第3Q
後半はチーフスからのオフェンスなのだが、やはりマホームズはイーグルスのパスラッシュに捕まり、2連続でサックを喰らいパントとなる。
THE EAGLES ARE RELENTLESS
5th sack on Patrick Mahomes early in Q3 #PHIvsKC https://t.co/vXDsKz8Dpj
— Bodog (@BodogCA) February 10, 2025
やはり両エッジの圧力にタックルが全く対処できず、さすがのマホームズもこれだけ早いスピードで挟まれると逃げ場がなくジャンククラッシュ状態。
長いハーフタイムでアジャストしなければならないオフェンスの1発目がコレというのは、チーフスは「対策が無い」と言ってるようなもの。
対してイーグルスのオフェンスは、チーフスディフェンスがバークリーのランストップに注力しすぎたせいか、ハーツのランが生きる!
前が空いたら走りこむQBランに対応できずレッドゾーン付近まで進まれ、バークリーのレシーブで敵陣4yd。チーフスまたも大ピンチ。
DT”クリス・ジョーンズ”が足を痛めたような映像も出るし、もうチーフスのベンチはお通夜のように静まり返る。
ここはイーグルスをフィールドゴールに抑えるも、このドライブで7分以上使っており、チーフスにとって大きく時間を失う致命的なドライブとなった。
KC 0-27 PHI
なんとかタッチダウンを決めて反撃への糸口を掴みたいチーフス。
初めてTE”トラビス・ケルシー”がレシーブするも、ギャンブルはCB”アボンテ・マドックス”のパスカットにより失敗しターンオーバー。
(・ω・)/
返しのイーグルスのオフェンス、チーフスも観客も「イーグルスはもうランで時間を潰すだけ」と思うのは必然だったが、イーグルスはここで死体蹴りとなるWR”デボンタ・スミス”へのロングパスタッチダウンを決める!
JALEN TO DEVONTA DEEP TOUCHDOWN!
: #SBLIX on FOX
: Tubi + NFL app pic.twitter.com/OTFwM3v8Fb— NFL (@NFL) February 10, 2025
イーグルスHC”ニック・シリアニ”とOC”ケレン・ムーア”は、この会心の一撃に腕をクロスさせるコーチセレブレーションを披露。
チーフスDC”スティーブ・スパグニョーロ”はアンビリーバボーな表情。
スラムダンクの安西先生似でおなじみチーフスHC”アンディ・リード”は、「あきらめたら試合終了だよ」とは言いそうに無いこの表情。
KC 0-34 PHI
チーフス、WR”ゼイビア・ワーシー”にタッチダウンパスを決めて完封負けをなんとか阻止!
チッ(・д・)
2ポイントは失敗
KC 6-34 PHI
第4Q
もはや勝負は決まったも同然の第4Q。
サイドラインでは、DT”チャールズ・オメニフ”が号泣し、コーチが慰める。
去年、リング取ってるからいいやん。
チッ(・д・)
そのくらいで泣いてたら、ジェッツファンは涙なんか枯れはててるわ。
チーフスはTDを決めて追いすがるも、マホームズがファンブルロストでターンオーバー。
STRIP SACK AND EAGLES GET THE BALL BACK
(via @NFL)pic.twitter.com/6kAsrGc2dZ
— B/R Gridiron (@brgridiron) February 10, 2025
チーフス、OLが3人ホールディングしても止めれない!
あのマホームズがこれほど上手くいかない時があっただろうか。
サイドラインでカメラと目があった瞬間に、この笑顔。もう笑うしかないという心境だろう。
イーグルスはフィールドゴール2本で40点の大台にのせ、後はQBを元ピッツバーグの星”ケニー・ピケット”に交代しRBへハンドオフして時間を潰すのみ。
これはチーフス屈辱。
チーフスは2ミニッツに前にWR”ディアンドレ・ホプキンス”へ記念のTDパスを通し、さらに2ミニッツ後に1発タッチダウンを決めるも、出来ることはレーティングとスコアのメンツを保つのみ。
THIS MAHOMES THROW WAS ABSOLUTELY RIDICULOUS.
65+ YARDS IN THE AIR IN THE PERFECT SPOT.
