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ーズン最後のオールスター
NFL史上に残る激闘から1週間、ハワイのアロハスタジアムにてNFLシーズン最後のオールスター戦「プロボウル」が開催されました。
今シーズン最も注目された”トム・ブレイディ”、”ランディ・モス”のペイトリオッツのホットラインはケガなどを理由に欠場。やはりNFL史に残る大記録まであと一歩の所での敗戦は大きく傷ついたのでしょうか。

ファンサービス的な試合ですのでガチなラフプレーは無く、選手の安全を第一に守るため通常のNFLのルールと少し異なります。
そのため、守備力よりも攻撃力がモノを言わすこの試合。AFC vs NFC強いのはどっち??

 

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▼プロボウルには強盗に銃で撃たれて死亡したワシントン・レッドスキンズのSショーン・テイラーも選出されており、ワシントン・レッドスキンズからプロボウルに出場する
TEクリス・クーリー、Tクリス・サミュエルズ、LSイーサン・オルブライトの3選手は、特例によりテイラーの背番号21のユニフォームを着て試合に出
場。これらのユニフォームは試合後オークションにかけられ、収益はテイラーの娘ジャッキーのために設立された財団に寄付されるそうです。

試合の方はシーズンより気楽なのでパントと見せかけてギャンブルしたり、リターン最中にパスするなどミスったら致命的なプレーが続々飛び出し、そしてプレーオフには出場していないチームの選手「ジェフ・ガルシア(バッカニアーズ)」「TJ・フシュマンザデ(ベンガルズ)」らもここぞとばかりに好プレーで魅せてくれます。

その中でも一番光ったのがバイキングスの新人王「エイドリアン・ピーターソン」。16回129ヤード、2TDとNFCの勝利に大きく貢献し新人王に続きプロボウルMVPと2タイトルを獲得。来シーズンの活躍が期待されます。
(Madden09 の表紙には絶対になっちゃイカンぞ!!)
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というわけで、我らが”ニューヨーク・ジェッツ”はダメダメでしたが非常に事件が多く、NFLファンに語り継がれるような貴重なシーズンが終了しました。
しかし、ベアーズ”アーラッカイ”の首の手術、パッカーズの”ブレット・ファーブ”の進退問題、各チームの契約など既に事は進んでいます。 
ジェッツに関してはHC”マンジーニ”は大丈夫としてQB”チャド・ペニントン”がどうなるのかが気になり、今から非常に来シーズンが待ち遠しいです。
とにかく、多くの感動を与えてくれた全アメリカンフットボーラーに感謝してこのドラマは一時閉幕。

では See you next season!!
(このブログは続きますよ・・・)

 
2008年2月10日 日曜日  Final
  1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
 AFC All-Star   17 10 3 0   30
 NFC All-Star   7 14 7 14   42
@ アロハ・スタジアム 有料入場者数  50,044
  Game StatsPhotos

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[引用:NFL JAPAN]

2008年プロボウルが、ハワイのアロハ・スタジアムで行われNFCが42対30で勝利した。NFCは第2Q序盤に7対24と大量リードを許すが、前半で
21対27と追い上げる。そして後半に入って21対3とAFCを圧倒し、見事な逆転勝利を収めた。MVPにはラン16回129ヤード、2TDをあげたミネ
ソタ・バイキングスの新人RBエイドリアン・ピーターソンが選出されている。ピーターソンのラン129ヤードは、1995年にマーシャル・フォークが記録した180ヤードに次ぐプロボウル歴代2位の記録。また、新人のプロボウルMVPもフォークに次ぐ史上2人目の快挙だ。

勝利したNFCでは他にダラス・カウボーイズのWRテレル・オーウェンスが、レシーブ8回101ヤード、2TDと活躍。今シーズン途中、強盗に銃で撃たれた死亡したSショーン・テイラーの背番号21をつけて出場したワシントン・レッドスキンズ勢ではTEクリス・クーリーがレシーブ3回41ヤード、1TDをあげている。後半失速し、17点のリードを守りきれずに敗れたAFCでは、QBペイトン・マニングがパス16回中11回成功、147ヤード、1TDを記録。しかし、ランはピッツバーグ・スティーラーズのQBベン・ロスリスバーガーのラン1回18ヤードがチームトップと、計45ヤードしか獲得できなかった。また、サンディエゴ・チャージャーズのCBアントニオ・クロマティが、2インターセプトと奮闘したがチームに勝利をもたらすことはできなかった。

第1QAFCはFBロレンゾ・ニールのTDランで先制するが、NFCもWRラリー・フィッツジェラルドがTD捕球をあげる。AFCはWRのTJ・フシュ
マンザデのTDレシーブ、Kロブ・ビロナスがFGをあげ第1Qで17対7と先行する。第2Q残り12分8秒、AFCはWRフシュマンザデが再びTD捕球を
あげ、24対7とリードを広げる。しかし、NFCはここからWRオーウェンス、TEクーリーのTD捕球により、21対27と追い上げて前半を終える。第
3Q、NFCはRBピーターソンのTDランで逆転するが、すぐにAFCもKビロナスのFGで勝ち越す。第4Q、NFCは残り12分29秒にWRオーウェン
スのTD捕球で35対30と再びリードを奪う。さらにNFCは残り2分43秒にRBピーターソンがダメ押しのTDランをあげ、AFCを下した。

その他の主要スタッツ
NFC
QB ジェフ・ガルシア パス10回中8回成功、117ヤード、1TD、1インターセプト
QB トニー・ロモ パス16回中9回成功、87ヤード、2TD、1インターセプト
QB マット・ハッセルベック パス9回中7回成功、78ヤード、1TD
RB マリオン・バーバー ラン6回37ヤード
TE ジェイソン・ウィッテン レシーブ3回38ヤード

AFC
QB デレック・アンダーソン パス26回中10回成功、103ヤード
QB ベン・ロスリスバーガー パス9回中5回成功、42ヤード、1TD
TE トニー・ゴンザレス レシーブ4回79ヤード
WR レジー・ウェイン レシーブ5回55ヤード