見えざる神の手
運命のコルツ戦は他の試合より遅れて開始。
驚くことに、先に試合の終わったワイルドカード争いのライバルたちが、ドルフィンズ負け、レイブンズ負け、ジャガーズ負け、ベンガルズ勝ちと全てJETSの都合のいい方向に傾いた。
(でも一番驚いたのはセインツがタンパに負けた事です)
これはサンタの遅れたプレゼントか!?それともお年玉の前借りか!??
そんなこたぁどうでもいい。この千載一遇のチャンスを逃すな!!!
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▼第1Q
[コルツ]
敵陣30ydから4th-1ydのギャンブル!ランを止めるもクリッピングで1stDownを更新される。
そしてRB”ジョセフ・アッダイ”のど真ん中のランが突き抜けてTD!
エクストラポイントのキックは根性で阻止するも、やっぱ強いわ。
0-6
▼第2Q:0-6
[コルツ]
ロングパスを阻止するもCB”リト・シェパード”のイリーガルコンタクトで敵陣20ydに進まれる。
ちゅうかこれは反則か?
TE”ダラス・クラーク”へのパスで敵陣5ydまで進まれるもTDは何とか防いでFGで終了。
ちゅうかJETSの攻撃時間がほとんどないぞ。
0-9
[JETS]
やっと反撃。WR”ジェリコ・コッチェリー”へのミドルパスを通して、RB”ショーン・グリーン”のランが大きく抜けて敵陣20ydで2ミニッツ!
しかしQB”マーク・サンチェス”がサックを喰らって大きく後退し、3rd-17yd。なぜサンチェスの背後がガラあきに!?
FGを決めてとりあえず3点返す。
3-9
コルツの攻撃を止めて前半終了。苦戦するも1TDでひっくり返る点差で抑えた。
さぁマニングは後半も出てくるかが問題。
▼第3Q:3-9
[JETS]
キックオフと同時にWR”ブラッド・スミス”のリターンが密集地帯を抜けて、足をつかまれるも耐えてそのままTD!!!!逆転のキック・オフ・リターンTD!!!!!!
キタ━━━(゜∀゜)━━━!!!
10-9
[コルツ]
後半もQB”ペイトン・マニング”が登場。お前は寝とけよ!
TE”ダラス・クラーク”へのパスを難なく通して敵陣7yd。RB”ドナルド・ブラウン”のランで敵陣1yd。トドメもRB”ドナルド・ブラウン”のランでTD。
速攻逆転されました。(T_T)しかし2ポイントは阻止!まだ5点差
10-15
[JETS]
WR”ジェリコ・コッチェリー”へのパスを通して敵陣へ突入するも3rd-3ydでまたサンチェスの背後がガラ空きになってサックを喰らってパントで終了。何やってんだDL。
[コルツ]
マニングがひっこんんでQB”カーティス・ペインター”が登場。
パスを投げる際に背後からOLB”カルヴィン・ペイス”のタックルが入ってファンブル!!!それをカバーしてTD!!!
だがこれはチャレンジ。パス失敗かどうかが焦点だな。
しかしチャレンジは失敗!。やったぜゴチです!!2ポイントも成功!!!いただきマンモス!!
18-15
▼第4Q:18-15
[JETS]
WR”ブラッド・スミス”へワイルドキャットで敵陣25yd。WR”ジェリコ・コッチェリー”へエンドゾーン手前へのパスはサイドラインを踏んで惜しくも失敗。FGで3点追加して終了。あと1本FG欲しいなぁ。
21-15
[コルツ]
QB”カーティス・ペインター”は全く機能せず。相手のQBが3流ならばJETSの守備はアリの這い出るスキマも無い。( ̄∀ ̄)
[JETS]
RB”トーマス・ジョーンズ”の負担を軽減させるため活躍をするドラフト3巡で獲ったRB”ショーン・グリーン”。
ランで1stDownを更新するも倒れて動かず。
TE”ダスティン・ケラー”へのパスとRB”トーマス・ジョーンズ”のランで敵陣突入。3rd-1ydはスニークで更新。
今日のサンチェスは落ち着いてるなぁ~~。
前半あれだけ止められてたRB”トーマス・ジョーンズ”のランがやたら出るようになった。
またもサイドライン際に抜けて敵陣2yd!!
