ギリギリサンチェス
とうとう元HC”エリック・マンジーニ”×兄”ロブ・ライアン”という因縁コンビと戦う事になったレックス・ライアン率いるJETS。
コーチだけでなく選手にもWR”チャンシー・スタッキー”、P”レジー・ホッジス”、LB”デビット・ボウエンス”、DE”キャニオン・コールマン”にS”エイブラム・イーラム”と元JETSのなつかしい面々がいるわいるわ。
そしてセインツ、ペイトリオッツというリーグ屈指の強豪を倒す難敵だけあって苦戦が予想されましたが、本当に苦戦しました。 ( ̄□ ̄;)
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ブラウンズ先制で試合開始。RB”ペイトン・ヒルス”のパワーランとQB”コルト・マッコイ”のパスが噛み合い、あっという間にレッドゾーンへの侵入を許してしまうがFGで抑える。
そして、ブラウンズのキックオフはなんと初っ端からオンサイド!!Σ(・ω・ノ)ノ!
しかし、このボールはサイドラインの外に出てしまい、敵陣42ydからの好スタート。
RB”ラデイニアン・トムリンソン”のランが出て敵陣9ydまで進むも、残念ながらFGで終了。
3-3
ブラウンズの反撃は敵陣25ydでRB”ペイトン・ヒルス”が痛恨のファンブル!これをJETSがカバーし、絶好の位置からターンオーバー!!しかし、この大チャンスを生かすどころかK”ニック・フォーク”が48ydのFGをハズして無得点。ああ、もったいない。
ブラウンズの再反撃はILB”デイヴィッド・ハリス”の判定厳しいラフティング・ザ・パサーもあいまって、敵陣12ydまで進まれ、そこからRB”ペイトン・ヒルス”の外側へのランを止める事ができずTDを許してします。強いぞブラウンズ。
3-10
だがJETSも負けちゃいねぇ。敵陣25ydまで進み、WR”ジェリコ・コッチェリー”へ見事なTDパスを通す。落球しなくて良かったわ!
ブラウンズにFGで3点許すも次のJETSのターンはCB”エリク・ライト”のパスインターフェアランスで一気に敵陣34ydへワープ。ランでゴリゴリ押して、敵陣1ydからサンチェスのスクランブルでTD!!JETSリードで後半へ。
17-13
後半初っ端のJETSの攻撃は10分もかけた長いドライブで敵陣6ydまで進むもFG。
しかし!!またもK”ニック・フォーク”がなんとコレをハズす!!どないなっとるねん!!(屮゜Д゜)屮
前半とうってかわってJETSのD#はブラウンズのO#をシャットダウン。JETSはO#はRB”ショーン・グリーン”のゴリ押しが通用すると分かったら、時間を使ってゴリゴリ進む。またも7分かけるロングドライブの最後はFG。今度は決めて1ポゼッション差のリード。
20-13
残り2:35。こいつを止めりゃ勝利なのだが、QB”コルト・マッコイ”のパスがここにきて復活!!
3rd-10のシュチュエーションも1stDownを許し、自陣3ydまで進まれWR”Mohamed・マザクワ”へのTDパスを許し、残り48秒で同点。2試合連続でオーバータイムに突入。
20-20
オーバータイムでJETSがまたも先制をとるも、攻撃がつながらずパント。非常にヤバイ。
そしてWR”チャンシー・スタッキー”に致命的な敵陣32ydへのパスを通されてしまう!!!!が、なんとファンブル!!!これをJETSがカバーしてターンオーバー!!とことんツイてるJETS。(°∀°)b
だがJETSの攻撃はまたも通らないどころか、エンドゾーン手前へWR”ブレイロン・エドワーズ”のロングパスはINTされる。まぁパス失敗でパント蹴るより、リターンされなきゃINTされて良かったわ。
残り24秒でJETSの敵陣37ydからの攻撃。これは引き分けコースかと思ったが、またしてもサンチェスが急爆発!WR”サントニオ・ホームズ”へミドルパスを通すと、そのまま D#をちぎってエンドーンまで一直線!!!!そしてTD~~~~!!!!またもスーパーボウルMVPがやってくれ、貴重な1勝をものにしました。ヽ(*・ ω・)人(・ω・*)ノ
26-20
▼総評
タックルどころか2人でつかんでも倒れぬRB”ペイトン・ヒルス”のパワーランと、軽やかな動きでパスラッシュを避けてレシーバーに投げ分けるQB”コルト・マッコイ”のコンビはまるで弁慶&牛若丸。序盤はこの攻撃を止める事ができませんでしたが、後半はきっちり修正して対応。
