大人になっても通信簿
ニューヨークデイリーからシーズン中盤においてのJETSの通信簿が発表されました。
JETSがこの順位にいる事はペイトリオッツの”トム・ブレイディ”のシーズンアウトや弱いチームとの対戦が多く運が良かったためと、地元紙のくせに辛口評価。
そんな辛口な通信簿を見てみましょう。
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・クォーターバック:C+
低評価ながら”ブレット・ファーブ”に関する最終的な評価は下せないとの事。
14のターンオーバーという悪い傾向は止めなければならないが、ファーブの存在はチームの雰囲気をよい方向に変えました。ファーブには周りから絶大な信頼を寄せるカリスマ性があり、これはチームにとって大きなプラスです。
・ランニングバック:A-
昨シーズンは振るわなかった”トーマス・ジョーンズ”は601yd獲得でAFC2位のリーディングラッシャーとなりました。しかし、MVPはなんといっても第2RBとリターナーを務める”レオン・ワシントン”です。彼がいなければ格下のチーフスに確実に負けていました。
バイキングスから来たFB”トニー・リチャードソン”のリードブロックも大きな効果を上げています。
・ワイドレシーバー:B-
“ラヴァニアス・コールズ”5TD、”ジェリコ・コッチェリー”3TD と意外とTD数は少ないです。どちらかというとTDに繋がるドライブ中での活躍が多いですね。
“チャンシー・スタッキー”は19キャッチ中16回ファーストダウンを更新しており、チームに大きく貢献しています。
・タイトエンド:C
あまり効果的な活躍は見せていないとの事。
“クリス・ベーカー”はレイダース戦の最初のシリーズだけ活躍してあとはイマイチ。
ルーキー”ダスティン・ケラー”はフィジカル面は強いですが、精神的に弱いとの事。
“バッバ・フランクス”はレッドゾーンでの主要なターゲットであると思われていましたが、そうはならず。レポーターが彼にインタビューするのはパッカーズ時代から一緒であったファーブについての事だけだと超辛口。
・オフェンスライン:B
16サックのうち9つはオフェンスラインが原因であり、補強したLG”アラン・ファニカ”とRT”ダミアン・ウッディ”は各平均3.5サックを謙譲したとの事。ファニカの成績は年棒800万ドルの選手ではないとここでも辛口。
しかし、LT”デ・ブリッカショウ・ファーガソン(D’Brickashaw Ferguson)”は1ペナルティと1.5サック献上と優秀な成績なのが救いとの事。
・ディフェンスライン:A-
なんといっても、NT”クリス・ジェンキンス”の存在が評価を高くしています。ランディフェンスの防御力がリーグ4位なのは彼のおかげです。DE”ショーン・エリス”も好調で今シーズンは2004年に入団して以来の最高のパフォーマンスを見せています。
・ラインバッカー:B
補強した”カルビン・ペイス”と”ブライアン・トーマス”が外側のランプレイを防ぎ、パスラッシュでも高い効果を上げています。
内側の”エリック・バートン”と”デヴィット・ハリス”はタックルを量産するも目立ったプレイはありませんでした。そして”デヴィット・ボウエンス”は広い守備範囲をカバーできず、その弱点を敵に突かれる事もあります。
・ディフェンシブ・バックス:C+
明らかに強いのはS”ケリー・ローズ”とCB”ダレル・リーヴィス”で、それ以外の選手が穴なのですが、Week9でインターセプトからタッチダウンを決めたS”エイブラム・イーラム”とニッケルバックの”ドリュー・コールマン”は健闘しているとの事。
・スペシャルチーム:C+
やはり序盤からの不安定さが響いてこの成績です。
しかし、そんな中でもRB”レオン・ワシントン”はよいパフォーマンスを見せています。
→という事で優秀のAが「ランニングバック」「ディフェンスライン」、逆にダメなCが「クォーターバック」「タイトエンド」「ディフェンシブバックス」「スペシャルチーム」と評価が悪い方が多い結果となりました。
スペシャルチームに関しては建て直していますので、今後成績アップは確実でしょう。
QBもWeek9のような良いパフォーマンスが続けばUP。TEはケガ人が多く、成績ダウンは免れないでしょうな。(=_=;)