ある意味フラッグフットボール

Week06のオオトリとなるマンデーナイトはビルズvsジェッツの首位争奪戦。

両者とも負ければ3連敗になるので、女房を質に入れてでも勝利したいでしょう。(例え古っ)

 

かつ、ジェッツにとってはシーズン中にHC”ロバート・サラー”をクビにして暫定HC”ジェフ・ウルブリッチ”で挑む、今後を占う試合でもあります。

さぁ、どうなる!?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ビルズ

7

13

0

3

23

ジェッツ

10

7

3

0

20

オフェンス

まず両軍ともオフェンス・ディフェンスともに反則が多すぎたという前提があり、そこはお互い様ということで、反則に関しては ほぼ割愛します。

 

OCは”ナサニエル・ハケット”のままプレーコールはパスゲームコーディネーターの”トッド・ダウニング”が行うという事で、連敗した直近2試合とは違い序盤からランが出ます。

 

我々はどうやらスクリーンパスとスィープという技を今まで忘れていたようでした。
(。ノε`。)アゥ~~べn

あとビルズDL”エド・オリバー”が欠場し、ジェッツRT”モーガン・モス”が復帰したこともランオフェンス復活に一役買っていたのでしょう。

 

2シリーズ連続で得点して「今日はイケる!」と思ったのもつかの間、ベテランLT”タイロン・スミス”方面からラッシュがよく漏れてきて、サックが直撃。

サックされた時にロジャースが頭を撃ったのか、サイドラインで頭を抱える姿が映され超心配しましたが、大丈夫でした。

加えて、スミスは肝心なところでホールディングもやらかしてRB”ブレーロン・アレン”のTDランを帳消しにし、ベテランなのに足を引っ張った印象があります。

 

前半終了まで後数秒、スコアは20-10と10点ビハインドで折り返すかと思った矢先に今日1番のスーパープレーが飛び出します。

 

前半0秒、自陣からエンドゾーンへ投じたヘイルメリーパスが・・

 

WR”アレン・ラザード”がレシーブし
TDキタ━━━━━∩(゜∀゜)∩━━━━━!!!!

TV中継ではこのプレーの直前に過去のロジャースのヘイルメリー集が流れましたが、まさか決まるとは誰が思ったか。

折り返す前に3点差まで縮めたのは非常にデカかった!!勝利のフラグか!?

 

後半、FGを決めて20-20 と同点に追いつき、オフェンスもそこそこ通ってレッドゾーンに入るもTDまで決めきれず。

かなり惜しいシーンもすんでのところで止められてエンドゾーンに届かないのがもどかしすぎる。

 

そして、後のコーナーでもお伝えしますが、K”グレッグ・ズーライン”がFGを外しまくって、せっかくのドライブを無得点で潰します。

 

3点リードされる状況の2ミニッツにラストチャンス!

WR”マリク・ウィリアムス”が倒れながらもレシーブできていたところに、CB”タイロン・ジョンソン”が突っ込んできて値千金のインターセプト!!

 

↑中継では拡大スロー再生が流れ、ほぼレシーブ出来ていたところをさらわれました。

敵ながら、勝利への執念を垣間見ましたね。

 

ロジャースのスタッツは23/35回294yd、2TD,1INT。

悪くは無かったものの後半はレッドゾーンからTD出来ない決定力の無さが敗戦に繋がりました。

 

RB”ブリース・ホール”はラン18回113yd(最長42yd)と久々に爆発しました。

ホールはやはり1列目さえ抜ければ早い。あとは単独でタックルを切れるパワーが欲しいところです。

 

レシーバー陣はWR”アレン・ラザード”が18レシーブ118yd、1TD。

ヘイルメリーのレシーブは驚愕。さすがロジャースがグリーンベイから連れてきた男です。

エースWR”ギャレット・ウィルソン”は、8回107yd、1TD。

 

