レイディ始動
とうとう開幕したNFL2011シーズン。
JETSは見事(?)な勝利で白星スタートを飾ったが、やはりAFC東を支配するペイトリオッツが開幕戦を落せば、そりゃこれ以上に嬉しい事はない。

その相手は同地区のドルフィンズで、マンデーナイトで対決。どっちもライバルですが、ペイトリオッツを首位から引きずり落すためにもドルフィンズを応援だ。やってまえドルフィンズ!!

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▼ビルズ 41-7 チーフス
ビルズは昨シーズンPOに進出したチーフスと対戦。
最初のリターンでチーフスがファンブルロストし、いきなりエンドゾーン手前からのO#を得ると、QB”ライアン・フィッツパトリック”はこのチャンスを逃さずTE”スコット・チャンドラー”にTDパスを通して、先制。
その後もTDとFGを決めて、前半は20-7と、ビルズリードで折り返す。

「こういう展開のビルズは後半守備が崩れるよねぇ」と思いきや、更に得点を重ねると同時に守備はキャッセルからINTを奪う活躍でチーフスを全く寄せつけず、最後には昨シーズンのドラ1″C.J・スピラー”がTDランを決めて、結果 41-7 とビルズが圧勝です。

QB”ライアン・フィッツパトリック”はキャリアハイの4TDを記録。RB”フレッド・ジャクソン”が112yd獲得し、パスとランが噛み合ったO#は脅威です。

▼ペイトリオッツ 38-24ドルフィンズ
注目の開幕ライバル対決は、ドルフィズQB”チャド・ヘニー”が好調で時間を使いつつジワジワと前進して、最後はQB”チャド・ヘニー”自ら9ydど真ん中を突っ切るスクランブルで先制のTD!!
「今日のドルフィンズはいけるぜ!!」と、思いきやドルフィンズD#はブレイディを止める事ができず、あっさり同点にされる。

その後もペイトリオッツはドルフィンズD#をモノともせず、長いパスをバンバン通して逆転。
ドルフィンズは追いすがるも、敵陣1ydの4thDownギャンブルに失敗しターンオーバーした直後に、WR”ウェス・ウェルカー”にラン・アフター・キャッチでNFL最長の99ydTDパスを喰らうなど、O#の頑張りにD#が全く答えられず敗北です。

プレッシャーをものともせず、まるで投球練習のようにパスを次々と通したブレイディは、パス32/48回517yd獲得4TD、1INTと鬼のようなスタッツで相変わらずのバケモノっぷりをアピール。
1INTも弾じかれたボールをINTされた不運なケースなので、ミスは無いと言っていいでしょう。

ドルフィンズは負けましたが、ヘニーが絶好調で、セインツから移籍したRB”レジー・ブッシュ”もTDランを決め、O#に収穫はありました。
一方、ペイトリオッツは勝利したもののC”ダン・コッペン”が負傷し、OLがケガ人だらけという不安要素が浮上しました。

ちなみにこの試合は、ペイトリオッツはチーム全体で622yd獲得。両チームのパス合計が906yd。そしてウェルカーのこれ以上はアリエナイ99ydTDパスレシーブなど、NFL記録ずくめの試合となりました。

ライバル全チームのO#が爆発した開幕週。果たしてJETSはこいつらを止める事ができるのか?

▼今週のAFC東
1位:ペイトリオッツ 1勝
2位:ジェッツ 1勝
3位:ビルズ 1勝
4位:ドルフィンズ 0勝
→ライバルに勝利したペイトリオッツが1週目から指定席のAFC東1位に君臨。
ブレイディのバケモノぶりは健在ですが、デプスの薄いOLとドルフィンズのレシーバーを止めれないDBを突けば勝機あると見てます。

ビルズは世論では弱小と言われつつも、私は開幕前から油断できぬチームだと思っていました。そして、それが的中。今シーズンもAFC東は最後まで荒れそうです。

★Week02
・ジェッツ vs ジャガーズ
→開幕直前にギャラードをカットするも、開幕戦に勝利したジャガーズが相手。
RB”モーリス・ジョーンズドリュー”さえ封じりゃ楽勝か!?

・ビルズ vs レイダース
→圧勝で白星発進のビルズはホームでレイダースと対戦。
ビルズはまたも圧勝で、紛れもない実力である事を証明できるか!?

・ペイトリオッツ vs チャージャーズ
→パッツは強豪チャージャーズをホームで迎え撃つ。
チャージャーズは昨シーズンの雪辱を返せるのか?やってまえチャージャーズ!!

・ドルフィンズ vs テキサンズ
→ライバルに敗北という痛いスタートのドルフィンズは、不幸にもコルツに圧勝し、ノリノリのテキサンズが相手。
開幕戦は好調だったヘニーのパフォーマンスに注目ですね。