それよりも、後半はJETSはRB”トムリンソン”とRB”ショーン・グリーン”のゴリ押しランや、ワイルドキャットでチクチク進んで時間を使いまくって、タイムポゼッションでブラウンズのO#を封じました。OLが圧倒していたおかげでしょう。
しかーしK”ニック・フォーク”が普通なら入るFGを2本もハズす。50yd以上をこれまで確実に決めているが、カウボーイズをクビにされた原因である不安定病が再発し、O#を有利に進めるも点差を開く事ができませんでした。
そして、前回とは逆で試合終了直前にQB”コルト・マッコイ”にTDドライブを決められオーバータイム。
オーバータイムはFGレンジでWR”チャンシー・スタッキー”がファンブルしなきゃ、ぶっちゃけ負けてました。
あと、エンドゾーン手前でFS”エイブラム・イーラム”にINTされるシーンがありましたが、完全にヤラレたと思った瞬間、捕球したハズのボールが真上にポーンとすっぽ抜けてパス失敗で終わる怪奇現象も発生。
そして、引き分け直前にまたもWR”サントニオ・ホームズ”のビッグプレイが飛び出し勝利です。ちなみに2週連続アウェイでのOT勝利は史上初との事。今回もラッキーで助けられた部分が大きいのですが、運も実力のうち。1勝は1勝。
ブラウンズにはドラフトにトレードに、パッツの足止めに加えて1勝をもらって、本当にお世話になりっぱなしです。(むこうはお世話してるつもりはナイだろうが)
ゲンキンな話、昔はキライだったマンジーニが今は大好きです。(°∀°)b
▼QB”マーク・サンチェス” :
パス22/44回229yd獲得2TD,1INT + 1TDランと計3TDを決める活躍。
今回もオーバータイムにて、試合終了直前にホームズに決めてくれました。2年間サンチェスの試合を全て見てますが、未だによくワカランQBです。
途中でサックを喰らって、足を負傷したシーンには、ビビりました。
▼RB陣:
トムリンソン&グリーンは共に互いの持ち味を生かして活躍。
そしてブラスミのワイルドキャットも確実に稼ぎ、地上戦を制覇するもののなかなか得点に結びつきませんでした。
▼本日のがっかり賞:K”ニック・フォーク”
そんなに強風でもないのに、2本FGを外しました。特に10分かけたドライブの末、たった24ydのFGをハズしたシーンは、今試合一番のがっかり。
50yd以上を確実に決めるくせに、短い距離が不安定になる本当に変わったキッカーです。次回に期待。
(←ウェザーフォードに慰められる絵)
▼ライアン兄貴とマンジーニ:
さすが双子の兄弟。”レックス・ライアン”に白髪のカツラと白いつけ髭をつけると、あっというまに”ロブ・ライアン”の完成です。
テレビもHCのマンジーニよりロブ・ライアンばっかり抜いて、視聴者を笑わせにかかってました。
2010/11/14 @Cleveland Browns Stadium
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | O | Total | ||
JETS | 3 | 14 | 0 | 3 | 6 | 26 | |
ブラウンズ | 10 | 3 | 0 | 7 | 0 | 20 | |
Game Stats |
[引用:NFL JAPAN]
現地14日、ニューヨーク・ジェッツが敵地でクリーブランド・ブラウンズと対戦。引き分け濃厚のオーバータイム(OT)の残り24秒から決勝TDのジェッ
ツが26対20で劇的勝利を挙げた。ジェッツのレックス・ライアンHC、ブラウンズのロブ・ライアン守備コーディネーターと、双子のライアン兄弟対決でも
注目を集めたこの一戦を制したジェッツは今季7勝目(2敗)を挙げている。ジェッツは、第1Qに3対10と先手を取られるが、第2Qにクォーターバック(QB)マーク・サンチェスがTDパス、TDランを挙げ4点リードと逆転し
て試合を折り返す。第3Qは共に無得点に終わった後、ジェッツは第4Q残り約2分半にFGを加点するが、残り約48秒から同点に追いつかれOTに突入す
る。OTでジェッツは47ヤードFGを外してしまうが残り約24秒、好パントリターンもあって敵陣37ヤード地点から攻撃開始のチャンスをつかむと、この
シリーズ最初のプレイでショートパスを受けたワイドレシーバー(WR)サントニオ・ホームズが一気にエンドゾーンまで駆け抜け死闘を制した。ジェッツのQBサンチェスは、パス299ヤード、2TD、1INTと活躍。また、ション・グリーンがラン72ヤード、ラダニアン・トムリンソンがラン
