備が攻撃より点を取れるスポーツ
ロード3連戦の2戦目は強豪レイブンズ。
レイダースに敗戦し、いろんな不安要素を抱えたまま戦うには厳しい相手です。

レイブンズといえば恐るべき守備力。
昨シーズンPOのチーフス戦、今シーズン開幕戦スティーラーズ戦のように、一度そのD#にハマると攻撃がままならないどころか、ターンオーバーを繰り返し、焦れば焦るほど蜘蛛の糸に絡まるような地獄に落とされます。
この難敵相手に連敗を防げるのか?

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▼前半
JETSの1stドライブの1発目からレイブンズ強襲!
QB”マーク・サンチェス”の背後からFS”エド・リード”の高速ブリッツが入りファンブル!!これをリターンTDされ最悪のスタートを切る。(´д`lll)
しかし、反撃のキック・オフ・リターンでRB”ジョー・マクナイト”がなんと107ydリターンTD!!ヘ(゜∀゜*)ノ
あっという間にO#の失態をチャラにするビッグプレイで試合はふりだしに戻る。
7-7

JETSのDBがレシーバーをカバーしまくりQB”ジョー・フラッコ”のボールの保持時間を伸ばすものの、ラッシュを逃げてパスを通される。
なんとかFGで抑えてレイブンズがリード。

JETSのO#はマンゴールド不在で弱体化したOLに強烈なレイブンズD#が立ちふさがり敵陣にも入れない。
一方レイブンズのO#はタックルミスをついてロングゲインし、最後はRB”レイ・ライス”のTDランで突き放される。
アカン展開だ。
7-17

JETSのO#はさらにスナップミスでファンブルロストしターンオーバ~~~。
なんとかレイブンズのO#をFGで抑えるものの、O#が死んでいる最悪な状況。
7-20

さらにサンチェスはDE”ハロティー・ナータ”のサックを食らってファンブルロスト。これをそのままOLB”ジャレット・ジョンソン”がリターンTD。
O#が進まぬどころか失点を繰り返し泥沼。(=◇=;)
7-27

だがO#がダメならD#で取り返せるのがアメリカンフットボール。
フラッコを追い込んでパスミスを誘発し、ILB”デイヴィッド・ハリス”がお返しのINTリターンTD!!
(・ω・)/
14-27

JETSのD#がフラッコをサックしWR”ジェレミー・カーリー”の好リターン。ここでやっとこさJETSのO#に復調の兆し。
WR”サントニオ・ホームズ”へのパスが通って敵陣17yd。フォルスタートで下げられるも、FGを決めて10点差に詰める。
17-27

▼後半
JETS反撃!!!
ドラ1BUSTのDE”アーロン・メイビン”がフラッコの背後から襲い掛かり手をボールにかけてファンブル!!
これを抑えてターンオーバ=!!メイビ~~~ン!!!!!お前が好きだ!!(°∀°)b

だがしかし、絶好のチャンスをQB”マーク・サンチェス”がOLB”テレル・サッグス”のパスラッシュに慌て投げたところにCB”ラダーリス・ウェッブ”がINT!!
そのままリターンTDを喰らって、メイビンの頑張りがパ~~~~(ノДT)
ベンチで見ていたメイビンも悔しさのあまり膝を叩く。
17-34

後半も6分すぎるとレイブンズが逃げ切り策に転じる。
とにかくランで時間を潰す。ランが来ると分かってるのに、RB”レイ・ライス”とRB”リッキー・ウィリアムス”の怒涛のラン攻めを止めれず時間が過ぎる。

JETSのO#は最後までレイブンズの堅守に阻まれ、時間を潰されゲームオーバー。
2連敗で最強の敵パッツと次週決戦です。

2011年10月03日 @M&Tバンク・スタジアム*下がホームチーム
1Q 2Q 3Q 4Q OT total
ジェッツジェッツ (2-2-0) 7 10 0 0 17
レイブンズレイブンズ (3-1-0) 17 10 7 0 34

▼総評
前HC”エリック・マンジーニ”が己のキャリアを賭けて構築した最強のOLはもう無い。
レイダース戦の前にC”コリン・バクスター”との連携ミスを心配したが、1戦飛んでこの試合で出てしまいました。
スナップが合わず2度のファンブル、1ロスト。バクスターは途中落ち着かせるために下げられ、さらにOLが弱る。

そこにレイブンズD#はあらゆるブリッツを突っ込んで、JETSのO#を封じられます。
特に一発目のFS”エド・リード”のブリッツからファンブルロストしリターンTD喰らった時点で、完全に呑まれてしまい修正に時間がかかりました。

JETSのD#もフラッコの足を止める堅守を見せるも、前半はラッシュをかわされパスを通されるシーンがあり、歯がゆかったですね。

ただ悪い事ばかりでもない。呼び戻したドラ1BUSTの”アーロン・メイビン”が前半はフラッコを追い込んで、後半はファンブルロストを誘発させる活躍を見せました。
足腰にモノを言わせた急加速、急ブレーキ、急ターンで、何か加速力に自分の体がついていってない気がしますが、とにかく背後に回るスピードは早い。
触発されたのか、不発だったペイスもファンブルロストを誘発し、パスラッシュに改善の兆しが見えました。

あとはランが改善されれば良かったのですがコチラは相変わらず不発。
「久々にランが抜けた!!!」と思ったらFB”ジョン・コナー”でしたし、グリーンが全く機能しておりません。

次戦は勝たねばならぬペイトリオッツ戦。
マンゴールドが復活しOLが安定するので、2戦連続で弱ったOLで戦った経験が生かされることに期待しましょう。

:おもわず「志村、後ろ~~!」って叫んでしまうようなシーン。
本日のサンチェスのスタッツはパス11/35回119yd獲得0TD、1INTと近年稀に見る最悪な数値。
数回エクスチェンジのミスがあり2度のファンブルし1ロスト。O#のメンツの顔はベンチでお通夜のように沈んでました。マンゴールドの代役のバクスターも自信を失ってましたな。
だがフラッコのスタッツもパス10/31回163yd獲得0TD、1INTと最悪な数字で、二人ともフランチャイズQBとは思えぬ成績です。
これが”レックス・ライアン”が構築したD#同士がぶつかった結果なので、ある意味で立派なもんですね。

:負けはしたものの大きな収穫も。
昨年まで使いどころがなかったRB”ジョー・マクナイト”がO#のミスを取り返す107ydキック・オフ・リターンTD。
D#にも参加しプレッシャーをかけて、 ハリスのリターンTDの時にはナイスブロックを見せました。
カウボーイズ戦のパントブロックといい、超変貌しましたね。

そしてメイビンも忘れてはなりません。
彼の力はレギュラーシーズンでも通用しました。 
一気に加速してトリッキーな切り返しでOLを抜いて前半では惜しくもフラッコを逃すものの、後半ではターンオーバーを誘発しました。
ライバル対決が続く中盤戦に向けて、計算外の伏兵の目が出つつあります。