ジョーンズのダイブは惜しくも届かず、あとインチ!次もジョーンズが突っ込むが届かず。
3rd-インチ。今度は入った!!!TD!!!!ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
2ポイントも難なく成功で14点差!!!!!残り5分ちょい。イケルぞ!(°∀°)b
29-15
[コルツ]
QB”カーティス・ペインター”が反撃。パスを通して敵陣突入。しかしCB”ドワイト・ロウリー”がインターセプト!!
スローVTRで見るとスゲープレーだ!これはデカイ!( ̄▽ ̄)=3
[JETS]
ここはランで時間を潰しまくれ!RB”ショーン・グリーン”のランが突き抜けて1stDown更新。
ここで2ミニッツ!!!
もとよりコルツはここまでにタイムアウトを2回使って、残り1個。
[コルツ]残り>1:00
サイドラインは両者押し黙った緊張した表情。
最後の攻撃もサックで潰して試合終了!!!!
まさか、まさか、まさか無敗コルツを倒して生き残りました!!
ヤフー予想も的中してボロ勝ちだ!!ヘ(゜∀゜*)ノ
29-15
2009/12/27 @Lucas Oil Stadium
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT | Total | ||
ジェッツ | (8-7-0) | 0 | 3 | 15 | 11 | 29 | |
コルツ | (14-1-0) | 6 | 3 | 6 | 0 | 15 | |
Game Stats |
▼総評
勝因はハッキリいって第3Qの5:00頃にマニング及び主力を下げてくれた事です。
前半は全く攻撃が通らないどころか、コルツの攻撃時間が長すぎてジワジワとやられるのを覚悟したぐらいでした。
しかし主力を下げた途端、確変が発生した如く攻撃も守備も圧倒。コルツは3流以下のチームに成り下がり一気に追い込みました。
前半は苦戦するも後半一発目のWR”ブラッド・スミス”のキック・オフ・リターンTDでモメンタムを傾けて
RB”トーマス・ジョーンズ”とRB”ショーン・グリーン”が怒涛のランで突き進む。
RB”トーマス・ジョーンズ”は105ydの1TD、RB”ショーン・グリーン”も95yd獲得して二人合わせてちょうど200ydGET。
今まで真正面から突っ込むばかりだったジョーンズのランが試合中に進化したみたいに後半途中から軽ろやかにサイドに抜けるパターンが多くでたのも大きい。
サンチェスのスタッツは12/19-106yd獲得。0TD、0INTです。
スタッツの数値よりも今日のサンチェスとレシーバー陣は良かった。落ち着いて空きレシーバーを判断できて、INTなしで切り抜けたのも勝因です。
しかし攻撃よりも守備陣の全員がMVPでしょう。ワタシはこの試合の勝敗の分かれ目はマニングが引っ込むまで、どこま最小の傷口で済むかだと予想してましたので、苦戦しながらも6点差に抑えて前半を折り返したのは嬉しかった。
そしてコルツのバックアップQB”カーティス・ペインター”にはファンブルリカバーTDやINTと大変お世話になりました。m(_ _)m
平行して行われていたブロンコスの試合も接戦の末にイーグルスに負けてJETSがワイルドカード候補の8勝ラインに並びました。
まだ計算できてないんですが、これってもしかして来週勝ったら自力でプレーオフ??
