敗でも気にしない
通常は1stチームお休みのプレ4戦目。バックアップのティーボウすら出場せず3rdQBのQB#14″グレッグ・マッケルロイ”が先発をつとめます。

ここで輝けばロースターに生き残れる最後のアピールタイム。果たしてその結果は?


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▼結果
2012年08月31日 @リンカーン・ファイナンシャル・フィールド

1Q 2Q 3Q 4Q OT total
ジェッツジェッツ (0-0-0) 0 10 0 0 10
イーグルスイーグルス (0-0-0) 0 14 0 14 28



▼総評
・O#
やはり気になるのは1stチームに上がったT#77″オースティン・ハワード”のパフォーマンス。
2ndチーム相手とはいえ、今回も見事なパスプロを見せてくれました。なんせ押し負けることが全くないくらい強く、スピンなど小細工で抜こうとしてもキッチリ対応します。
彼の実力に疑う余地はないでしょう。終盤で交代したG#75″ロバート・グリフィン”が逆に頼りなく見えるぐらいでした。

2週間前まで弱点であったRTに、もう心配はいりません。

QB#14″グレッグ・マッケルロイ”はランを中心に組み立てつつ、小刻みに前進し最後はRB#42″テランス・ギャナウェイ”にJETS今シーズン初のTDパスを通しました。初のTDが3rdQBとはこれまた複雑ですな。

後半から出てきたフィル・シムズの息子QB#09″マット・シムズ”に関しては、下手すぎてもはやカットでしょう。

WRに関してはドラフトで獲ったWR#17″ジョーダン・ホワイト”が落球する一方で、ナゾのWR#19″Eron・ライリー”が良いパフォーマンスを見せました。長い腕で結構難しいパスもキャッチし、4レシーブ。
これは磨けばスロットに使えるんじゃないかと思います。

RBに関しては生粋のスラッシャーRB#25″ジョー・マクナイト”にリターナーのみならずRBとしても期待がかかります。
ラン9回38ydとスタッツはアレなんですけど、途中するどいカットでランが抜けるシーンに、現シーホークスの”レオン・ワシントン”を重ねてしまいます。
まぁワシントンの方がスリ抜けるように抜く技術があり、もっと洗礼されてましたが。



・D#
さて4TD取られたD#なのですが、なんせ相手QBが元ビルズのエース”トレント・エドワーズ”で、しかもキレてたので仕方なしと見てます。

脳震とう事件をきっかけに彼のキャリアは下降していきますが、イーグルスでは、最初は誰だか分からないぐらい髪の毛を伸ばしたのが良かったのか、D#が見えておりパスも的確でした。

特に2本目のTDはエンドゾーンに山なりのボールを掘り込んで、D#3人に囲まれた所に見事なTDパスを決めます。

ヴィックがまた負傷しても、エドワーズが勝利に導けるんじゃないかと思います。
しかし、記憶ではエドワーズってあと1回でも脳震とうを起こしたら、選手生命終わりとか言われてた気がします。その辺りはどうなんでしょ。

ドラ1のDE#98″クイントン・コプルス”が今回も出ずっぱりでした。OLを押しのけランを潰す爽快なシーンがあるものの、外のランを許すシーンが何度かありました。
しかし、これも1stチームなら老朽化の激しい先輩LB達が何とかしてくれるでしょう。

Sではドラ7のSS#39″アントニオ・アレン”がよい動きをしていたと思います。CBではDB#35″アイゼイア・トゥルファント”がぴったりWRにくっついてビッグプレイを阻止するシーンがあり、期待が持てます。

STでは毎年、競争させられるも、またも生き残ったバクチキッカーK”ニック・フォーク”が前半終了間際に58ydのFGをど真ん中に決めます。
これにはライアンが笑顔でガッツポーズ!!今シーズンは簡単なのを外すなよ。



いよいよ、木曜日にジャイアンツvsカウボーイズ というビッグマッチでNFLが開幕。
JETSの初戦はライバルかつ、シーズン序盤はなぜか強いビルズが相手です。マジでWeek01で対戦したくなかったです。

プレシーズンを全敗してしまいましたが、プレはプレ。
いつもシーズン最後まで楽しませてくれるJETSを信じましょう。
今シーズンも応援、よろしくお願いいたします。
m(_ _)m

※ロースターのニュースはまた後日。