オフェンスの真価?
ビルズを倒し、好発進のJETSだが、次の相手は難敵スティーラーズ。

しかもD#の要CB#24″ダレル・リーヴィス”とO#のキーパーソンTE#81″ダスティン・ケラー”が欠場という、厳しい状況。

しかし、対するスティーラーズ(以下、PIT)もポラマルが欠場で、万全の状態ではない。
ここは初戦の勢いに乗って、撃破するしかない!!


[SPONSORED LINK]

▼結果
詳細を書く気も失せる横綱相撲(TωT)
10-27

2012年09月17日 @ハインツ・フィールド*下がホームチーム

1Q 2Q 3Q 4Q OT total
ジェッツジェッツ (1-1-0) 7 3 0 0 10
スティーラーズスティーラーズ (1-1-0) 3 10 7 7 27



▼O#
オープニングドライブでWR#11″ジェレミー・カーリー”へのロングパスとWR#10″サントニオ・ホームズ”へのTDパスでリードし、今日もO#は好調。
次のドライブもFGで終わらせて、互角の勝負にみえた。ここまでは・・

そこから後はPITが、強烈なパスラッシュと堅実なパスカバー、そしてランストップで、徐々にPITのD#包囲網がJETSを支配します。

リズムを作るためのランもほとんど出ず、3rd-longに追い込まれる。
そして強力なプレッシャーでサンチェスのリズムが崩れる。T#77″オースティン・ハワード”も頑張るが、とうとうOLB#56″ラマー・ウッドリー”にサックを許してしまう始末。

パスを投げてもレシーバーに張り付くようにキッチリカバーされて、ろくに確保が出来きず、打つ手が無くなります。
ビルズ戦で活躍したWR#84″スティーブン・ヒル”とレイダースから来たWR#85″チャズ・シレンス”は0レシーブで、全く機能しませんでした。

欠場したTE#81″ダスティン・ケラー”や、PIT側についたWR”ジェリコ・コッチェリー”のような、フィジカルの強い第3のレシーバーがいない事が痛いです。

打開策として第3Qからティーボウを出して、22ydのロングゲインに成功するも、RB#23″ショーン・グリーン”のランがつかまり大きくロス。
結局、3rd-longになると、サンチェスがショットガンをするしか無くなり、やっぱりスティーラーズD#にハマり、O#は最後まで封じられたままでした。

RBに関してはとにかくRB#23″ショーン・グリーン”のランが不発。まるで昨シーズンと同じです。グリーンは前半に負傷し下がるシーンもあり、とにかく散々でした。

今日の試合を見ていて、グリーンの前に突っ込んで倒れるスタイルより、2番手のRB#29″ビラル・パウェル”のかつてのエース”トーマス・ジョーンズ”に似た粘り腰で踏ん張るタイプの方が好感が持てました。



▼D#
やはりリーヴィス不在は痛かった。あと、モメンタムを持っていったロスリスバーガーのロングパスTDのシーン。
CB#31″アントニオ・クロマティ”はターゲットより先に走るにも関わらず、落下地点を誤って通り過ぎて、WR#17″マイク・ウォレス”にTDパスを許してしまいます。これは明らかにCB#31″アントニオ・クロマティ”のミス。

DLも奮闘しますが、捕まえてもロスリスバーガーのパワーに振り回され、一発で倒せないシーンが目立ちます。

極めつけは第4Qに10分ものロングドライブで、時間をコントロールされた挙句にTDを許した事。
ネチネチしたドライブでD#が疲労し、ミスタックルが増えたところに見事にレッドマンのランでトドメを刺されました。

WR#17″マイク・ウォレス”かWR#84″アントニオ・ブラウン”のどちらかをリーヴィスが無力化していれば、チャンスがもっとあっただろうに、それが残念です。


▼ST
ビルズ戦ではパント・リターン・TDを決めたWR#11″ジェレミー・カーリー”が、今回は逆にパントレシーブ直後にタックルを喰らいファンブルロスト。
昨シーズンの中盤ぐらいによく見た光景が、早くも復活です。

ライアンがチャレンジの成功で、PITの1stDownを無効にした直後だっただけに、これにはD#陣の精神的疲労も大きいでしょう。

だがP#03″ロバート・マローン”のパントがまたも冴え渡っていたのが、救いでしたね。


▼総評
2010シーズンのチャンピオンシップの時以上に、リードを許した時から、PITにゲームをコントロールされてしまうJETS。
どこかでモメンタムを引き寄せるD#のビッグプレーが必要なのでしたが、PITは全くミスをせず、最後までスキを見せることはありませでした。

ビルズ戦に比べて、スパラノのプレーコールに、PITのD#をかく乱させる工夫が感じられなかったのも残念なところです。

改めてSB制覇最多を誇るチームの強さを目の当たりにしましたが、PIT戦には勝てたらいいな程度で、得にリーヴィス不在の時点で負け試合は覚悟してました。
(あとWeek04のSFも確実に落とすと計算)

今週は敗北でも、それ以上にパッツがカーディナルスに負けた事が収穫だと、ポジティブに考えます。

しかし、序盤で主力が欠場&グリーンが不発って、昨シーズンと同じような雰囲気なので、またホームズが荒れないか心配ですね。


:サンチェスのスタッツはパス10/27、138yd獲得。1TD、0INT。
パスが通ったように見えて、きっちりカバーされていたため、確保する余裕が無く、落球しパスが通らないシーンが多かった。
あと、徐々にプレッシャーでコントロールが狂いましたね。

0INTであるところに希望をもって、次に期待しましょ。