ムーアの挑戦状
アメリカ大陸を横断し地獄のロード3連敗を経て、やっと帰ってきました我が家の「メットライフ・スタジアム」。
マンデーナイトでライバルのドルフィンズと対戦するだけあって、JETSファンが大集合。3連敗した後ですからファンへの謝罪をこめて、絶対に勝たなくてはなりません。
しかしドルフィンズは4連敗ながら、近年は不覚を取るチーム。
JETSは勝利して、ファンの前で汚名を返上できるのか!?
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MNFの歌のおっさんが急遽降板したため、オープニングになんとファイヤーマン・エドが登場。
うれしいが、選手にとったらプレッシャーだな。( ̄Д ̄;;
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▼前半
ドルフィンズはやはりラン攻めでキタ。ランで来るとわかっちゃいるが止められず序盤から早々にRB”レジー・ブッシュ”に走られてしまう。
さらにQB”マット・ムーア”がやたらCB”ダレル・リーヴィス”がカバーしているWR”ブランドン・マーシャル”へパスを投げる。こんなにリーヴィスに挑戦的なヤツは見たことがない!まさにリーグ1のシャットダウンコーナーへ挑戦状を叩き付けたのだ!!
しかしレッドゾーンへ進むもリーヴィスにTDパスをカットされて、FGで終了。
JETSはリターン時にボールの落下地点の目測を誤り、リターナーの目の前でブロックする2人にボールが当たり、それをカバーされ痛恨のターンオーバー。リターナーとそれを守るブロッカー3人とも落下地点を見誤るとは、すごい突風が吹いたのか??
敵陣18ydからまたもドルフィンズO#が再開という最悪な展開・・・・。
だが、ムーアの果敢なリーヴィスへのアタックが裏目に出る。エンドゾーンへ放ったWR”ブランドン・マーシャル”へのパスをリーヴィスがINT!!!そのまま逆側のエンドゾーンまで独走!!そして・・・・
リターンTDキタ━━━━━∩(゜∀゜)∩━━━━━!!!!
リーヴィスに喧嘩を売った罰だな。
7-3
その後もドルフィンズD#はFGを1本決めて1点差に迫る。
逆にJETSのO#はなんと4ドライブ3rd&OUT。先週のパッツ戦と同じく1stDownすら更新できぬシンドイ展開。
いやいや、これがサンチェスなのです。
前半残り6分、自陣19ydからのO#でようやくサンチェスが点火!
ランでチクチク攻めつつ、空いているTE”ダスティン・ケラー”へドカンと27ydのパスを決めて、敵陣進入!
さらにWR”サントニオ・ホームズ”、RB”ラデイニアン・トムリンソン”へと投げわけ敵陣5yd。
トドメはサンチェス自らど真ん中を突っ切って走りぬけTD!!!!
リードを広げて後半へ。
14-6
▼後半
やっとの事で見れる試合になってきた。
OLB”カルヴィン・ペイス”がQB”マット・ムーア”をサックし、前半は再三レッドゾーンへの進入を許してきたD#も調子が出てきた。
O#もまたもTE”ダスティン・ケラー”へ24ydのパスを通し、ドルフィンズの反則も手伝って敵陣10ydまで進んでFG。
リードをさらに広げる。
17-6
第4QにもD#はドルフィンズをFG圏内にすら近づけぬ活躍を見せる。
一方、JETSは敵陣38ydからWR”サントニオ・ホームズ”へミドルパスへヒットし、
そのままD#を抜いて∩(・ω・)∩Touchdown!
よし3ポゼッション差!もはや決まったか!?
