ベリチック 女性審判 jugdge woman

アメリカンフットボール(NFL)反則集

アメフト(NFL)の反則です。日本やカレッジと異なる場合があります。(随時更新)
アメフト用語集は→こちら

アンスポーツマン・ライク・コンダクト(15ヤード)

スポーツマンらしくない行為、非紳士的行為。 具体的には相手選手や審判への暴言。特に侮辱的なものはトーンティング(taunting、愚弄の意)と審判によりコールされることも多いが、基本的には同じ反則

また2013年より、フィールドゴールのさいに守備側が味方の選手を後ろからおして、オフェンスラインに突っ込ませた場合もこの反則が取られる。
(これを俗に「キャメル・バック禁止ルール」という。)

アンネセサリー・ラフネス(15ヤード)

必要以上に乱暴なプレイ。明らかにサイドラインの外に出た選手にタックルするなど。

イリーガル・コンタクト<NFLルール>(5ヤード)

スクリメージ・ラインから守備側に5ヤード以上越えた地点でレシーバーに接触すること。パスを投じる選手がポケット(※)から出た場合、適用外となる。 ボール補給後は当然OKで、パスインターフェアランスにならないような状況でのみ発生。 ※「ポケット」とは? ⇒OL(オフェンス・ライン)がパスを投げようとするQB(クォーター・バック)を守るために、QBを囲うように作る壁の中のスペースのこと(別名:カップ)。

イリーガル・サブスティテューション(5ヤード)

12人以上でハドルを組んだ

イリーガル・シフト(5ヤード)

スクリメージラインメンがシフト後1秒以上静止しないこと。2回シフトする事

イリーガルタッチ(5ヤード)

一度自分でアウト・オブ・バウンズに出た選手がボールに触れる。

イリーガルフォーメーション(5ヤード)

スクリメージラインに6人以下の選手しかいない事

イリーガル・バット(10ヤード)

守備側の選手が自陣エンドゾーン内で、ボールを意図的に押し出した場合に取られる反則。
審判の主観に委ねなれるため、オフィシャルレビューの対象にはならない。

2015年シーズンWeek04、ライオンズvsシーホークス戦にて第4Q残り1:51、ライオンズが敵陣11ydからのO#にて、ライオンズWR”カルビン・ジョンソン”が保持していたボールをシーホークスS”カム・チャンセラー”がエンドゾーンに入るギリギリのところでパンチしファンブルを誘発。エンドゾーン内へ転がったボールを、シーホークスLB”K.J.・ライト”が、エンドゾーン後方へ押し出した。

本来ならイリーガル・バットが適用され、ライオンズは敵陣1ydから攻撃を再開する事が正しいのだが、審判がこれをシーホークスのタッチバックと判定。そのためライオンズが10-13でシーホークスに敗れた大誤審として、個の反則が注目を浴びた。

イリーガルブロック・イン・ザ・バック(10ヤード)

背後からの不正なブロックのことで反則。ブロックを受ける側の見えないところ(背後)からブロックされると、対応することができないため怪我をしやすいので反則となります。 尚ボール・キャリアーにはこの反則は適用されません

イリーガル・ブロック・ビロウ・ザ・ウエスト(15ヤード)

腰から下へのブロック

イリーガル・パス<イリーガル・フォワード・パス>(5ヤード)

スクリメージラインより前から投げられた前方へのパス、または一回のプレイで二度目の前方へのパス、パントやフリーキックのリターン側による前方へのパスなど。

イリーガルメン・ダウンフィールド(5ヤード)

パント時に、キッキング側のチームがキックされる前にスクリメージラインを超えること。

イリーガル・モーション(5ヤード)

センターがスナップする前にバックスが2人以上動くこと、あるいはモーションする以前より前方に動くこと

イリーガルユース・オブ・ハンズ(10ヤード)

不正な手と腕の使用のことで反則。 攻撃側は手や腕の使い方に様々な制限があり、攻撃側はジャージ(ユニフォーム)をつかんだり、ブロックをしてはいけない場所(フレーム(=体の肩と腰骨辺りで囲まれた前面)以外)を押したりした場合の反則。

インテンショナル・グラウンディング(10ヤードもしくはパスを投げた時点。ダウンは更新する)

