因縁の対決(だよね)
中3日ですぐ試合のサースデイナイトゲームは、因縁のライバルであるペイトリオッツと対戦。
しかし、因縁のライバルと思っているのはジェッツファンだけで、向こうのファンはそんな事すら思っていないかもしれない。
まぁ7連勝と調子に乗られているようなので、キャンと言わせてやりましょか。
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スコア&ダイジェスト
| 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL | |
| ジェッツ | 7 | 0 | 7 | 0 | 14 |
| ペイトリオッツ | 0 | 14 | 7 | 6 | 27 |
オフェンス
時間をかけてTDを奪う好スタート
WR”ギャレット・ウィルソン”がIR入りし、WR”ジョシュ・レイノルズ”も少し前にIR入り。
さらにWR”アレン・ラザード”に関してはデプスにいるのに出場しないという、レシーバー上位3人が不在という大ハンデ戦。
ランディフェンスが強いペイトリオッツに完封勝利されてもおかしくないと思っていましたが、なんとファーストドライブから14プレー8分と時間をかけてTDを奪う好スタートを見せました。
FIELDS FOR 6.
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試合全体を通してキーとなったのはTE”メイソン・テイラー”への中央へのミドルと、QB”ジャスティン・フィールズ”のスクランブルでしょう。
あとランブロックの連携が良くてランが思いのほか出ました。
OLが時間を作れば、後方でガラ空きになったWR”ジョン・メッチー三世”に通してTD!
Justin Fields finds John Metchie III for the TD
Jets make it 21-14
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— B/R Gridiron (@brgridiron) November 14, 2025
このメッチー三世は、先々週にイーグルスからCB”マイケル・カーター二世”とトレードで獲得した選手。
この試合で3レシーブ,45yd獲得、1TDと活躍しました。
この試合で良い所はこのくらいです。。
やっぱりフィールズはフィールズでした
ダメ出しはやはりQB”ジャスティン・フィールズ”のパスが少しも進歩しないところです。
WR不足だとしても、スクリーンなどパスが合わないシーンが多すぎます。
かつ、G+の解説の言葉を借りますと「レシーバーを見すぎ」。誰に投げるか分かりやすいので、レシーバー取った後にすぐ倒されてラン・アフター・キャッチが出来きない指摘がありました。
つまりフィールズは、空いてるターゲットを次々に見極めて瞬時に投げれないのです。
そんなもんは、NFL選手ならばプレーブックを頭に叩きこんだり、練習を積み重ねてNFLのスピードに対抗していくハズなのですが、フィールズにはそれが無い。
脚力に助けられてきたので、どうしても脚力まかせになり成長しないのでしょう。
本日もフィールズのラン67yd獲得はチームトップですが、フィールズのランの獲得ヤードが多いほど、フィールズは成長しないと考えた方が良さそうです。
(まぁ今シーズンでおさらばだと思うので成長する必要もありませんが)
そんな彼でも第3Q終了時には1ポゼッション差の接戦を演じました。
しかし、極めつけが第4Qの10点差、残り7分30秒。
肝心な所でファンブルロストです。
Patriots get the ball back on the first play of the Jets drive
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スナップが低かったのが原因かと思いますが、ボールを拾う時にもたついて相手にカバーされました。
もっと必至に飛び込んで体でカバーすればいいのに、なぜ手でたぐり寄せようとしたのか。この辺りの姿勢でもどういうQBかが分かります。
(ディスるね~(゚ω゚;))
絶好調のペイトリオッツと互角に渡り合ったのですが、勝敗を分けたのは「普通にパスが通せるQBかそうでないか」の違いだけだったと思います。
ドラフト上位を狙うなら臨むべき結果だったのですが、ここまで競ったら勝っても良かったです。
ディフェンス
ビッグプレーを許さぬ
27点取られたとはいえ、こちらも予想外に良かったです。
CB”マイケル・カーター2世”を入れてディフェンスの主力3名を売り飛ばした後ですよ。
にもかかわらずランを抑えて、ビッグプレイメーカーのQB”ドレイク・メイ”に30ヤード超のロングパスを許さなかったのは立派です。
特にCB”ブランドン・スティーブンス”がメイのロングパスをレシーブされた後に叩き落したシーンはナイスでした。
Big-time PBU by Brandon Stephens
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その他LB”クインシー・ウィリアムス”のロスタックルや、ドラ5のS”マラキ・ムーア”のパスカットなど光るプレーがありました。
このディフェンスが来シーズンに繋がると信じたいところです。
QBドレイク・メイ好調の裏に支えアリ
それでもQB”ドレイク・メイ”にパスを通されまくって、メイはパス281yd獲得、1TDの活躍です。
WR”ステフォン・ディグス”が9レシーブ105ydの活躍でベテランの貫録を見せております。
逆に古巣ビルスが、ディグスのようにセパレートできるレシーバーがおらず苦しんでいますね。
RB”ラモンド・スティーブンソン”の欠場の穴を埋めたのがルーキーRB”トレビヨン・ヘンダーソン”であり、ランで2TD、レシーブで1TDの活躍です。
カットが鋭い上に、足腰も強い。みんなで押し込んでTDです。
TREVEYON. TOUCHDOWN.
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ジェッツのサックはDE”ジャーメイン・ジョンソン”の1回のみ。
ドラ1のLT”ウィル・キャンベル”が硬いのなんのって。今シーズン好調のメイのパスを支えているのは間違いなく彼でしょう。
Will Campbell shutting the rush down
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スペシャルチーム
フォーク様、今日はFGなし。
フォーム様の今日の活躍はエクストラポイントを2本決めて、FGなし。
エクストラポイントだって外して負けるチームがありますので、バカにはできません。
ちなみにフォーク様は、今シーズンFGを13本蹴って1本も外していない成功率100%です。
そのうち、50yd超が5本ですから凄くないですか?
総評
望み通り第4Q終盤まで勝敗が分からぬ接戦を演じて負けました。
ここまで来たら勝利してギャフンと言わせたいところでしたが、それはペイトリオッツの安定性の前にはムリな話です。
それにしても久々にG+の解説で実況を見たのですが、やっぱ有馬さんの毒舌は面白いですね。
フィールズに対して「あのパスは普通のQBなら通せますよ」とか、昔よりコメントの辛辣さが際立ってました。
CSとはいえ、この忖度ない感想が出来る人は貴重だと思います。
まぁ、この厳しい目も裏を返せばフィールズへの愛なのでしょう。
(違うだろ)
話を戻して、ペイトリオッツが8連勝の9勝目です。
もしかして、ここから負けなしでスーパーボウルを制覇してしまうという事もありえます。
そして今週、首位を取り戻したいビルズはバッカニアーズにますます負けられなくなりました。
ゴメンネ、ジェッツが弱クッテ
今シーズンは怨敵のハズのペイトリオッツがかなり気になる次第です。

















