どんな状況でもやる!

未だコロナ禍で進むNFL2020年シーズン。毎年恒例のスーパーボウルのハーフタイムショーのアーティストが発表されました。

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ハーフタイムショーは、ザ・ウィークエンド(The Weeknd)

NLFからハーフタイムショーのアーティストとしてアナウンスされたザ・ウィークエンド(The Weeknd)とは、バンドではなく本名エイベル・マッコネン・テスファイ という現在30歳 カナダ出身のソロアーティストで、3度のグラミー賞受賞歴があります。

ちなみにスペルの「The Weeknd」から「e」が無い理由は、既に同名のバンドが存在したためとのこと。

 

2010年から活動を開始し、2015年に彼がリリースしたCan’t Feel My FaceがビルボードR&Bチャート1位、The Hillsが2位、Earned Itが3位となり、1人のアーティストが上位3位の独占は、同チャート史上初の快挙となりました。

さらに、同年8月に「Beauty Behind the Madness (ビューティ・ビハインド・ザ・マッドネス)」をリリースし、自身初となるBillboard 200で1位を記録。

これが世界的にも大きなヒットとなり、2015年世界で最も売れたアルバムの10位にランクイン。

2016年の第58回グラミー賞では、Beauty Behind the Madness「最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞」を、Earned It「最優秀R&Bパフォーマンス賞」を受賞し、全米トップアーティストとなりました。

 

その後もダフト・パンクと制作したシングルstarboy (スターボーイ)」、「I Feel It Comingがヒット。

アルバムStarboyは、Billboard 200で2度目となる1位を記録し、さらに第60回グラミー賞で「最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞」をまたも受賞。

その後も『My Dear Melancholy (マイ・ディアー・メランコリー)』がBillboard 200で3度目となる1位を獲得。

最近では2020年3月に4thアルバム『After Hours(アフター・アワーズ)』を発売しています。

しかしコロナ禍!どうなるスーパーボウル ハーフタイムショー

第55回スーパーボウルは、タンパベイ・バッカニアーズの本拠地であるフロリダ州中部のレイモンド・ジェームス・スタジアムで現地2月7日に開催。

既に直前に開催されるプロボウルは中止が発表され、スーパーボウルも観客を20%に抑えて開催すると言われています。

 

加えて、これまでハーフタイムショーの発表とともにアーティスト自身のツアーも発表する宣伝効果で、スーパーボウルがノーギャラの分を取り返す構図となっていますが、コロナ禍によりそれもなし。

ゲストアーティストに関しても、何の発表もありません。

 

本番のステージに関しても、今回は観客がフィールドに降りない事も予想できる上に、毎回ステージセットを速攻で組み立てて速攻で解体する必要があるので、大人数で密な作業が発生する問題もどのように対処するのかも気になるところです。

 

いずれにせよ、これまでにないハーフタイムショーになる事は間違いありません。

観客が少ないことを嘆くばかりでなく、この特殊状況下でどのようなアイデアを見せてくれるかに期待しましょう。