ガッチガチやん
未だ未勝利のリーグ最弱のジェッツ。
次は王者イーグルスを倒したブロンコスとロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムで激突です。
事前予想では満場一致でブロンコス勝利ですが、そうは問屋がおろしニンニク。
今宵はロンドンっ子に真のジェッツを魅せてあげよう。
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スコア&ダイジェスト
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
ブロンコス |
10 |
0 |
0 |
3 |
13 |
ジェッツ |
6 |
0 |
5 |
0 |
11 |
オフェンス
フィールズはやはり器でない
スコアを見てのとおり、ブロンコス相手に第4Qまでジェッツがリードする接戦。
オフェンスがもう少しマトモであれば、勝利していたでしょう。
QB”ジャスティン・フィールズ”の判断がとにかく遅いし、投げてもコントロールが悪い。
その判断の遅さでブロンコスのパスラッシュにガンガン捕まって、被9サックを喰らってマイナス55ヤード。
This defense. 😤
All 9️⃣ sacks from #DENvsNYJ: pic.twitter.com/dlCQQPXxHW
— Denver Broncos (@Broncos) October 12, 2025
さらに驚くべきがフィールズのスタッツがパス9/17回、45yd獲得。
なんとサックで下がったヤードがパス獲得ヤードを上回ったのです。
実質、フィールズのパス獲得ヤードは・・
マイナス10yd!
(((((((ι゚д゚;)アワワワ
こ、こんな事がかつてあっただろうか。前半だけパス獲得ヤードがマイナスの試合はあれど、結果でマイナスというのは前代未聞の出来事では無いでしょうか。
「OLが悪いのでは?」という意見もあるでしょうか、モタモタと投げあぐねて逃げるために下がった挙句にサックを喰らってFGのチャンスすら潰すフィールズのパフォーマンスは大問題です。
それ以上にオフェンスの選択肢の少なさ、オフェンス構築のマズさが指摘されておりHC”アーロン・グレン”の責任は重いでしょう。
何がしたかった?
前半残り1分でジェッツが4thDown-1ydのギャンブルに挑むも、これは相手のオフサイドを引き出す戦略であり、失敗したのでタイムアウトしてパントに切り替えます。
しかし、こここでフェイクパントを仕掛けてジェッツがファーストダウンを更新。
( ゚∀゚)o彡゜
だがしかし、再び4thDown-1ydになると時間を潰して前半を終えました。
つまり、リスクを背負ったフェイクパントをしてまでファーストダウンを更新したのに、前半タイムアップまで諦めずにオフェンスを続けようとしない姿勢には、さすがに疑問符が付きます。
この中途半端なHCの采配が今のジェッツを悪くしていると思いました。
WRギャレット・ウィルソンがモノ申す
このフェイクパントからオフェンスを最後まで行わなかったことに関して、WR”ギャレット・ウィルソン”がロッカールームに引き上げるHC”アーロン・グレン”に怒りを見せて怒鳴るシーンがテレビに映りました。
この後、ウィルソンはグレンに戦略に関して説明を受けたのですが、ウィルソンはその時の事を後のインタビューで語りました。
“I just didn’t know exactly what the plan was. Once I figured it out, I was disappointed. I’ll just say that.”
pic.twitter.com/BrKRWTQKqX— Connor Hughes (@Connor_J_Hughes) October 12, 2025
「私はその計画が具体的に何なのか知らなかっただけだ。それがわかったとき、失望しました。それだけ言っておきます。」
負ければ負けるほどジェッツが分裂していく感が凄い。
果たして、初勝利はいつになるのか。
ディフェンス
オフェンスが過去最悪レベルなのに接戦となった理由は、ジェッツ伝統の強力ディフェンスが復活したからです。
先週まで走られまくってたディフェンスが、止める止める。
なんせ集まりが早く、ランに対して中央を埋めるとRBが外側にカットバックすれば、そこに即座に走りこんでロスタックル。
モズリーの後釜であるMLB”ジャミアン・シャーウッド”が13タックル、2025年ドラフト5巡LB”キコ・マウイゴア”(※ドラフト時はフランシスコ・マウイゴア)が8タックルの活躍。
IR入りが続出しているLB陣から先発に上がり、ようやく頭角を表したようです。
パスラッシュに関してはQB”ボー・ニックス”が投げあぐねるシーンが目立ち、LB”ジャーメイン・ジョンソン”が1サックを記録。
hammer celly is BACK
📺: #DENvsNYJ on NFLN pic.twitter.com/4IPMUhUKJe
— New York Jets (@nyjets) October 12, 2025
記録的には1サックなれど、DC”スティーブ・ウィルクス”率いるディフェンス陣はニックスのパスを174ydに抑えました。
さらにファンブルロストを誘発し今シーズン初のターンオーバーを起こし、ホールディングによるセーフティーで2点ゲット!
+2
📺: #DENvsNYJ on NFLN pic.twitter.com/ern6gB7EJM
— New York Jets (@nyjets) October 12, 2025
何しろ、反則をしない事が大きい。
一体、ロンドンで何が起こったのか?ここが本当のホームなのか?
これにはブロンコス陣営、いや、全世界が予想外だったでしょう。
スペシャルチーム
やっぱフォーク様よ
オフェンスがタッチダウンを取れないので、フォーク様が今日も大活躍。
FG3本(最長52yd)を全て決めて、安定感を見せました。
72ydリターン!
ケネ・ヌワングウが72ydのビッグリターンを見せて活躍。
didn’t take long for Kene to make an impact in his first game back
📺: #DENvsNYJ on NFLN pic.twitter.com/GGsNoWIST2
— New York Jets (@nyjets) October 12, 2025
オフェンスが死んでいるだけに、これはエンドゾーンまで走り切って欲しかった。
(;´Д`)ノ
総評
まさかジェッツがリードする展開になるとは誰が予想できたでしょうか?
しかし、フィールズがサックを喰らい過ぎてトドメとなるFGを蹴る事が出来ず、逆にFGを決められて逆転負けしました。
これで6連敗。
(。ノε`。)
ディフェンスが良かっただけにQBフィールズ、及び、HC”アーロン・グレン”とOC”タナー・エングストランド”にはがっかりです。
これはもうフィールズを最後まで先発させて、来年のドラフト全体1位を狙うのが得策ですね。
ですが不名誉なシーズン全敗は避けたいので、来週のパンサーズ戦で勝ちたいところです。