▼エドが登場する、話題を呼んだマンデーナイトのオープング
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=wYBGjTWQh8o&NR=1[/youtube]
→「俺には緑の血が流れている」は名言ですな。

 

▼関連過去記事
レックス・ライアンがファイヤーマン・エドにゲームボールをプレゼント
http://jets94.com/2009/09/577.html

:長い間、本当にお疲れ様でした。
気が向いたら、復活してね。

 

▼[一部引用:NFL編集部ブログ]

すでにツイッターなどで流れているのでご存知の方もいるかと思いますが、ジェッツの名物ファン「ファイアーマン・エド」の引退を取り上げたいと思います。

「ファイアーマン・エド」ことエド・アンザローン(Ed Anzalone)さんはこれまで数十年間に渡りジェッツの試合で、ファンの先導をきって「J-E-T-S Jets, Jets, Jets」の掛け声をかけてきました。この掛け声とともにエドさん自身も「ファイアーマン・エド」の愛称で親しまれ、今ではNFLで最も有名なファンとなっていますが、この度、「ファイアーマン・エド」を引退することを表明しました。

本題に入る前に、エドさんについて少しご紹介。今年、53歳のエドさんは1987年から20年に渡り活躍した本物の元消防士。本格的にジェッツファンとなったのは、お兄さんがジェッツの試合に連れて行ってくれた1975年にまでさかのぼるようです。そして、「ファイアーマン・エド」の愛称が生まれたのは1991年頃。ESPNのアナウンサーが名づけたとのことです。また、このブログ最後に掲載している写真を見ると分かるかと思いますが、着ているジャージがところどころ違います。実はエドさん、背番号42番RB/KRブルース・ハーパー(1977~1984年にジェッツ在籍)のジャージをずっと愛用していたのですが、2010年からは背番号6番QBマーク・サンチェスのジャージも着用するようになりました。

と言ったところで、本題に戻ります。
そんな熱狂的ジェッツファンのエドさんですが、現地22日、ニューイングランド・ペイトリオッツを本拠地に迎えて行われた感謝祭ゲームで試合途中にもかかわらずスタジアムをあとにしました。そして、その理由が19対49と大敗していたチームではなく、ジェッツのファンにあり、引退を決めた理由であると明かしました。

エドさんは『メトロ・ニューヨーク』のコラム欄で、最近、ジェッツのファンの間ではチームの不振を受けて意見の対立が生じ、その矛先としてエドさんにヤジを飛ばすファンが多発していると明かしました。その中には、エドさんがジェッツ球団職員で給料をもらってやっていると勘違いしているファンもいたようです。

エドさんは「いいか、俺はリッチ・コータイトHCの時代、4勝28敗の時代を経験してきた。だから、今が最悪の時ではないことぐらい知っている。あの時よりずっとましだ」とジェッツの現状については特に問題視していない。しかし、「問題は周りの意地の悪さだ。社会、一般的に言ってだ。自分の車を出た瞬間、人を尊敬するということがない環境に置かれる。これまでは我慢してきたが、もうごめんだ」と一部の人々の心無い行動にうんざりの様子。きっとサポートしてくれるファンがいる反面、ひどい言葉を浴びせるファンもたくさんいたんでしょうね。

引退することをジェッツに伝えたのかと聞かれたエドさんは「俺は彼らの従業員じゃない。そうする義理はないさ」とあっさり。それに、辞めるのはあくまで「ファイアーマン・エド」であること。これからもジェッツファンであることには変わりなく、ジェッツの試合にも観戦に行くとしています。

しかし、「ファイアーマン・エド」がいなくなることで気になるのは、今後、誰がアノ掛け声をするのか。

この点についてエドさんは「誰かしらあとを継いでくれると思う。俺自身、あの掛け声を始めた張本人ではない。そして、俺で最後になる事もない。俺はここで終えるべきなんだ」と、”ファイアーマン・エド”に代わる人が現れることを期待しています。

とても残念な結果となってしまいましたが、最後にこれまで人一倍の声援を送り続けてきたファイアーマン・エドさんに敬意を表して、彼のフォトを数枚掲載して終わりたいと思います。