QB(クォーターバック)がパスを投げるため、ドロップバックしたが、レシーバーが見つからなかったり、カバーされていたりして、パスが投げることができない状態で、QBサックによるロスを避けるため故意にレシーバーのいないところにボールを投げた捨てた場合の反則。 時計を止めるためのスパイクである場合、OT(オフェンスタックル)の外側から投げるパスを除いて、パスはレシーバーにいるところに投げなければなりません。

エンクローチメント(5ヤード*)

レディ・フォー・プレーの後からスナップが開始されるまでの間に、オフェンス側の選手がニュートラル・ゾーンに進入した場合の反則。
レディ・フォー・プレーの後からスナップが始まるまでの間、オフェンス側の選手はニュートラル・ゾーンに侵入してはなりません。

C(センター)の腕と頭はニュートラル・ゾーンに侵入していても反則ではありません。ディフェンス側の選手はスナップの瞬間にニュートラル・ゾーンに侵入していなければよいことになっています。 ディフェンス側の選手がスナップの瞬間にニュートラル・ゾーンに侵入している場合は、オフサイドの反則となります。

エンクローチメントとフォルス・スタートはオフェンス側が犯す反則でデット・ボール・ファール(プレーが開始される前の反則)です。オフサイドはディフェンス側が犯す反則でライブ・ボール・ファール(プレー中の反則)になります。

オフサイド(5ヤード*)

スナップ時にディフェンスの選手がニュートラル・ゾーンに進入していた場合の守備側の反則。 オフサイドはライブボール・ファール(プレー中に起こった反則)のため、プレーが終わった後に攻撃側が反則をとるか/とらないかの選択を行う。

スナップの前に進入していても、スナップの時にニュートラル・ゾーンの外側に戻れば反則とはならない。 近年のルール改正で守備側の選手が攻撃側のフォルス・スタートを誘う目的でニュートラル・ゾーンに侵入する行為に対して規制されるようになりました。 ちなみにエンクローチメントとフォルス・スタートは攻撃側の反則で、デット・ボール・ファールのため直ちにプレーが中断され、反則が施行されます。

カ行

クリッピング(15ヤード)

相手に対する最初の接触が背後で、且つ腰または腰から下に行うブロックのこと。 見えないところからの接触されると怪我をしやすく、選手生命を脅かすほど大変危険なので反則も重く課せられる。

スピアリング(15ヤード)

故意にヘルメットで体当りするなどの危険な行為。クリッピング同様に一歩間違えれば選手生命を脅かすほど大変危険な反則

チョップブロック(15ヤード)

味方がブロックしている相手に、1秒以上遅れて、膝またはその下にブロックを行った場合の反則。 1on1(1対1)の対戦中に他のものが介入してくると対処できないため、怪我をしやすい。ロー・ ブロックはしてはいけない行為の一つ。

 ディレイ・オブ・ゲーム<攻撃>(5ヤード)

前の攻撃終了から40秒、もしくは審判の笛から25秒以内にスナップしなかった。

 ディレイ・オブ・ゲーム<守備>(5ヤード*)

第4Q終了間際で負けているほうが攻撃しているときに、攻撃側が早く攻撃したいのに、守備側がわざとそうさせない行為をした場合に取られることがあります。

トゥー・メニー・メン・オン・ザ・フィールド[Too Many Men on the Field](5ヤード)

プレー開始時(スナップ後)にフィールドに本来は攻守とも11人ずつ居なければならないのに、12人以上の選手がいる状況で起こる反則。

主にディフェンス側がプレーの合間の選手交代中に、フィールドに出入りする選手でフィールド上にディフェンスが12人いる状況でオフェンスがスナップすることで発生する。

ディフェンスがこの反則をすると、オフェンスはボーナスプレー(ロングパスを投げて、成功すれば反則をディクライン(取り消しを選択))となる。

パッカーズのQB”アーロン・ロジャース”が、ディフェンスの交代のもたつきを見るや否やこの反則を利用してボーナスプレーを行うのに長けている。

 トリッピング(10ヤード)

膝から下の足を使って、ボール・キャリア以外の相手の膝から下に当て、転けさせることで目的で行うことで反則。 足を引っ掛けて妨害したことに対する反則のことです。

トーンティング(15ヤード)