57ヤードと両ランニングバック(RB)がけん引したランでも計172ヤードと、攻撃陣がパス、ランの両方ともに機能した。惜敗のブラウンズは、今季6敗目(3勝)。ニューオリンズ・セインツ、ニューイングランド・ペイトリオッツに続く強豪相手の3連勝をあと一歩で逃した。
新人QBコルト・マッコイはパス205ヤード、1TDと健闘したが、期待のRBペイトン・ヒリスがラン19回82ヤード、1TDと平凡な内容に終わってし
まった。敵地での2週連続OT勝利は史上初
ニューヨーク・ジェッツはブラウンズのホームに乗り込み、オーバータイム(OT)の末26対20で勝利。先週のデトロイト・ライオンズ戦に続いて敵地でのOTを制した。これでジェッツは、2週連続で敵地でのOTを制したリーグ史上初のチームとなった。
ジェッツ、引き分け寸前の勝利
ジェッツのWRサントニオ・ホームズは、OTで決勝の37ヤードTDレシーブを記録。OT残り16秒での出来事だった。これは1974年にOTが導入さ
れてからレギュラーシーズンのOTで3番目に遅いTDとなった。2番目はボルティモア・レイブンズ対セントルイス・ラムズ戦(1996年10月27日、
OT残り10秒でレイブンズが勝利)。そして1番目は、サンディエゴ・チャージャーズ対カンザスシティ・チーフス戦(1978年11月12日、OT残り0
秒でチャージャーズが勝利)。“L・T”、名RBの証をまた一つ獲得
ジェッツのランニングバック(RB)”L・T”ことラダニアン・トムリンソンがNFL通算150試合目となるブラウンズ戦で110スクリメージヤード
(ラン57、レシーブ53)を獲得。通算スクリメージヤードを1万7345とした。これはデビューから150試合目においてリーグ史上3番目に多い記録。
1位は元ライオンズの殿堂入りRBバリー・サンダース(1万8015)。2位はセントルイス・ラムズなどで活躍した名RBマーシャル・フォーク(1万
7909)。
ラッキーが続いてる感じですが、こんな試合を勝てるようになったってことでしょうか。
しかしホームズはさすがですねえ。
そして…泣くなスタッキー!JETS戦以外で頑張れ!
勝つには勝ちましたが、決めきれないところやFG失敗など、今後に不安の残る内容となりました。
スタッキーはサイドラインを出た方が良かったんじゃないかという意見もあるようですが、32yd地点じゃ確実にFGが決まらない距離なので、少しでも前進しようと欲を出すのは仕方ない。
JETSから手放すのが惜しかった選手なので、今後も頑張って欲しいですね。とりあえず、今回はゴチです。
今回もラジオ+ネット速報でチェックしてましたが、24ydFGが外れたときは実況も「unbelivable」を連発してました。その3点が最後に響かなければいいなと思ってたんですが、やっぱり…でしたね。Folkのこれからの調子が心配です。
OTは何回ももう負けだなと思いましたし、最後に攻撃権がジェッツに移ったことにしばらく気づかず、TDが決まったとき「さっきインターセプトされたところなのに、なんで決めてんの?」と思いました。テレビで本当は見たいんですが…。
サンチェスもコッチェリーもちょっと痛んだみたいですが、重傷ではない感じでしょうか。SBに行くためには内容が悪いのが不安ですが、ギリギリの勝負強さには「奇跡」を期待させるものがありますね。ベンガルズ戦は見に行こうかなと思ってます。
サンチェスが足を負傷したシーンは焦りました。なんせバックアップが・・・(汗)
毎度、毎度の最後まで目が離せぬ展開でしたが、勝利。パッツとの直接対決に勝利しているので、AFC全体1位という予想外な展開となりました。(NFCファルコンズも7勝なので、同率リーグ1位でもある。)
勝率だけで見るならリーグNo1の強さ。なのに弱いチームとも強いチームともいい試合をする不思議な事になってますね。終盤も厳しい日程となっていますが、1試合も落とさずWeek13の決戦に臨みたいところです。
元jetsの選手が多くて、紅白戦を観てるような気分でした。スタッキーはいい選手に育ちましたね。
マンジーニは痩せました? イケメンになってましたね。でも相変わらず点入れても喜ばないんですね。親しみづらい人柄。
サンチェスはサック受けても外すって場面が多くて、だいぶフィジカルが強くなってきたのかな、という気がします。
当初、考えていたよりも興味深い1戦となりました。スタッキーはたくましくなった感じでウレシかったのですが、やはり自分のミスで敗戦となるのはカワイソウでした。
好調とはいえ、頼れるバックアップがいないのでサンチェスが倒れると、そうとうヤバイです。
シーズン通して無傷でいることを願ってます。