焦燥シーズン
今週の相手は地区首位に立つ可能性がある、将来と希望に満ち溢れたレイブンズでございます。
対する我らがジェッツは、主力を売り飛ばしたのみならず先発を”タイロッド・テイラー”に変えて何の意味があるのか分からぬ迷走状態。
ここまで何を見させられているか分からないシーズンも珍しく、NFLの動向は追いつつも魂が少し出ている状況です。
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スコア&ダイジェスト
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
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ジェッツ |
0 |
7 |
0 |
3 |
10 |
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レイブンズ |
0 |
3 |
14 |
6 |
23 |
オフェンス
QB交代
QB”ジャスティン・フィールズ”を降格させ、先発QBは”タイロッド・テイラー”。
なぜ若手にチャンスを与えないのかと思うのですが、まぁ興行的にドラフト上位のQBでも無い限り出せないでしょうねぇ。
露骨に負けに行くみたいで。
それはさておき、テイラーの話ですが1ドライブに良いプレーが1回2回は出ても、続かないのでなかなか得点に結びつきません。
スタッツはパス17/28回222yd獲得、1TD、1INT。
INTは試合終了間際のヤケクソのロングパスなので実質0です。
ロングのオーバースローが多かった印象ですが、総合的にフィールズよりマシです。
OLも頑張っており、被サック3回で済んでます。
負けポイント1
今回のジェッツの采配で疑問なのが第3Qにて、ジェッツが3点差を追うオフェンスで自陣42yd。
ここで2ydのギャンブルを仕掛けるシーンです。
見ていて「はぁ?」と思いました。時間も全然あって3点差なのに、リスキーなギャンブルをする必要が個人的には正直言って無いです。
このギャンブルに失敗して、返しのレイブンズのオフェンスでTDを喰らって一気に突き放されます。
ここが1つめの勝負の分かれ目でした。
負けポイント2
2つ目に勝敗を分けたミスがRB”ブリース・ホール”エンドゾーン手前のファンブルロスト。
ここまでの働きがチャラどころかマイナス評価です。
MARLON HUMPHREY FORCES THE FUMBLE!! ALOHI ト GILMAN RECOVERS!!!
Tune in on CBS. pic.twitter.com/qIAHnCLvAJ
— Baltimore Ravens (@Ravens) November 23, 2025
前にもこんな事がありましたね。
ここでTD取っていれば、勝負はまだ分からなかったのに残念です。
(※建て前)
レシーバー陣には希望がある
レシーバーの主力が軒並みIR入りしてますが、WR”ジョン・ミッチェル三世”や”アドナイ・ミッチェル”といったトレードで獲得した人材が良い動きをしていて、来シーズンへの希望となります。
back-to-back games with reservations for 6 for John Metchie
: #NYJvsBAL on CBS | @paramountplus pic.twitter.com/by01QJ43v6
— New York Jets (@nyjets) November 23, 2025
ディフェンス
頑張るノーネームディフェンス
前試合に続いて主力を売り飛ばした後のディフェンス陣が、意外に頑張っております。
前半はレイブンズQB”ラマー・ジャクソン”(以下、ラマジャク)やRB”デリック・ヘンリー”のランを封じて、わずか3失点。
特にラマジャクがスナップを受けてからわずかな時間でプレーを諦めて、スパイクのように投げ捨ててしまうシーンが印象的でした。
(インテンショナルにならず)
レシーバー陣と打ち合わせが違っていたにしても、走れるラマジャクが簡単にプレーを切ってしまうとは、本来のコンディションとは遠いところにいる感じはしました。
後半にモメンタム譲渡とペナルティで自滅
しかし、レイブンズは後半になるとWR”ゼイ・フラワーズ”や”ディアンドレ・ホプキンス”など役者の違いを見せて地道に前進し、RB”デリック・ヘンリー”に2TDランを決められて、第3Qの14得点により一気に突き離しました。
「オフェンス」で説明したギャンブル失敗によりモメンタムが完全にレイブンズに傾いた上に、2度のロングパスに対するパス・インターフェアランスの反則が前半好調だったディフェンスを崩壊へ導きました。
S”トニー・アダムス”が意図的に狙われていたという話もあり、S”アンドレ・シスコ”が負傷で抜けたSの立て直しが急務になります。
とはいえ、他のチームのファンからしたら誰も知らない選手ばかりなのに、善戦したと評価します。
スペシャルチーム
フォーク様、未だにFG成功率が100%
本日もフォーク様は42ydのFGを決めて、シーズンのFG成功率100%を継続中です。
いやはや凄いキッカーです。スタジアムの前に銅像を建てましょう。
総評
オフェンスがほぼセカンドチームのようなものなので負けることは分かってましたが、ディフェンスの善戦が嬉しいですね。
集まりが早くて、簡単にワイドオープンにさせない洗練されたものが見えます。
パス・インターフェアランスもありましたが、元ドラ1を含めてビッグネームが皆無なので、練度を高めて来シーズンへこのメンツで繰越せれば、良いディフェンスになるのでは無いでしょうか。
ただ、サック数が少ないのが難点。ウィル・マクドナルドが複数サックする日もあれば全くサックしない日が続いたり、パフォーマンスが不安定です。
しかし、ドラフトでパスラッシャー獲得はもうコリゴリ。
次戦の相手はファルコンズ。
ぺニックスJrが負傷して今週はQB”カーク・カズンズ”が再び先発し、セインツに勝利しています。
まだ4勝なのですが、首位バッカニアーズが6勝なので希望はジェッツより遥かにあります。
逆にジェッツのドラフト全体1位を目指す戦いですが、タイタンズが相変わらず1勝で かなりの強敵となっています。
そして同居人ジャイアンツのシーズンエンドがリーグで一番早く確定しました。
ニューヨークは今シーズンも早めの木枯らしが吹き荒れております。


















前半リードしても後半TD0では半ば負けは決まったも同然ですね。もう唯一の望みはドラフト指名権のようですね!(◎_◎;)
ロングゲインを許したのはインターフェアぐらいで、基本は止めれますがチクチクと進まれました。
ドラフトはタイタンズがなかなか勝たないので、もう今シーズンはタイタンズファンになります。