よもやよもやの大接戦

今年の新生ジェッツ(もう飽きた)の開幕戦の相手は、20年近く負け越しシーズンが無い鉄の軍団スティーラーズ。

 

なんと、昨年のジェッツの開幕先発QB”アーロン・ロジャース”がスティーラーズの開幕先発、昨年のスティーラーズの開幕先発QB”ジャスティン・フィールズ”がジェッツの開幕先発という、奇妙な組み合わせでの対戦となりました。

 

果たしてジェッツはこの難敵を撃破して新たな一歩を踏み出せるのか?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

  1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
スティーラーズ 7 10 0 17 34
ジェッツ 9 10 7 6 32

オフェンス

フィールズ、ロングパス投げれるやん

この試合で驚いたのが、プレシーズンであれほどパスが下手だったフィールズがミドルはおろか、正確なロングパスを投げた事です。

 

ラン中心のオフェンスで釣っておいて、WR”ギャレット・ウィルソン”へのロングのタッチダウンパスは最高のタイミングと精度でした。

 

これ以外にも3rdDownの窮地にTE”ジェレミー・ロッカート”やTE”メイソン・テイラー”へ絶妙なパスを決めます。

 

プレシーズンであえて下手なショートパスしか投げなかったのは演技だったのか・・

とにかくプレシーズンとは別の人間でした。

 

ただ、気になるのはラン主体とはいえターゲットがほぼWR”ギャレット・ウィルソン”かチェックダウンのRB”ブリース・ホール”に偏った事です。

 

WR”アレン・ラザード”が急遽、欠場となった影響もありますが、頼れるWRが少ない事は否めません。

 

 

フィールズのスタッツは、パス16/22回218yd獲得、1TD。

ランで12キャリー48yd獲得、2TDの計3TDの活躍です。

 

特筆すべきはスティーラーズ相手に、被サック1回、被プレッシャー6回というOLの堅牢さです。

ドラ1のRTアルマード・メンブーが凄すぎた

フィールズがパスorスクランブルの判断する時間を作れたのはOLのおかげ。

RG”アライジャ・ベラタッカー”が急遽抜けてサック祭りになるかと思っていたら、心配無用でした。

 

その中でも今年のドラ1であるRT”アルマード・メンブー”のパフォーマンスが話題になりました。

 

以下のシーンではリーグ屈指のパスラッシャー”T.J・ワット”をタイマンで倒してます。

 

フィールズのTDランでもこのとおり、ワットがひっくり返る超パワーです。

 

 

なんと26回のパスプロで彼は被0サックどころか被QBプレッシャー0回。ランブロックでもRB”ブリース・ホール”に大きく貢献しています。

 

おかげで昨シーズンは不振だったRB”ブリース・ホール”が19キャリー107yd獲得の活躍でした。

 

オフェンス死亡のはずだったジェッツがスティーラーズ相手に32得点。

しかもスティーラーズのターンオーバーは0回なので、すべて自陣から始まる純粋なオフェンス力での得点です。

 

この試合でジェッツの前半のパントが0回だったのですが、これは1991年ぶりとのこと。

これはプレーオフの兆しか・・・

 

しかし、結果は残念ながら敗北。スティーラーズに移籍したCB”ジェイレン・ラムジー”が仕事していました。

 

[追記1]

あとで動画見たら、ラムジーはメチャメチャ ラフプレーやってました。

許すまじ。。

 

[追記2]

メンブーの活躍、拡大まとめ版

ディフェンス

CBブランドン・スティーブンスが穴

ライオンズに移籍したCB”D.J・リード”の穴を埋めるべくFAで獲得した元レイブンズのCB”ブランドン・スティーブンス”がウィークポイントとなりました。

 

ロジャースに7回もマッチアップを狙われ、5回のレシーブ60yd損失、1TDパスを許しました。

インターフェアもやらかして、足を引っ張りまくり。

 

以下のシーンではつまづいたせいで、TDパスを許しています。

 

逆サイドのCB”ソース・ガードナー”は元チームメイトだっただけに警戒したのでしょう。

 

ガードナーはWR”D.K・メットカーフ”へのパスをカットし、2タックル、2パスディフェンスの活躍をみせましたが、私の記憶ではほぼ画面に映ってませんでした。

これぞシャットダウンコーナー。

 

ロジャースのスタッツはパス22/30回244yd獲得、4TD、0INTと好調な滑り出し。

これもジェッツでの経験があってこそでしょう。

パスラッシュは好調なスタート

パスラッシュでは、ロジャースに対して4サック、26QBプレッシャーを記録。

 

中でも元ドラ1のDE”ウィル・マクドナルド4世”が2サック、3QBヒットを記録し活躍しています。

 

しかしながらランを53ydに抑えるも、肝心なところでパスを通され失点につながりました。

スペシャルチーム

致命的ファンブルロスト

あらゆるスタッツでジェッツが上であり勝てた試合でしたが、スペシャルチームのミスが勝敗を左右しました。

 

致命傷になったのが、第4QにてWR”シャビエル・ギプソン”のリターンでのファンブルロスト。

 

 

第4Qにタッチダウンを決められ、24-26。そしてこのターンオーバーでもタッチダウンを奪われて 31-26 と差を広げられました。

キッカーの差

この後、ジェッツはタッチダウンを返して2ポイントは失敗するも、31-32 で1点リード。

 

残り1分でスティーラーズは敵陣42ydで4thDownとなり、60ydのフィールドゴールトライになります。

 

「60yd なんて入るかい、勝った!」と思ったら、スティーラーズK”クリス・ボスウェル”が余裕のど真ん中に決めちゃいます。

 

70ydでも入っちゃいそう。こんなの決められたら文句はありません。

 

 

ちなみにフォーク様は、51ydのFGを決めるもエクストラポイントを外しました。

しかし、これがスティーラーズの反則となったので、蹴り直しせず2ポイントを狙って失敗。

その後も失った1点を取り返すべく、2ポイントコンバージョンに挑んだため、いびつなスコアになったわけです。

 

ここで欲張らず蹴りなおしておけば、勝敗が違ったかもしれません。

総評

まっ、負けた・・(TωT) 

しかし、内容は悪くなかったし、死んでると思っていたオフェンスがしっかりと生きていました。

 

何よりOCのコールがいい。フィールズもパスが上達しましたし、ドラ1が大当たりっぽい。

これは次週は勝てるぜ!!よし次の相手は誰だ!?

vsビルズ[9/15 2:00キックオフ]

えええ・・(゚ω゚;)

 

いやいや、今週のビルズはラッキーで勝ったようなもの。

どうせ、倒さねば地区優勝はできない、避けて通れない相手だ。

 

それにちょうど祝日に見るには、もってこいのカードでしょう。

来週こそジェッツの真価を見せるのだ!!