守備の鬼は攻撃の補強をしない?
JETSはペイトリオッツのスペシャルチームのベテランLB”ラリー・イッゾ(Larry Izzo)”を獲得しました。
あくまで攻撃の補強は行わないHC”レックス・ライアン”はドラフトや既存のメンバーでQBとWRを埋めるつもりなのでしょうか?
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▼スペシャルチームタックラー”ラリー・イッゾ”
“ラリー・イッゾ”はNFL暦13年でプロボウル3回のベテランLB。
その役目はスペシャルチームに特化したもので、188ゲーム中257タックル。ペイトリオッツの3度のスーパーボウル制覇に貢献しました。(当然スーパーボウルリングを3つ持ってます。)
1996年にドルフィンズに入団した時に現在のJETSのスペシャルチームコーチ”マイク・ウェストホフ(Mike Westhoff)”の指導の元で活動しましたので、長い期間を置いての再会となります。
これまでJETSのベテランがペイトリオッツに流れる事はありましたが、逆にペイトリオッツの全盛を支えたベテランがJETSに来る事が無かったので非常に心強い。
しかし、いまだに攻撃の補強は行わない”レックス・ライアン”。ドラフトで攻撃面を補強するつもりのか?、それとも守備の鬼らしくドラフトも守備ばかり獲得に走るのか?どのようなチームになるのか楽しみです。
[引用:NFL JAPAN]
ニューヨーク・ジェッツは現地11日、主にスペシャルチーム要員として活躍してきた前ニューイングランド・ペイトリオッツのLBラリー・イッゾを獲得し
た。34歳のイッゾは、マイアミ・ドルフィンズ時代の2000年を含め、2002年、2004年とプロボウルに3度選出されたリーグ屈指のスペシャルチー
ム要員。スペシャルチームで通算257タックルをマークしている。今回、イッゾが入団したジェッツのスペシャルチーム・コーディネイターであるマイク・ウェストホフは、ドルフィンズ時代にイッゾを指導したことがある。
かつての恩師と再会するイッゾは「ウェストホフと再び一緒のチームになれるのは嬉しいことだ。彼は俺のキャリア前半において鍵となった人物だから」と喜び
のコメント。さらに「(新HCのレックス・)ライアンのチームでプレイするのも楽しみにしている。彼はフィジカルが激しく、情熱的なフットボールをニュー
ヨークに持ち込んでくれる」と新チームへの期待を示した。また、3球団目の所属チームがまたもAFC東地区となったイッゾは、「俺はキャリアを通してAFC東地区に在籍しているから、ジェッツの選手たちのチー
ムに対する傑出した忠誠心、ファンの注目度の高さは分かっている。一生懸命プレイし、彼らに誇らしく思ってもらうのは素晴らしいことだ」と、意気込みを
語っている。
スペシャルチームですか。
ボーウェンズのポジションに入るってことでしょうね。
スペシャルチームのキャプテンとしての資質にも期待。
スペシャルチームの強化はプロボウラーかつオールプロのKR”レオン・ワシントン”を生かし、勝利に確実に結びつきます。
昨シーズンもレオン・ワシントンのリターンのおかげで勝利した試合も多かったですから。スペシャルチームといえどこの補強にはワタシも大きく期待しています。
しかしQBとWRの穴が心配なので、そろそろオフェンスの問題も着手して欲しいですね。
イッゾさん、ジェッツに行ってしまいました。
さすがに衰えがあるとはいえ、まだまだ超一流だと思うので、2度の対戦は本当にイヤです。
確かにワシントンがいるので、イッゾとワシントンの相乗効果ははかりしれないですよねぇ。
イッゾはこれで、ドルフィンズ、ペイトリオッツ、ジェッツとイーストを転々としています。こういった選手を見ると、AFCイースト所属と言われたCBテレル・バックリーを思い出します(笑)。
逆にTE”クリス・ベーカー”がPatsに行ってしまいましたが、やはり同地区から取ると情報面や敵地でもホーム感覚で戦えるなど、単純な戦力以外のメリットが大きいのですね。(選手からしても引越し考えなくていいし)
とにかくワシントンのキックオフ・リターンタッチダウンが昨年は警戒が強まったのか、Patsから1回だけでしたので(1回でもたいしたもんですが)、この補強で一昨年を超えるぐらいの勢いを見せてもらいてたいです。