで散々にD#の頑張りでO#にチャンスを与えたのに、ターンオーバーするO#の方が悪いのですが、この結末は無いでしょう。

 

スペシャルチーム

良かったのは、WR#11″ジェレミー・カーリー”のパントリターンの良さと、フォーク様の53ydのFG成功。
外したら敗北決定の緊迫するシーンほど、長距離だろうが確実に決めるフォーク様。第4Qの10点差を追いかけるシーンで、何の問題もなく決めて1ポゼッション差に詰めました。

STの最悪プレーはやはりパントリターンでRB#43″ダレン・スプロールズ”に全員抜かれて、89ydのリターンTDを許すところ。
リプレーで見てもフィールド右端に追い込んで、ほぼ直線しか走っていないのに、面白いようにタックルミスをして誰も捕まえれない。某アメフトアニメのオープニングかと思いましたよ。

 

総評

デッカー、アイボリー等のO#の主力の欠場が響きました。リーヴィスもハムストリングをまた痛めたらしく、最後のD#には出ておりません。

後半は無失点ながらも、第2Qの大量失点をそのまま引きずって敗北。これがモメンタムというやつで、どのチームにもこのような事はありえるでしょう。その後、立て直してシャットアウトできた事を評価すべきかと思います。

 

しかしながら、第4Qの終盤にD#の踏ん張りでO#へ再三チャンスをまわすのにターンオーバーで潰す不幸な展開は、昨シーズンまでのJETSに逆戻りです。

イーグルスとはレギュラーシーズンでの対戦が4年に1回ながら、「JETSはイーグルスに勝てないなぁ」と思っていたら、他のイーグルスファンさんからの話によると、イーグルスはJETSには無敗とのこと。この試合も何か見えざる手に動かされた感があります。

 

ポジティブに考えると、コルツに負けるよりNFCのイーグルスに負けるほうがタイブレークでは一番傷が浅く、弱点を本気で見直す良い機会。次のドルフィンズとのロンドン決戦の方が、パッツを追いかけるために負けられない戦いです。

 

と、強がりを言いつつも、開幕3連勝はして欲しかった!あんまりプレビューで楽観的な事を書きすぎると死亡フラグが立つ気がしますな。。