24-6
ドルフィンズの反撃もWR”デボン・ベス”がレシーブしたボールをSS”ジム・レナード”のタックルでファンブルロストさせるなど、堅守を見せてまったく前進させず。トドメはOLB”ジャーマル・ウェスターマン”のサックで試合終了。
ロード3連敗の後のホームで見事、ファンの前で圧勝してくれました。
ああ、本当に良かったわ~~( ̄▽ ̄)=3
2011年10月18日 @メットライフ・スタジアム*下がホームチーム
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT | total | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ドルフィンズ | (0-5-0) | 3 | 3 | 0 | 0 | 6 | |
ジェッツ | (3-3-0) | 7 | 7 | 3 | 7 | 24 |
▼総評
とにかく序盤がヒドイ。4ドライブ連続で3rd&OUT。それにリターンのヘマで敵に絶好のフィールドポジションを与える。
しかし、初先発のQB”マット・ムーア”がにリーヴィスがカバーしてるマーシャルに投げまくってくれたおかげで、リーヴィスの100ydのINTリターンTDが炸裂。これでO#が沈黙して暗い空気だったところに活気が戻りました。
ムーアの果敢な挑戦の結果、リーヴィスがカバーしたマーシャルへのパスは10回中4回成功。だが失敗3回はエンドゾーンへのパスで、そのうち1回はINTリターンTDを喰らったので、勇者ムーアの挑戦は見事に撃沈です。(エンドゾーンへのパス失敗の1つはマーシャルの落球ですが)
かつて”カーソン・パーマー”、”ジェイク・デローム”などリーヴィスに挑んだQBは返り討ちにあい、賢い”ペイトン・マニング”は”レジー・ウェイン”に投げるのをあきらめたというのに、ムーアは初先発ながら、この度胸はどこからくるのか不思議でした。おかげで助かりましたが。
助かったといえば、ドルフィンズの落球にも助けられましたね。
前から落球が多いと聞いていたWR”ブランドン・マーシャル”がやはり致命的落球をやってしまいます。途中で落球回数がNFL記録だとか、出てましたね。
他にもヤラレタと思ったらハートラインまで落球。堅守とか言われてますが、相手のミスで助けられた部分も非常に大きいです。
序盤は走られ、同じようなスクリーンパスでヤラレまくっていましたが、後半には修正し結果的にはTDを1本も許さず、ペイスが2サック、メイビンが1サック&FF2回と活躍しました。
JETSのO#は序盤、ランは全く出ないわ、レシーバーと全く合わないわで完全に沈黙。
しかし、前半最後からリズムが出て、ロングドライブを続ける相変わらずの展開。グリーンがラン71ydとまずまずな感じ。
やっぱり頼りになるケラーが危機を救い、決勝点男のホームズが久々にキメる。おまけにマクナイトもピンチを救うナイスレシーブを見せます。
だが、バレスは落球もあり1レシーブ16ydと低調。やはり放出したWR”ブレイロン・エドワーズ”の方がD#を縦に引っ張るダッシュ力があったため、バレスはどうしても見劣りします。
ドルフィンズのパスラッシュに関してはRT”ウェイン・ハンター”が見事にOLB”キャメロン・ウェイク”を押さえ込み、ドルフィンズのOLBの二人が0サックという結果。よくやってくれました。
正直、100%褒めれる内容ではなかったのですが、大事な試合で勝ってくれて本当に良かった。
これから、毎度毎度の快進撃に期待です。
:本日のサンチェスはパス14/25回201ydの1TD、0INT。最初の4ドライブは3rd&OUTながらも突然TDドライブを演出する、相変わらず着火点が分からないQBです。
そして、やっぱりマンゴールドがいるとミスが無く安定します。次にマンゴールドが抜けたら、もうプレーオフは無いと思っていいでしょう。
ルーキー達はWR”ジェレミー・カーリー”は落球1回ありましたが、レシーブにリターンに貢献。
マクナイトは2度もリターン時にボールの落下地点を見誤るミスをするも、これもリターンとレシーブで活躍。