It was not talked about enough.pic.twitter.com/s8kaGrpnms
— MLFootball (@_MLFootball) February 10, 2025
なんやかんやで最終スコアは・・
KC 22-40 PHI
点数以上に内容はイーグルスの圧勝、チーフスの史上初の3連覇は夢に終わりました。
\(^o^)/オワタ
賭けの対象になっているゲータレートシャワーの色。今回は黄色でした。
The moment it became real pic.twitter.com/Oxej0BaQlt
— Philadelphia Eagles (@Eagles) February 10, 2025
黄色い液体、ぶっかけぶっかけ!
MVPはQB”ジェイレン・ハーツ”、2年前のリベンジを圧倒的な力で成し遂げる!
正直、MVPはディフェンスだと思うのだが、一人に絞れないので無難にハーツになったのだと思われる。
元ジェッツのドラ1OL”メカイ・ベクトン”がイーグルスに移籍するやいなやスーパーボウルを制覇。
ジェッツ時代はLTで、キャンプの負傷で1年間休場などパフォーマンスや評価は低かったのですが、私は小突いただけでディフェンスを倒す超パワーを持つベクトンを手放すのはもったいないと思っていました。
イーグルスではRGでの起用があたり、見事スーパーボウルで活躍。
やはり私の見立ては正しかったのだ。ありがとうベクトン。
( ・`Д・´)+キリッ
パンターの”ブランデン・マン”もジェッツがドラフトしたパンターで、この試合は2本のパントを敵陣20yd内に落とす活躍を見せています。
あと、LB”ブライス・ハフ”もジェッツからイーグルに移籍したのですが、スーパーボウルではスタッツに残る成績はあげていません。
何にしろ、元ジェッツあっての勝利なのさ!
( ゚∀゚)o彡゜
次のページで総評です
[次のページへ続く]
仰っしゃる通りハーフタイム明けの無策っぷりには、開いた口がふさがりませんでした。
次にやったのが、ドロップバックじゃなく横に行ってみる。即座に対応されてたし、そんなんで解決するわけないやん!(笑
もっとスクリーンやらエンドランやら入れるのかと思ったら、同じように捕まってましたね。
リードはスーパーボウル本番までニューオリンズの観光でもしてたのでしょうか。
やった!嬉しい!イーグルスが2度目の頂点に立てました。
勝因は各所およびJETS狂様の分析通りで、攻守にライン戦で圧倒するというアメフトの基本に加え、その他の選手も個の能力を要所要所に発揮するという、「誰をMVPにすべきか絞り切れない」試合でした。
マホームズの怖さは最終盤まで感じられ、シャワーを浴びせるのは早いんじゃないかと不安になりましたが、試合を通じて4thDownギャンブルを余り仕掛けてこなかったのが助かったという印象でした。マホームズでさえ3連覇は難しいんですねぇ。
KCは接戦でしか勝てない(=圧倒的な力がある訳じゃない)とも言われていましたが、それでも前評判は高く、PHIが勝てるならバークリーが200yd走れた時だけじゃないかと思っていました。大きな花火(ホームラン)はなく、試合としては地味だったと思いますが、それでもこんなに面白いなんて!
今季はDAZNが心を入れ替えたか、一般DAZN民も毎週数試合は見ることが出来ましたし、PSは全試合日本語で堪能出来たのが良かったです。
最後にJETS狂様、今季も素晴らしい面白い記事を沢山ありがとうございました。来年もどうぞ宜しくお願いいたします。またJETSの躍進を祈念しております。SBでPHIvsNYJとなりますように。
スーパーボウルで天敵イーグルスと戦うのは夢ですね。
まぁイーグルスが行けてもジェッツがねぇ。。
ジェッツ狂さんの過去記事のお陰で私もD-Fenceにてリアルタイム視聴でき、朝8時からビールを楽しく飲めました!
来年はもっと美味しく飲めると良いなぁ
平日早朝、出勤サラリーマンを横目にスポーツバーに行き飲むビールの味は格別ですね。
推しチームがスーパーボウルで勝てばもっとおいしいのでしょう。
頼むぞ来シーズン!