相手を侮辱する行為。ボールを相手の選手に投げつけたりするとこの反則を取られます。 「アンスポーツマンライク・コンダクト」とコールされる方が多いかと思います。

ニュートラルゾーン・インフラクション(5ヤード*)

守備側が攻撃側の反則(フォルススタートなど)を誘うような行為をした。 パスインターフェランス<守備>(反則したところからファーストダウン) パスを受けようとする攻撃側の選手を妨害した。

パス・インターフェアランス<攻撃>(15ヤード)

レシーバーがパスを受けようとする守備側の選手を妨害した。 ボールが投げられる前に守備側の選手を突き飛ばしたりすると、ボールが投げられた時点でこの反則になります。

 パス・インターフェアランス<守備>(反則したところからファーストダウン)

パス・キャッチを不正に邪魔した場合の反則のこと。 例えばロング・パスを投げたときに、WR(ワイドレシーバー)とCB(コーナーバック)の間の争いで CB(コーナーバック)がボールを取らせたくないためWR(ワイドレシーバー)のジャージをつかんだり、腕をつかんだりして、この反則がよく起こります。 WR(ワイドレシーバー)とCB(コーナーバック)双方がボールを見ながらぶつかった場合はインターフェアランスになりません。 故意にぶつかったり、邪魔をするとこの反則がコールされます。

フェイスマスク(5ヤード*または15ヤード)

ファイスマスクをつかんだ。軽くつかんだだけだと5ヤード、引っ張りまわすと15ヤードの罰退になります。
[追記]:2008年より5ydフェイスマスクは廃止となりました。

 フォルス・スタート(5ヤード)

攻撃側選手がスナップされる前に動いてしまう反則。 レディ・フォー・プレーからスナップが開始されるまでにニュートラル・ゾーンに進入した場合は、エンクローチメントという反則になります。
以前は両者とも区別なくイリーガル・プロシージャーという反則で説明されることが多かったです。

 ホールディング<攻撃>(10ヤード)

ボール・キャリア以外のオフェンスのプレーヤーが手をディフェンス選手の後ろに回したり(抱っこするような形)、ジャージを掴んだり、ジャージを引っ張ったりした行為に対する反則のこと。 オフェンスの選手がディフェンスの選手をブロックする場合には、フレーム(体の前面で肩から腰の間)に対してブロックする必要があります。 つかんだり、抱きついたりすることはフレームに対してブロックすることにならないため反則となります。

ホールディング<守備>(5ヤード)

ボールをもっていない選手へタックル、またはレシーバーをパス・コースに出さないためにつかんでいる行為に対する反則。 ボールをもっている格好をしている選手へのタックルは認められますほーるでぃんぐ<しゅび>(5やーど)。

行-

ラフィング・ザ・キッカー(15ヤード)

キックした直後にキッカーに対してタックルやブロックをすることで反則。 キッカーがキックした直後は体勢が崩れ、タックルやブロックに対応できないため、キッカーを保護する意味合いでこの反則がある。 この反則を犯すと重い罰を受ける。

 ラフィング・ザ・パサー(15ヤード。パスが成功した場合はその地点から15ヤード)

明らかにボールを投げた直後のパサーにタックルした場合のことで反則。 趣旨は上記ラフィング・ザ・キッカー同様パスを投げた直後はタックルやブロックに対応できないため、パサーを保護する目的でこの反則があります。

 ラフィング・ザ・パンター(15ヤード)

パンターに対する反則。趣旨はラフィング ザ キッカーの場合と同じ。

 ラフィング・ザ・ホルダー(15ヤード)

ホルダー(フリーキックの際にボールをキッカーが蹴りやすいようにセットする人)に対する反則。 趣旨はラフィング ザ キッカーの場合と同じ。

 レイトヒット(15ヤード)

ボール・キャリアがタックル等でデットした後、もしくはボール・キャリアがサイド・ラインに出た後、つまりダウン(プレー終了)した後、1秒以上遅れてタックルすることで反則。 ダウンした選手は体の緊張を解くので、そのときにタックルされると、非常に怪我をしやすいため反則となる。

行&その他