メイビンも超スピードでムーアを追い掛け回して1サック、2FF。2度ともボールがサイドラインを割ったのが残念でした。
:ドラ3の怪物DT”ケンリック・エリス”が初登場。
「何あの93、でかっ!!」というようなツィートも飛びました。
裁判を控えているというリスクまでおかして獲得したからには、働いてもらいましょ。
[引用:NFL JAPAN]
現地17日、第6週のマンデーナイトフットボールとなるマイアミ・ドルフィンズ対ニューヨーク・ジェッツの一戦が行われ、自慢の守備陣が本領発揮のジェッ ツが24対6で快勝した。ようやく連敗を3で止めたジェッツは3勝3敗の勝率5割復帰、ドルフィンズは泥沼の開幕5連敗。
ジェッツは第1Q中盤に先制FGを決められると、さらに続くキックオフリターンでファンブルロストを喫し、自陣18ヤード地点からドルフィンズに攻撃権 を与えるピンチ。しかしここでコーナーバック(CB)ダレル・レビスが100ヤードINTリターンTDのビッグプレイを決めて一気に逆転すると、第2Q終 盤にはクォーターバック(QB)マーク・サンチェスが5ヤードTDランを挙げ、前半で14対6とリードを奪う。
第3QにFGで追加点を奪ったジェッツは、第4Q序盤にQBサンチェスからワイドレシーバー(WR)サントニオ・ホームズへの38ヤードTDパスが通っ てリードを拡大。その後は残り約4分半にCBレビスが2本目のINTを奪うなど、最後まで堅いディフェンスでドルフィンズの反撃を封じ続け、余裕の逃げ切 り勝ちを収めた。
ジェッツのQBサンチェスはパス25回中14回成功、201ヤード、パスとランでそれぞれ1TDをマーク。ランニングバック(RB)ション・グリーンは ラン21回74ヤードを挙げた。そして今日の勝因は何といってもレビスの2INTを含む3ターンオーバーを奪取し、TDを許さない堅守を見せたディフェン ス陣の活躍にあった。
今季初勝利をまたも逃してしまったドルフィンズは、残りシーズン絶望のケガで離脱したチャド・ヘニーに代わって今季初先発のQBマット・ムーアがパス 34回中16回成功、204ヤード、2INTとチームの救世主にはなれず。また、第2Q序盤までに敵陣20ヤード以内へ3度進入と試合の主導権を握ってい ながら、ここで攻撃陣がTDを挙げられずFG2本成功のみ。さらにINTリターンTD献上で、逆にリードを許す展開となったことが痛かった。
勝利出来て良かったです!サンチェスはホンマ着火のタイミング分からん感じですが…このユルイ感じで勝ち進んでもらいたいです♫エリスのツイートは僕です(笑)彼は『熊さん』として応援していきますよ。しかしデカイ。
JETSが強かったというか、大部分ドルフィンズに助けられた感がありますね。
落球はわざとじゃないにしても、第4Qでビハインドの状況に追いつこうという必死さが見られない。
15敗した翌シーズンにJETSから移籍したペニントンがプレーオフに導きましたが、彼のような不屈のリーダーシップを持つ人物がいないのでしょうね。
ランD#が低調な状況においてエリスには本当に期待してます。真ん中にあの巨体がいて穴を埋めるとランが外へ向く。そうするとLBも外側によって守りやすくなるでしょう。
小さい人から超巨体まで同じフィールドに立つところが、NFLの魅力でもありますね。
サンチェスって本当によくわからないQBですよね。
もうそろそろ安心して見れるQBに成長してもらいたいです。
サンチェスは確実に”持ってる”QBなんで、もう少し安定感が出ればJETSも安泰なんですけど。。。
サンチェスを見てるとたまにダラスのロモの不運さ(持ってなさ)が可哀想に思えてきます。まぁ、サンチェスは4Qで勝ち試合をぶち壊したりせずにちゃんとチームを勝利に導いてますけど。。。
だいたい前半終了間際に火がつくのは何ででしょう。もはやサンチェスあるある。
たしかにサンチェスは勝ち試合をミスでぶち壊した事が無いのは、評価できます。
ロモもクィックスローでリードボールも上手いし、ダメなQBじゃないですけど、どうも何かに憑かれてる感じがしますね。
まとめて負けた分、あとは連勝街道であることを期待しましょ。
勝てて良かったですよね。
メイビン頑張ってるいますよね?
グリーンも少しは走れていたし?
