▼総評
一体なんなのだろうかこの試合は。サンチェスが4INT。しかも2本が逆転のかかった第4Qである。
O#は相手の反則も手伝って順調に前進。時間もあるしモメンタムもこっちに傾いているところで、無茶してカバーされまくってる奥に投げる必要があるのだろうか。いや、全くない!!

それ以前にサンチェスはコントロールに相変わらず安定性が無い。以前から高めに浮くのはもちろん、レシーバーと合わないシーンが多い。
そんな中でもエドワーズとは、やはり相性がいいのか、エドワーズが振り返るとそこにボールが来ているというブランクを感じさせないタイミングの良さを見せる。

しかし、ラストは本当にヒドかった。サンチェスは逆転ドライブをエンドゾーン手前でINTされてしまい、JETSはタイムアウトを使い切って、残り50秒ほどでタイタンズがパント。
そのパントがミスパントとなり、残り45秒で敵陣25ydという、絶好の逆転勝利のお膳立てをしてもらう。

だが、そのO#1発目のスナップが低くてサンチェスがファンブル。そして、それをカバーされて、あぼ~~~んで試合終了である。
逆転どころか、JETSファンの記憶に残るような最悪のシーズンエンドを演出したのだ。

 

サンチェスだけが悪いのではない、正直プレーコールおかしくないか?
カーディナルス戦と同様で、ランがそこそこ出るのに、なぜ調子が良くないサンチェスにパスを投げさせるのか?
例えば1st-5ydで、「この状況ならラン2発で取るだろう」と思いきや、1・パス失敗、2・パス失敗、3・サックで捕まる。で、貴重なO#を潰すのである。

あと1シリーズ全てティーボウを出して3凡もヒドかった。
そういう遊びはシーズン終わってからやってくれ!。真剣にヤレや、馬鹿スパラノ!!(屮゜Д゜)屮

D#に関しては今回もよくやったと思う。ウィルカーソンがFGブロックする好プレーを見せ、その他DL陣はCJを自由に走らせないどころかロスさせるシーンが目立ちました。

しかし、ナイスパントで相手にエンドゾーン背負わせた状況で、セーフティーを狙いたくて前のめりになるのは分かる。だが、CJに1列抜かれたら後方スカスカってのは無しだろ?このCJの94ydのTDランが致命傷でした。(TωT)

 

あと、もう1つTD取られたプレーが、Week04に49ersのケイパーニックにも同じプレーでTDを取られた、QBがそのまま走るスイープ。
昨シーズンはデンバー時代のティーボウにも走られ逆転負けしたプレーにも近いし、ベンにも走られて負けた記憶があるし、ライアンのD#はQBに走られると弱く、致命的な失点に繋がるケースが多いです。

 

他にもいろいろ言いたい事はありますが、とにかく終わった。JETSの2012シーズンはオワタのだ。
振り返るとリーヴィスもホームズも早々にシーズンアウト。そして主力がケガしまくる呪われたシーズンでした。
比較的ケガには強いチームだと思っていたのですが、今シーズンに限ってこれだけケガ人が多いのは異常としか言い様がありません。

ではではみなさん。良いお年を。
(まだ来週ありまっせ。 ∑(゜ Д゜))

Rex Ryan, Mark Sanchez:本日のサンチェスはパス13/28回131yd獲得1TD、4INT、1ファンブル。
かつてはレーティングが悪かろうが、要所で爆発的な力を見せて、チームを勝利に導く男だったのですが、今は足を引っ張りまくって、敗因となっています。
大型契約をしたものの、果たして来シーズンも彼はJETSにいるのか、不透明な状況です。

 

Tim Tebow, Zach Brown:不透明なのはティーボウも同じ事で、プレーオフ出場レベルのQBを二人抱えて、早々に沈むとは、開幕前は思ってもいませんでした。
と、いうか一体ティーボウとは何だったのか?

49ersにも、今回のタイタンズにも「ほれ、お前らがやりたいのはコレだろぉ?」という感じで、QBに走られTDを奪われました。
ファーブのジャージ同様に、ティーボウジャージもNFLのSHOPが大量の在庫を抱えることになりそうです。