▼総評
マッケルロイがTD奪って、彼のおかげで勝利したように見えるが、これは違う。
カーディナルスのD#はDBは強力だが、ランストップはいまいちでランはそこそこ出る。だがJETSのプレーコールはサンチェスにパスを投げさせるところに、私はずっとフラストレーションを感じていた。
初めからランでゴリ押すとO#は機能すると思っていたから。

そこにマッケルロイ登場で、彼を落ち着かせるためにラン重視のO#にスイッチして、初TDにつながったのだ。
もちろんマッケルロイのパス成功や、反則を引き出した運の良さもあったが、今試合の不振はサンチェスではなくプレーコールに問題があったと思う。

とは言っても、本来ならティーボウ登場のシーンに、ティーボウ負傷のためチャンスを与えられ、モメンタムを掴かみチームを勝利に導いたのはマッケルロイ。
ドラフト下位やドラフト外であろうと、先発の不振や不調で千載一遇のチャンスを与えられ、この一発勝負に勝利して、自らの力で先発を手にするのがスターである。ブレイディしかり、ワーナーしかり、ロモしかり。
(今ではSFのケイパーニック。)

次戦もサンチェスが先発だろうが、サンチェスがまたヘマしようものなら、すぐにマッケルロイコールが起こる状況となってしまい、もうサンチェスはまともに先発ができないだろうと思います。

D#の方はランをキッチリ止めまくれば、リンドリーが勝手に自滅して楽なものでした。
なんせリンドリーの3rdDownの更新が0回。試合が進めば進むほどパスが下手になるので、フィッツジェラルドがイライラしてましたね。

中継の途中で「フィッツジェラルド、メリーゴーランド」という、これまでフィッツジェラルドがどんだけ変わるQBに振り回されたかの解説図が出てました。
リーグ最強のレシーバーを有しつつ、その発射台が安定しないカーディナルスO#の受難は続きそうです。

 

:とうとう2011年ドラフト7巡のマッケルロイ、大地に立つ!
チャンスを与えられても潰してきたクレメンスと違って、公式戦初のドライブを決勝点となるTDに結びつけます。

チームをプレーオフに導いたQBを二人有するのに、実質3rdQBがチームの窮地を救った状況にライアンは逆に頭が痛いでしょう。

 

本日のサンチェスはパス10/21回97yd獲得0TD、3INT。
第3Qの6:00過ぎあたりで交代です。

またも投げ捨てるという行為を忘れて無理投げして、元同僚のローズに2INTを献上。
サンチェス不振よりも、カーディナルスDBを評価すべきでしょう。

さて次戦の先発はどうなる?