う好き勝手させんよ
JETSはちょうど真ん中のWeek09がByeWeek。シーズン前半のラスボスは残り10秒で逆転負けを喫したライバルのドルフィンズです。

前の試合はワイルドキャットに散々やられるも、エドワーズへのロングパスでムリヤリ追いつくという展開で、試合自体はドルフィンズペースでした。

そして今週も気になるのがケガ人の状態。NT”クリス・ジェンキンス”に続きRB”レオン・ワシントン”というプロボウラー2人がシーズンアウトし、窮地に立たされております。WR”ジェリコ・コッチェリー”は今度こそ出場できるのか?

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▼ケガ人

Name Position Injury Practice Status Game Status
Jerricho Cotchery WR Hamstring Limited Participation in Practice Questionable
Shaun Ellis DE Knee Limited Participation in Practice Questionable
Bart Scott LB Knee Limited Participation in Practice Questionable
Lito Sheppard CB Quadricep Limited Participation in Practice Doubtful
David Clowney WR Ankle Limited Participation in Practice Questionable
Brad Smith WR Quadricep Limited Participation in Practice Questionable
David Harris LB Wrist Full Participation in Practice Probable
Brandon Moore G Foot Full Participation in Practice Probable
Donald Strickland CB Ankle Full Participation in Practice Probable
Bryan Thomas LB Wrist Full Participation in Practice Probable
Damien Woody T Foot Full Participation in Practice Probable

→先週OUTだった”ジェリコ・コッチェリー”は出場確立50%の「Questionable」にまで回復。しかし問題なのはレイダース戦の最後で負傷したLB”バート・スコット”まで「Questionable」なのです。おいおい、誰がランを止めるンだよ(;´Д`)ノ

あとWRに関して”ジェリコ・コッチェリー”、”ブラッド・スミス”は前からとして、”デビット・クロウニー”まで「Questionable」。WRの壊滅が進んでおります。

▼ドルフィンズも負傷者アリ
かなりの負傷者を抱えているJETSですが、相手のドルフィンズもJETSほど酷くないにしろ負傷者がいます。主力CB”ウィル・アレン”がシーズンアウトし、エドワーズへパスが通りやすくなっております。(落球しなけりゃね)
そしてLB”チャニング・クロウダー”に出場確立が25%ぐらいの「Doubtful」がついております。

▼どうなるドルフィンズ戦
前回Week05:vs ドルフィンズ
ではワイルドキャットという複雑な攻撃に複雑なディフェンスをぶつけた結果、ディフェンスが崩壊してしまいました。

しかし先のセインツ戦で、ドルフィンズは第1Qは得意のラン攻撃で得点を重ねるも第2Q中盤からさっぱりランが出なくなります。
それはNFL JAPANの記事によると、「これまでドルフィンズと対戦していたチームは、ロングゲインを奪われることを心配し、横に広がった守備隊形を取っていた。しかしセインツはそれとは正反対に、フィールド中央に密集した隊形を採用。」との事。

後方の守備は捨てて、中央前方に守備を密集させてランを叩きまくったようです。有効な対策とあれば当然JETSもマネをするでしょう。あとはCB”ダレル・リーヴィス”のINTに期待するか、ドルフィンズWR”テッド・ギン”の落球グセ頼みって事になるでしょうか。

いずれにせよリーグ1位とリーグ2位のランオフェンスが激突する地上戦になる事は簡単に予想できますが、ランで釣っておいてここぞという時にパスを決めれた方が勝ちなので、未だ不安定なホットドッグボーイQB”マーク・サンチェス”に勝敗はかかっています。

[引用:NFL JAPAN]

ニューオリンズ・セインツは先週、マイアミ・ドルフィンズに前半で最大21点差をつけられながら逆転勝利を収めた。この劇的勝利は、守備陣が計2INTリ
ターンTDを挙げたことに加え、リーグを席巻していたドルフィンズのワイルドキャット隊形からのランを抑えたのが大きな要因となった。NFL.comの
ジェイソン・ラカンフォラ氏は、セインツがどのようにドルフィンズのワイルドキャット封じに成功したのか分析している。

 セインツは、この試合でドルフィンズのワイルドキャット隊形からのランを1回平均2.2ヤードに抑えた。ドルフィンズは同隊形から15回ランを仕掛けた
が、そのうち4回がマイナスヤード、8回が3ヤード以下だった。それもあって、ワイルドキャットの中心選手であるランニングバック(RB)ロニー・ブラウ
ンはラン16回48ヤードと沈黙する結果となった。

 これまでドルフィンズと対戦していたチームは、ロングゲインを奪われることを心配し、横に広がった守備隊形を取っていた。しかしセインツはそれとは正反
対に、フィールド中央に密集した隊形を採用。相手のランにすぐに反応できるようにしていた。通常なら守備ラインとラインバッカー(LB)の7人が位置する
「ボックス」という相手オフェンスの前方10ヤード以内のエリアに、9人から時には10人を配置していたのだ。そうなると当然パス守備は手薄となるが、守
備バック陣は2INTを奪う活躍で不安を打ち消した。

 ラカンフォラ氏は、セインツは全74回の守備機会のうち62回でプレッシャーをかけていたこと、コーナーバック(CB)とセイフティ(S)が頻繁にラン
ブリッツを行っていたが、その動きに対しドルフィンズは何の対応もできていなかったとする某スカウトの談話を紹介している。

 今週ドルフィンズと対戦するのは、同じAFC東地区のニューヨーク・ジェッツ。その指揮官レックス・ライアンHCは、セインツのグレッグ・ウィリアムス
守備コーディネーターとともに父であるバディ・ライアン氏に師事しており、2人のスタイルには共通点が多い。リーグ有数の守備力を誇るジェッツは、前回ド
ルフィンズと対戦した第5週ではランを全く止めることができずに27対31で敗れたが、ここでジェッツがセインツに続いてドルフィンズのランを抑えること
ができるかどうかは、今後ドルフィンズと対戦するチームにとっても大きな意味を持つことだろう。