←奇跡ついでに、奇跡の1枚。
[引用:NFL JAPAN]
現地27日、インディアナポリス・コルツ対ニューヨーク・ジェッツ戦が行われ、ジェッツが29対15で開幕14連勝中だったコルツを撃破する波乱を起こした。金星をあげたジェッツは8勝7敗とし、プレイオフ出場への可能性をつなげている。一方、今季初黒星を喫したコルツは、5点リードした第3Q途中からクォーターバック(QB)ペイトン・マニングを筆頭に多くの先発メンバーをベンチに下げたことが敗因となった。
ジェッツは3対9で迎えた後半最初のプレイで、ワイドレシーバー(WR)ブラッド・スミスが106ヤードキックオフリターンTDをあげて逆転。直後のシリーズでTDを奪われすぐに再逆転されるが、ここからコルツが主力温存を選択したことで試合の流れが大きく変わった。第3Q終盤、ジェッツは交代出場の相手QBカーティス・ペインターへのサックからディフェンスエンド(DE)マーキス・ダグラスのファンブルリカバーTDによって再びリード。さらにジェッツは第4Q序盤にFGを成功すると、残り約5分半にランニングバック(RB)トーマス・ジョーンズがTDランをマークし、勝利をつかんだ。
ジェッツはジョーンズがラン23回105ヤード、1TD、RBション・グリーンがラン16回95ヤードと地上戦を完全に支配。そしてQBマーク・サンチェスはパス106ヤードに終わったが、ターンオーバーなしと手堅いプレイを見せたことも大きかった。
コルツはマニングが、パス21回中14回成功、192ヤードをマーク。しかし、交代出場のペインターはパス11回中4回成功、44ヤード、1INT、1ファンブルロスと何もできず。主力を交代させてから0対19と圧倒され、レギュラーシーズン全勝の快挙を逃した。
KRTDにファンブルフォースTD、コルツが緩めてくれて助かった感じですね。
それとも…サンチェスがあまりパスを投げない方が勝つのか…それも困りますが(苦笑)。
ベンガルズも地区優勝を決めたようですから、来週もモチベーションの差で何とかなるか。
しかし、何度ももうだめかと思わせといて結局最終週まで引っ張るんだから困ったチームですな(笑い)。
まあそれが楽しいんですけど。
ジェッツ勝ちましたね!おめでとう!!スティラーズも首の皮一枚で生き残りました~
確かに兄者が引っ込んだラッキーはあったにしろ、大殊勲の勝利。おめでとう御座います。
8勝で並んでるのは、NYJ,BAL,PIT,HOUの4チームで、MIA,JAC,TENの3チームが7勝。
8勝球団が最終週全部勝って9勝タイブレークだと、BAL,PITはお互い1勝1敗同士なので地区内勝率で上位のBALが北地区代表で残り、NYJ,BAL,HOUの3者で争うみたいです。
最初の直接対決は成立せず(BALlvsHOUが無い為)、AFC内勝率で7-5のNYJ,BALが6-6のHOUを下してWC決定。
ただどちらが上位かは、共通の対戦相手も4つ以上無いので、Strength of victory以下の手続きに。
もし他の8勝チームのどれかが負けてタイブレークの面子が減っても、HOUには直接対決で勝ってるし、PITvsHOUは無く、更に両チーム共にAFC内勝率は6-6止まりなので、何れにしても最終週勝てばNYJのWCは決定みたいですね。
ぷんじんさん>
あれだけ失望させといて、ここまで残るとは夢にも思いませんでした。
他のチームの勝敗にも助けられて強運以外の何者でもありません。
でも喜ぶのは来週、勝利してからです。なんせJETSですからw。
アメフトベビーさん>
強豪がスケジュールの最後の方に残っているというは開幕直後は不利だと思ってたのですが、逆に働くとは思ってもみませんでした。スティーラーズもライバルに勝利し、来週は8勝チーム5WAYの大決戦です。
Ligerさん>
こんだけワイルドカード戦線に同率で並ぶとややこしいですが、やっぱJETSって勝利すると他のチームの影響なしにプレーオフですよね?相手は消化試合のベンガルズですが、何が起こるかわからないので、気を引き締めねば。
と言いつつ、口元は緩んでおります。(´∀`)
大変失礼致しました。8勝の中にDENが抜けておりました。
でもNYJとBALは最終週勝てばプレイオフ決定とNFL JAPANでもいってますね。NFL JAPANの記事じゃ却って心配か(笑)。
でも大本営の記事でも自力で決めれるのは確かなようです。御健闘をお祈り致します。
大本営って響きで不毛地帯を連想するのはワタシだけ?
とにもかくもたった一日で形勢が大逆転。ただ気になるのはベンガルズはプレーオフ進出は確定なれど、第3、第4シード決定戦ということで、完全な消化試合ではないと言うことです。
まぁ相手が手加減してくれないと勝てないならばプレーオフに行っても無駄ですので、ベンガルズがどう出ようと勝利あるのみです。