手始めは腹心と長期契約
FA交渉が解禁され、さっそく新HC”レックス・ライアン”が動きました。レイブンズのLB”バート・スコット(Bart Scott)”と6年で総額4,800万ドル(約46億9,000万円)の大型契約です。
改革の手始めは大方の予想どうりの一手でした。
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▼LB”バート・スコット”
2002年にドラフト外の選手でレイブンズに入団。入団後4シーズン目にLB”レイ・ルイス”が負傷(Maddenの呪い)し、その代役として活躍し2006年にプロボウルに選出されました。
2008シーズンは全16試合に先発し、LB”レイ・ルイス”に次ぐチーム2位の82タックル、1.5サック、2ファンブルフォースの成績でリーグ2位の守備力を支えて、チームのAFCチャンピオンシップに導いた原動力の一人です。
その強固な守備力の頭脳であるレイブンズDCであった”レックス・ライアン”。その守備力をJETSでもすぐに機能させるにはLB”レイ・ルイス”かLB”バート・スコット”を招き入れるだろうと言われてましたので、大方の予想どうりの動きです。
加えて6年で4,800万ドル、最初の3年間で2,700万ドル(約26億3,000万円)を支払う大型契約を結ぶとは、ライアンは自分の忠実なコマとしてスコットにかなりの信頼を寄せています。
▼LB”レイ・ルイス”も取るのか?
ジェッツはLBを2人カットしてますので、LB”レイ・ルイス”も獲得するのかな?と思われますが、”バート・スコット”を獲得した時点でもう無いでしょう。
「ルイスの獲得は昨年の”ファーブ”を獲得するのと同じ事だ」と地元メディアでも報じています。
▼今後の動きは?
あっちこっち切りまくって セーフティー、コーナーバック、ワイドレシーバー、ガードとニーズがあっちこっちにあるJETS。(QBも新たに獲得するつもりかも分かりません)。
次の一手もレイブンズ取りで、ビルズから昨年レイブンズに移籍したばかりのS”ジム・レナード(Jim Leonhard)”、もしくはCB”コリー・アイビー(Corey Ivy)”を獲得するかと思われます。
バート・スコットの実力がよくわからないところではありますが、相当話題のFA物件だったようですね。LOLBで活躍してくれると、LB陣が鉄壁になるのでは?!
と、いま書いたばかりのところですが、すみません、よく記事を読んでいなかった^^;
昨年も相当なパフォーマンスだったのですね。成績を見る限りMLB?
この人を放出したレイブンズの事情はどうなっているのでしょう。
やはり元DC”レックス・ライアン”への信頼が厚かったという事なんでしょう。加えて守備の主力の多くが契約切れる直前にチャンピオンシップへ進出してしまうとは、この流出は防げません。
S”エド・リード”が残っていますが、レイブンズの守備に昨シーズンのようなパフォーマンスは期待できませんね。