イメージ んちゅう試合だ
AFC東の首位攻防がかかったWeek10。JETSは不振のラムズと対戦です。
更にラムズはエースRB”スティーブン・ジャクソン”が欠場で、先発RBは3週間前までファルコンズの練習生だった”ケネス・ダービー”との事。
さらにそのバックアップの”サムコン・ガドー”は、4日に契約したばかりでそれまで病院の救急処置室でアシスタントしていたという超お粗末なロースター。
しかし勝負はやってみないと分からない。さぁどうなる?

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▼第1Q
[JETS]
ラン守備の弱いラムズの穴を狙って、RB”トーマス・ジョーンズ”のランを乱発!
敵陣13ydからの攻撃も一気にエンドゾーンまで駆け抜けてタッチダウン!!1stドライブから得点です。
K”マイク・ニュージェント”が復帰するニュースがありましたが、結局”ジェイ・フィーリー”が先発キッカーのようです。
7 – 0

[JETS]
ラムズの攻撃は1stDown更新なしでまたJETS。
ロングパス封印みたいな事を言っていたQB”ブレット・ファーブ”が自陣35ydからいきなり54ydのロングパス!TE”ダスティン・ケラー”が補給し一気に敵陣11ydに進入。
しかし、FGで攻撃終了。
10 – 0

[ラムズ]
JETSのS”エイブラム・イーラム”がラムズQB”M.Bulger”をサックしファンブル!!
LB”カルビン・ペイス”がリカバーしてそのままリターン・タッチダウン!!
第1Qから絶好調!
17 – 0

▼第2Q
[JETS]
敵陣2ydまで順調に進みまたも”トーマス・ジョーンズ”のゴリ押しでタッチダウン!
24 – 0

[JETS]
ラムズのパントも”レオン・ワシントン”が敵陣まで一気に戻し、ファーブの堅実パスで進むもFGで終了。
27 – 0

[ラムズ]
ラムズ”D.Stanley”がファンブル!S”ケリー・ローズ”がリカバーしターンオーバー。
JETS敵陣32ydの好ポジションから攻撃です。

[JETS]
“トーマス・ジョーンズ”のランもやりすぎたのか、さすがに抑えられてFGで終了。
30 – 0

[ラムズ]
自陣30ydから”D.Avery”へ放ったパスをS”ケリー・ローズ”がインターセプト!

[JETS]
敵陣18ydより攻撃開始で、敵陣2ydまで進んだところで”ブレット・ファーブ”から”ダスティン・ケラー”へTDパスがヒット!確変が起こっているかのようなフィーバーぶりです。
37 – 0

[ラムズ]
1発目の攻撃からLB”ブライアン・トーマス”のタックルでまたファンブル!?もうやる気ないのか?
そのままリカーバーしてターンオーバー。

[JETS]
ハーフタイム直前なのでFG55ydに挑戦。これをK”ジェイ・フィーリー”はなんと決めてしまいちょうど40点目。
FG55yd成功はJETSのチーム最長記録です!
40 – 0

▼第3Q
[ラムズ]
昨年ドルフィンズで散々な結果で終え解雇されたQB”トレント・グリーン”が後半から登場。
開き直りか細かいパスで1stDownを更新し、ラムズ初のレッドゾーン入り。
FGで終了しやっと得点です。
40 – 3

[ラムズ]
JETSの攻撃をパントで終了し、またもグリーンのパスとWR”A.Pittman”のランで長い時間をかけて進み、とうとう敵陣1yd。
やっとタッチダウンかと思いきやグリーンのTDパスを弾いたボールをCB”ハンク・ポティート”がインターセプトし、自陣41ydまでリターン。
ハイ、残念でした(-0-)。

▼第4Q
[JETS]
後半1発目、敵陣47ydから”ダスティン・ケラー”へロングパス!敵陣17ydへ進入し、飽きもせず”トーマス・ジョーンズ”の中央突破3連発で、最後は敵を2人引きずってダメ押しタッチダウン!
47 – 3

ラムズの攻撃もパントで終了。残り11分は”レオン・ワシントン”があざ笑うかのようにチクチク走って時間を潰しまくり、あっという間に2ミニッツ。
最後はクレメンスが出てきてニーダウンで終了。見ごたえも何も無い試合でした。
47 – 3

★総評
ラムズファンから暴動が起きそうな試合内容。私も第4Qから見ましたが、すぐにドルフィンズ戦に切り替えました。
とにかくしつこいぐらいRB”トーマス・ジョーンズ”がランを連発。これをラン守備が弱いラムズは全く止められずラン26回149yd獲得で3TDと爆発。

そのおかげでQB”ブレット・ファーブ”はパス19回中14回成功の167yd獲得1TDでインターセプトは初の0回。そして驚くべきはWRはほとんどキャッチせずルーキーTE”ダスティン・ケラー”一人だけが6レシーブ107yd獲得の1TDという突出した成績。最近、得意の地上戦に引きずりこんでラムズを完璧にねじ伏せました。

そして守備陣が生み出したターンオーバーがなんと5回。痛烈なのが第1Qでビルズ戦と同様にQBの死角から全く気づかれずサックをかましてファンブルリカバー。
S”エイブラム・イーラム”が2週連続ターンオーバーを生み出し好調です。

キッカーに関したは一部報道で”マイク・ニュージェント”が先発とありましたが、結局”ジェイ・フィーリー”で続行。
FGを5回全て成功させて、55ydの長距離も決める活躍ぶりでニュージェントは復帰のチャンスはもう無さそうです。

これでJETSは首位をキープ。今週ペイトリオッツがビルズに勝てば、なんとWeek11はペイトリオッツvsJETSの因縁の対決で単独首位が決まる非常に面白い展開です。
AFC東の頂点の行方はいかに!?

2008年11月09日 @ジャイアンツ・スタジアム

  1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
ラムズ (2-7-0) 0 0 3 0   3
ジェッツ (6-3-0) 17 23 0 7   47
 Game Stats

[引用:NFL JAPAN]

ニューヨーク・ジェッツ対セントルイス・ラムズの試合は、ジェッツが試合開始から終始ラムズを圧倒。47対3で快勝し、AFC東地区首位タイ(6勝3敗)の座を譲らなかった。なお次戦はニューイングランド・ペイトリオッツとの首位攻防戦。1983年以来初めてラムズに勝った勢いを得て大一番に挑む。

現在のチーム状況の差が出た試合だった。ジェッツは開始早々にRBトーマス・ジョーンズの13ヤードTDランで先制。さらにFGで3点を加えると、残り5分を切ったところでラムズQBマーク・ブルジャーにSエイブラム・イーラムが強烈なサックをお見舞いすると、こぼれたボールを拾ったLBカルビン・ペースが50ヤードのTDランを決めた。

第2Qもジェッツの勢いは止まらず、ジョーンズのこの日2つめとなるTDランで追加点。この後も2本のFGや、QBブレッド・ファーブからWRダスティン・キラーへのパスでTDを決めるなど、前半終了時点で40対0とし、試合の大勢を決めた。ジョーンズは第4QにもTDを奪い、計3TD、149ヤード獲得の大暴れ。第3Qで退いたファーブはパス19回中14回成功、1TDだった。

敗れたラムズは今季7敗目(2勝)。エースRBスティーブ・ジャクソンを故障で欠いた攻撃陣は手詰まりが明らかで、2INT、5ターンオーバーを喫して大敗を招く要因となった。