これほどのスタッツで20点しか取れず負けるのは、悔しい。

今日のオフェンスを次戦に繋げていきたいところです。

ディフェンス

ビルズのエースRB”ジェームス・クック”が欠場ということで、パスディフェンスに注力すれば抑えられると思ったら、意外な伏兵がおりました。

代役のRB”レイ・デイビス”はパワーがある上にカットがキレており、さらにDBに競り勝ってロングパスをレシーブするというエグいスキルを見せ、序盤は対応できずにヤラれます。

 

最終的にこのデイビスがランもレシーブもチームTOPを稼いで、ビルズの勝利に大きく貢献しました。

 

QB”ジョシュ・アレン”は、困ったらとにかくスクランブルだったのが、動きながら正確にパスを通す好プレーを連発し、マホームズほどの柔らかさは無いものの似たようなタイプに近づいております。

 

かねてからの欠点であるボール・セキュリティの甘さを見せてファンブルするも、そこは味方がカバー。

 

スタッツはパス19/25回215yd獲得、2TD、レーティング127.9と前試合の悪さを払拭する活躍を見せました。

ファーストダウンすればトドメとなるシーンで、切り札のスクランブル(QBラン?)を出すのはさすがでした。

 

一方、ジェッツのディフェンス全体がこれまでの堅牢さが無く、ランで走られパスラッシュもアレンに届いておりませんでした。

これに関しては暫定HC”ジェフ・ウルブリッチ”も試合後の記者会見で、今日はディフェンスのコールが上手くいってなかった事を反省しています。

 

あと、CB”D.J・リード”やその他DB陣のパス・インターフェアランスの多さは致命的でしたね。

リードは反則をやらかしまくった後に第3Qに鼠径部を痛めて退場。あとS”チャック・クラーク”は第2Qに足首を痛めて後半は出場しておりません。

 

LB“C.J・モズリー”が復帰したのですが、控えでプレー回数は少なく記録は1タックルのみ。

 

おまけにホールドアウトを続けるLB”ハーソン・レディック”は、新たな代理人を雇いましたが、交渉に何の進展もありませんでした。

スペシャルチーム

今日の一級戦犯はKグレッグ・ズーライン

この男、ブロンコス戦で入れば勝利の決勝FGを外したのに懲りず、本日も32ydと43ydの簡単なFGを2本も外しやがりました。

 

この最後のキック、対角に蹴り過ぎてゴールポストにゴン!

明らかに迷いが出て自信を無くしていることが分かります。

 

ビルズのK”タイラー・バス”も1本FGとエクストラポイントを外しているので、風があり難しかったのかもしれません。

 

しかし、これが50yd超ならまだ分かるも、ショートFGを2本も外すのは信じられません。

プロとしてあるまじき姿

プレシーズンの最終戦からこの兆候を見せており、開幕前から心配してましたが、ここまで裏切られるとは思っていませんでした。

 

勝負にたられば は無いにしても、50yd以下のFG3本のミスにより2勝を失ってるわけです。

 

HCをクビにするならズーラインもクビにして、キャンプで正キッカー争いをしていた方をロースターに加えて欲しいです。

総評

とにかく反則だらけでフラッグが飛び交う、酷い内容でした。

ビルズが反則11回94yd罰退、ジェッツも反則11回ですが罰退が110ydと重罪が多かったのも敗因でしょう。

 

ちょっと怪しかったらパスインターフェアランスですよ。

しかもこの反則って「不正な邪魔をされてなければレシーブできていた」という前提があったと思うのですが、あきらかにサイドラインから出るオーバースローでも反則を取られちゃうのは、なんなんでしょ。

 

本当に 今日は辛口(略して、今日カラ)でした。接戦だっただけに見ている方もしんどかったです。

 

今宵も勝てそうな1ポゼッション差の接戦を落した、勝ち切れないジェッツ。

明らかにオードリー春日がロジャースのジャージを着て以降、おかしくなりました。

呪いって怖いです
( ̄∩ ̄#゛

 

イルカさんもペイトリオッツも弱くなっている勝負のシーズンだけに、この敗戦はかなり痛いです。

ビルズがこの後、また連敗してくれれば希望はあるのですが、どうなることやら。

 

来週の相手スティーラーズはランが好調で4勝してる強敵ですが、なんとか勝利して望みをつなげたいところです。