昨日の友は今日の敵
JETS歴10年で昨シーズンはチームトップの62ソロタックルを記録したにも関わらずJETSからカットされたLB”デビット・ハリス”。
彼がペイトリオッツ入りに関する思いをコメントしました。そして以前は不透明であった彼のペイトリオッツとの契約内容の詳細も明らかになっています。
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デビット・ハリスとは?
LB“デビット・ハリス”は2007年ドラフトにてJETSが2巡目に獲得。
当時はセインツに移籍しスーパーボウル制覇に貢献したLB”ジョナサン・ビルマ”の後釜として期待されLBの中軸を任され、その期待どおりにJETSで10シーズンも安定して活躍し、これまで欠場したのはわずか1試合というタフな選手です。
しかし、JETSはチーム再建のためにベテランを次々と解雇し、彼も2017年6月6日にカットされました。
そして驚くべきことに、憎くて憎くて仕方ないJETS因縁のライバルであるペイトリオッツ(パッツ)と契約したのです。
契約内容は?
以前の記事では契約年数2年ということだけが明らかになっていましたが、その詳細は2年6.75M(保証1.25M)です。
JETSが2015年にデビット・ハリスと契約した内容は3年21.5Mです。そして今回のパッツとの契約が単純計算で1年約3.4Mということは、JETSの半額以下で契約した事になります。
スーパーボウル制覇に一番近いチームのパッツだからこそ、この契約が成り立つのでしょう。
「ペイトリオッツ入りにためらいは無い」
“デビット・ハリス”は10年もペイトリオッツを倒すために戦い続けてきたのですが、さすがにJETSからこのような理不尽なカットを受けると、JETSを恨みもするでしょう。
ハリスはwoodtv.com のインタビューに対して「彼らは私に接触し、私もペイトリオッツでプレーしたいと思っただけだ。」「ペイトリオッツはNFLの偉大な組織であり、ゴールドスタンダードだ。それに入りたくは無いやつはいるか?」と、これまでの宿敵に入団する事を光栄に思っているとのことです。
しかし、最後には「JETSからリリースされた事は非常に失望した。私はJETSでキャリアを終えたかった」とも語っています。
私はJETSファンとはいえ、これまでペニントンしかりジェリコ・コッチェリーしかり、マンゴールドしかり、チームに貢献してきた選手との別れが「酷い!あんまりだ!」と思う事が多いです。
これが大都会ニューヨークのチームのやり方なのでしょうか。
(;´Д`)ノ
リービスのパッツ移籍の時みたいに、「元JETSのベテランがパッツに移籍したらパッツがスーパーボウルを制覇する」というフラグみたいなものがありそうで、今シーズンは嫌な予感しかしないです。