来週もどんな形でもいいので勝ってくれ~
更新お疲れ様です。
メイビンはサックと言うか、ポケットから出て逃げるムーアを捕まえるのに貢献しました。ブッシュに背後から追いつくシーンは早かった。
パワーは無いけどスピードはかなりのものです。
そして来週はまたも強敵のチャージャーズ。ここで真の力が試されるでしょう。
チーム内の雰囲気が悪くなってましたから、内容はともかく勝ってよかったですよね。
これをきっかけに立て直してほしいもんです。
この試合もそうですが、序盤に先行してランをコールしにくくすれば、ランディフェンスがちょっと弱くても何とかなるんじゃないかと言う気もしますので、サンチェスのスロースターターは何とかしてほしいですねえ。
終盤にひっくり返すと言うのも観てる方は痛快ですが、今年はレシーバーがいまひとつな感じですから、難しいかも。
やはり心配どおりロックアウトで練習期間が短いのに、WRを変えまくったのは失敗でした。
バレスとメイソンを採らずに、エドワーズ、コッチェリー、ブラスミが残留してればもっと楽できているでしょう。最初からアソムハ狙わなければキャップも計算できたのでは。
カーリー等の若手の成長に期待するしかないですね。
とにかく勝てたのがよかったですね。
相手の自滅に助けられた、というのは実態でしょうけれど。
WRとのコンビネーションがイマイチなのにリービス側に突撃するドルフィンズの方針は謎でした。
しかし、仰るとおり、サンチェスのスロースターター振りは相変わらずでしたね。調子に乗せるとガンガン成功させるけど、自分の中で何かがかみ合ってないと全然ダメというラテン系のノリは相変わらずです。
マクナイトがレシーブでも活躍したのがちょっとうれしかったです。(ESPNの解説者も「ここでマクナイトを使ってくるか!?」と驚嘆してました)
サンチェスには毎度ヒヤヒヤさせられます。序盤は何か余裕が無いんですよね。
5ドライブ目にして「思ったよりパスラッシュこねぇなぁ。」って思ったんでしょうか、急に視野が広がりました。
私もあのマクナイトが中央に切り返してナイスレシーブをしたのに驚きました。というか、RBなのにリターンはおろかD#にも参加して、さらにレシーバーまでやるとは。
今シーズンの彼はいったいどうしちゃったのでしょう?いい意味で。
休みだったのでGamepassで全部生で観ましたが、安心できる試合運びだったとはいえ、ドルフィンズの低調さに助けられた感じなのでまだまだ不安を多いですね。とはいえ、ドルフィンズよりは弱くなかったという意味ではほっとしました。そうなってもおかしくない不安も合ったので。
まだまだ攻守ともに地上戦に強さが感じられないし、序盤のあの低調なオフェンスも相変わらずですが、メイビン、カーリー、マクナイト、ケンリックエリスなど新戦力と言っていい存在が試合に出始めていることが光明ですよね。彼らがさらにブレイクすることを期待したいです。
私もこれでもかというぐらいにリーヴィスのサイドに投げてくるムーアには感心しました。肝心なところではほぼ押さえて、リターンTDまで決めるあたりは「役者が違うよ」と言いたげだったような。
サンチェスはどこかの記事で「ブレイディやロージャースなどのクラスのQBになることはないが、イーライぐらいのクラスにはなれるかも?」とありました。ペイトンマニング、ブリーズも含め、内容で言えばワンランク上のQB達も多いですが、イーライだってスーパーボウルの逆転勝利のパスを決めているので、サンチェスもまだまだこれから出し、彼は持ってる感じがあるのでどれだけ平均スタッツが悪かろうとも期待したいですね。
ドルフィンズファンには悪いのですが、正直今のドルフィンズに負けたらPOは無いと思っていたので、内容はどうであれ大差で勝ったのは希望になります。
攻守共に地上戦に強いJETSは過去の話になりつつありますが、せめてランD#はなんとかしないとヤバイ。昨シーズンはDBもきれいにタックル一発で止めてたのに、今シーズンはタックルミスが目立ちます。
まだ未知数のサンチェスおよび、目があちこちに出てきた新戦力の成長がキーになることは間違いないでしょう。
遅ればせながらMIA戦観ました。
相変わらすサンチェスはスロースターターというかエンジンのかかりが遅いようで、しかもランオフェンスも機能していない状況なので、前半は鑑賞に耐えられる試合ではなかったですね。
正直なところドルフィンズにも負けるんじゃないかとビビってましたが、相手QBの視野の狭さとWRのドロップなどにも助けられました。もしもチャド・ヘニーが健在だったらヤバかったような気もします。
毎度思うんですが、NFLには案パイってないんですよね〜 どのチームにも何かしら光る武器があって、安心して観れる試合ってありません。(ジェッツは特に)だからこそ面白いんですが。
来週はレギュラーシーズンのみ異常に強いチャージャーズが相手です。またしてもビビりまくりです。
だからこそオモシロイ!
ジェッツの面白さは強いか弱いのか分からないところですね。4連敗相手でもヒヤヒヤもんですよ。
いったいサンチェスはどうやったらフラグが立つのか未だに不明です。
チャージャーズといえば忘れもしない2009年のPOでの対戦。
当時11連勝中のチャージャーズを奇跡的にPOに滑り込んだJETSが倒すのですから、信じられなった。
前半戦のラスボスとしてふさわしい相手です。