トモニオチヨウ

待ちに待ったシーズンもあっという間に最終週のWeek17。
JETSはシーズンエンドですが、ドルフィンズがプレーオフ進出に希望をつなげる大事な試合となりました。

しかしドルフィンズは先週、ビルズにまさかの完封負けと不安が募ります。
逆にJETSはライバルにスイープ(2度負けて同勝率で並ぶと下になる事)されるワケにはいかず、HC”レックス・ライアン”の去就もかかっております。

こうなりゃ、ブロッケンJr vs ザ・ニンジャのように、ドルフィンズを道づれ地獄に突き落としてしまいましょう。
(世代がバレる例えだな)

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▼プレーバックJETS狂
最終戦にドルフィンズとプレーオフをかけて戦うといえば2008シーズン。
一度は引退した”ブレット・ファーブ”がJETSに電撃復帰すると同時に、これまでJETSに尽くして来たフィールドの貴公子”チャド・ペニントン”が開幕前に突如 解雇されるという衝撃的な事件がありました。

そして2日後にペニントンが契約したのが、なんと前年シーズン15敗し弱小から抜け出せないドルフィンズ。

まるでアナキンがダース・ベーダーになってしまうが如く、頼もしい味方が数日で倒すべき敵になってしまったのです。

ファーブを獲得したJETSは強力なOLとランの力もあり、シーズン前半は順調。だが、シーズン後半はファーブが腕のケガを隠し続けプレーしたため絶不調に陥り、さらにアメリカ横断を4回繰り返すアホなスケジュールで調子をガンガン落とします。
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:絵にすると、まさに地獄のデスマーチ。

そしてJETSはWeek17のドルフィンズ戦に最低勝利しないとプレーオフにはいけない状況に追い込まれますが、24-17で破れます。
一方、ドルフィンズのペニントンは、ドルフィンズを地区優勝に導く活躍をした上に、結果的に”ブレット・ファーブ”を退団させ、さらに自分を追放したJETSのHC”エリック・マンジーニ”を解雇に追いやる大リベンジを完成。

貴公子は悪口は一言もいわず、実力で己の存在を証明するという男っぷりを見せました。
この時のGAORA解説の村田さんの一言「なんでJETSはペニントンをトレードで他の地区に追いやらず、解雇にしたんでしょう」は名言でした。

[参考:Week17:vsドルフィンズ]