マホームズ持ちすぎだよね
チーフスは自分たちがやりたいことをイーグルスにやられたのかな
あと、マホームズとケルシーは全盛期のブレイディとグロンコウスキーみたいな困ったときは相手が分かっててもこのホットラインは絶対みたいなのは無かったのは残念だった
持ちすぎても逃げ回って通すなりスクランブルで行けるのがマホームズでしたが、なんせ両タックルが仕事をしない。
イーグルスもケルシーをかなり警戒しての結果でしょう。
アメフトに無敵はありませんでした。
イーグルスは両エッジがもの足りないという話を聞いていたが、それを覆すような大爆発が勝因といえる
そういえば以前、ベンガルズがマホームズ対策でダウンフィールドを8人で固めてうまくいったことを思い出した
春日の呪いは生きているのでは?
バークリーの見所が全くなかったからw
なお、ピケットはピッツバーグの星ではありません!
顔も見たくないぐらいの大ハズレ、1巡に値しない!
(できれば訂正してほしいぐらい…)
なるほど。バークリー不発はチーフスディフェンスで無く、春日の呪いだったという解釈はできますね。
ピケット君は地元から排出された(元)ピッツバークの星としてSBリングも頂いて輝き続けます。
全く予想外の結果でしたが、終わってみれば必然にも思える、そんな試合でした。
イーグルスはDLの活躍はもちろん、ハーツが序盤から3rdダウンのパスを次々と決めたのが大きかったですね。それがマホームズの焦りにつながったと思います。
チーフスも無敵ではないことが明らかになりましたが、あんな強力Dはめったにないので、来期は何事も無かったかのように勝ちまくると予想しますが、どうなるでしょうか?
初めまして テリーブラッドショーでもできなかった3連覇期待したのですが・・・当時はフランコハリスRBもいたのですが、Pitt3年目はそもそもSBにでれなかった。ある意味チーフス凄いです。4Q最後の方は、イーグルスのラッシュを外に行かせないようにできていたように見えた、もっと早くですよね。ところで来年は60回、タック牧田さんは、お元気なのでしょうか
Jets狂さん、大ボリュームのレビューをありがとうございました。
接戦、熱戦を期待していたので、面白くなくなり集中して視聴できなかった穴を埋めていただけました、感謝。
内容的にはイーグルスの強さ、作戦の巧みさに脱帽。
バークリーのランを囮にして攻めてくる可能性は事前に頭をよぎらんでもなかったですが、まさかここまでハーツの力を信じたオフェンスでくるとは。
スパグニューロの守備も面食らってる感じでしたね。(それでもかなり適応してきてた)
チーフスのオフェンスは無策というか、ライン戦でここまで負けるとはどうしようもなかったんでしょうね…
リードコーチの工夫不足を指摘されてる方が多いですが、確かに一理あるけどライン戦対策以外の準備をしちゃってたんでしょうね…
リードコーチは色々考えられる天才ゆえに複雑にしすぎて失敗するパターンがおありです。
それは自覚しているからこその二連覇だった。
ここ三年間の勝利は、マホームズを助ける=QBフレンドリーなプレー構築は捨てる、マホームズの能力をある程度前提というか能力に頼った上での工夫をしていました。
オフェンスラインについては、最低限もつようにロスター構築段階で勝負しておく戦略だった。
だからプレーコール的にはマホームズが活躍できる(オフェンスラインは崩れるとしてもマホームズが逃げる時間くらいはある前提)ことをアテにしていた。
これは結果論的には批判の対象になりますが、これを軸にしていたからこその接戦で競り勝つチーフスだったので、試合展開的にこの結末は仕方なかったかなと。
アメフトの難しさそのものですね。
全てを網羅したプレーコール、ゲームプランは存在しませんから。
イーグルスの強さはコーチやQBが変わった中での10年で二度目のスーパーボウル制覇なので、ローズGMが素晴らしい、戦略レベルでの強さが光りますね。
ジャイアンツの無能も助けになりました。笑笑
イーグルス、スーパーボウル制覇おめでとう^_^序盤あれだけの大量失点では流石に挽回するのは無理のようですね!(◎_◎;)