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暦の上ではキャンプ前

長いオフが終わるとキャンプに入り、プレシーズンを経ていよいよ開幕です。
キャンプでいいとこ見せれば開幕ロースター入りが近づき、ダメならカットされるサバイバルレースが始まります。

ポジション別に状況を確認しておきましょう。
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▼QB
1.マーク・サンチェス
2.ジーノ・スミス
3.グレッグ・マッケルロイ
→ここは説明不要でしょう。契約が足かせとなって切れないサンチェス vs 今ドラフト目玉だったジーノの戦いです。

サンチェスにとってはこれまでのポジションバトルの相手は未だラムズで生き残る”ケレン・クレメンス”、そして競争相手に見えて実はそうでなかった不幸な”ティム・ティーボウ”と甘やかされてきましたが、今回こそガチで先発争いを強いられます。

しかしながら、競争相手のジーノはOTAでのパフォーマンスはイマイチらしく、強肩でインパクトを与えるもチームを任せられるほどの評価は出してない模様。

サンチェス有利でキャンプに入りますが、今シーズンから新OC”マーティ・モーニングウェグ”に代わり、ウェストコーストオフェンスを取り入れるので、サンチェスに戦術的なアドバンテージは無いに等しいです。

サンチェスのアドバンテージはジーノが参加しなかったサンチェスの自主キャンプ”ジェッツ・ウェスト”でWR陣とどれかでコミュニケーションを取れたかにかかります。
(毎年やるが、あんまり成果出てない。(・ω・))

 

ジェッツのQBの改善しなければいけない弱点はボールセキュリティの甘さ。
サンチェスは昨シーズン14ファンブル、18INTを記録。ジーノに関しては手が小さいらしく、カレッジ時代に32ファンブルしております。
とにかくファンブルを減らさなければ、昨シーズンみたいにいくらD#が頑張ってもパーになってしまいます。

逆にターンオーバーさえなけりゃ、D#が粘れるJETSは相当強いチームだと思います。ここはキャンプで徹底的に修正すべきでしょう。
(余談ですが、イーグルス新HC”チップ・ケリー”にボールの持ち方を教えてもらって感激してたヴィックのファンブル数に今シーズンは注目してます。)

 

3番手のマッケルロイですが、昨シーズンは途中交代からチームを勝利に導くも、先発したSD戦で一試合まるまるのパフォーマンスとケガへの耐性が無い事が露呈。しかも、ドラフト上位の2人が上にいたんじゃ浮上する事もないでしょう。乙。