どんどん流出

FA解禁においてターニングポイントとなるであろう言われてきたTE”ダスティン・ケラー”の契約延長なのですが、なんとライバルのドルフィンズに獲得されちゃいました。

主力の流出が止まりません。。( ̄Д ̄;;

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▼TE”ダスティン・ケラー”がドルフィンズへ移籍
前のニュースで伝えたとおりライバルであるドルフィンズはケラー獲得に動いておりました。
JETSもケラーとの契約に動きましたが、キャップの事や昨シーズンは負傷欠場も数回あり成績を伸ばせなかった事から、JETSは彼との契約に積極性を欠きました。

結果、ケラーはJETSと複数年契約できないのならドルフィンズに移った方が良いと判断し、1年435万ドル(225万ドル保証)で、ドルフィンズと契約しました。

 

TE”ダスティン・ケラー”は、悪夢の2008年ドラフトで近年最大のBUST”バーノン・ゴルストン”を1巡全体6位で獲得後に、トレードアップして1巡全体30位で獲得した選手。

ゴルストンの大失敗の汚名をケラーのトレードアップ獲得の成功で、和らげていた部分もあります。

そして、その年にJETSに移籍した”ブレット・ファーブ”のJETS公式戦初のTDパスをレシーブしたのがケラーでした。

 

これに関するエピソードが、ケラーにとってもNFL初のTDレシーブだったので、その記念ボールを持って帰ろうとしたら、ファーブに「それをくれ」と言われました。

偉大なるパイセンであるファーブの言うことを断るなんて出来るわけが無く、ファーブに大事な記念ボールを強奪されました。
「ファーブも移籍初のTDボールが欲しかったのか」と誰しもが思った矢先、ファーブはそれにサインしてケラーに返すという、ファーブの粋なはからいの逸話があります。
初のTDレシーブが生ける伝説のパスで、そのサインまでもらえるとは死ぬほど嬉しかったでしょう。

 

そして、その後はご存知のとおりサンチェスのメインターゲットとなりました。

2009年のプレーオフ、当時は鬼のように強かったチャージャーズ相手に、第4Qでの起死回生の逆転TDレシーブは感動ものでしたね。

サンチェスは苦しい時に何度ケラーに助けられたかわかりません。サンチェスのキャリアが賭かっている今シーズンにケラーが抜けるのは、非常に厳しいでしょう。

しかも、よりによって移籍先はイルカさん。どんだけ補強するだよイルカさんよぉ。。。
ペニントンがイルカに移籍したときよりはマシですが、やはり好きな選手にライバルに行かれるのはショックですね。

はぁぁぁ、やっぱりSBホームのジンクスは鉄板なのか・・
(-_-メ

 

▼RB”レオン・ワシントン”がパッツに移籍
JETSも選手を獲得したニュースより先に、このニュース。
かつてJETSのリターンの鬼であり、シーホークスにトレードされたRB”レオン・ワシントン”が、なんと怨敵ペイトリオッツと1年150万ドルで契約です。

シーホークスがバイキングスよりWR”パーシン・ハービン”を獲得したため、ワシントンの存在意義が薄れてカットされたところをパッツが拾ったようです。

たしかにパッツはウェルカー、ウッドヘッドを失いエデルマンとも契約が切れてリターナーがいない状況。ここでワシントンを獲得したのは、最高の一手でしょう。

66f8e8b68cf411e2af1622000a1fb845_7ワシントンはツィッターでパッツ帽をかぶってニッコリ。

パッツにワシントン、ドルフィンズにケラー。ビルズには依然”ブラッド・スミス”がいるどころか元DC”マイク・ペッティン”が移籍。
お気に入りがライバルへ行きまくりで、ある意味でツラいシーズンとなります。