Dee Milliner, Mike Wallace

道連れボウル

シーズン最後はドルフィンズがプレーオフ進出を賭けてJETSと対戦する意義のある試合となりました。
しかし、JETSは既にシーズンエンドした身とはいえ、今シーズンはドルフィンズに1度負けてる上に、ここで勝たねばシーズン負け越すので、手を抜くわけにはいきません。

さてJETSは見事、ドルフィンズを道連れに今シーズンを終える事ができるのか?
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▼スコア&ダイジェスト

    1Q 2Q 3Q 4Q OT total
ジェッツジェッツ (8-8-0) 0 14 0 6   20
ドルフィンズドルフィンズ (8-8-0) 0 7 0 0   7

 

▼O#
ジーノの最初のドライブがダメなのは毎度の事なのですが、どこからジーノの調子が上がるのかが勝敗を分けるキーとなりました。
結果、第2Qの4シリーズ目にそれまでのランから組み立てる構成を急遽辞めて、ショットガン連射でパスを通しまくり、敵陣6ydではジーノ自ら突っ込んで宙を舞うダイブ。

しかし、1yd届かなかったため、パンサーズ戦と同様にDE#91″シェルドン・リチャードソン”を投入し、ゴリ押しでTDを奪います。
もはやリチャードソンはD#なのにO#の新オプションとなりました。

 

次のシリーズも好調なドライブで、WR#86″デビッド・ネルソン”ヘディープを通し敵陣2yd。反則で5yd下がるものの、3rdDonw-7でジーノ自らのランでTDを奪い、逆転に成功。
これが第2Q終了間際だったので、ドルフィンズへの精神的ダメージは大きかったと思います。

後半もランとミドルパスでそこそこ続くO#を見せて、TDは奪えないもののFGレンジに入るまでの活躍を見せました。

これまでロードでは確実にINTされてたので、今回もどこでターンオーバーが発生するかビビってましたが、INTもファンブルも無し。
被0サックに抑えたOLのおかげでもあります。

 

レシーバー陣は途中加入し”スティーブン・ヒル”のIR入りで先発に上がったWR#86″デビッド・ネルソン”が、ここぞというシーンでレシーブし、5レシーブ66yd。
長身かつルートランに優れており、最初から彼がいたらあと2勝ぐらい出来てたんじゃないかと思います。

ホームズは3レシーブ、カーリーは5レシーブと、ジーノは今回も投げ分けれる視野の広さを見せました。

 

ランは序盤で負傷したアイボリーの代わりに、RB#29″ビラル・パウェル”が奮闘し76yd獲得。かつ、ワイルドキャットからパスをTE#87″ジェフ・カバーランド”へヒットさせ30ydのロングゲインに成功しました。

 

爆発力は無いものの、ジーノの足を絡めた理想どうりのO#が展開できたと思います。
しかしながら、ダイブで宙を待ったり、TDランの時に後ろから味方に押し込まれたり、一歩間違えば致命的な負傷につながるプレーが目立ったのが気になります。