法律的なニュースはムズかしい
FA解禁が秒読み的な雰囲気なので、その前にニュース。
昨シーズン飲酒運転で逮捕されたWR”ブレイロン・エドワーズ”がその罪を認めました。
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▼FA解禁前に決着をつけるエドワーズ
昨シーズン、パッツ戦勝利に浮かれて飲酒運転をやっちまったエドワーズ。
FAが始まる前に、この裁判に決着をつけようと罪を認めました。
これによりエドワーズは500ドルの罰金、運転免許6ヶ月停止、NFLの更生プログラムを受けるという罰が課せられるようです。
エドワーズは「今はフットボールに集中する時です。それがこの結論に達したと考えます」「FAの契約が始まる前にこの問題を解決できてよかった。」
とコメントしております。
そしてエドワーズは当然、ロックアウトが終わるならば、JETSとの再契約を強く望んでおります。
▼罪を認める(pleads guilty)とは?
で、今回のニュースのタイトルにも使われていた「罪を認める(pleads guilty)」ですが、よく見る「無罪を主張する(pleads not guilty)」と単純に反対の意味になるのではないようです。
刑事裁判の罪状認否で、自分が有罪であることを認めることで、日本の刑事裁判と異なり”plead guilty”により検察側と争わない代わりに陪審員裁判が免除されたり刑を軽くしてもらう仕組みになっているとの事です。
その分、判決もスピーディーに決まるわけで、これが司法取引(plea bargain)になっているようです。
▼執行猶予中の犯罪??
JETSと再契約できる可能性を高くするために、この決断をしたのですが、記事によると これは2年前のクリーブランドで起こしたナイトクラブ暴行事件の執行猶予中の犯罪に入るの可能性があるのではないか? と報じています。
もしも、執行猶予中の犯罪となるならば1000ドルの罰金のみならず懲役最高6ヶ月課せられる可能性があるそうで、そうなると再契約どころじゃありませんな。
エドワーズの決断の行く末はいかに??