勝つ気はない

NFL2020年シーズンも後半戦ですが、ジェッツは未だに0勝。

開幕から9連敗のチームはNFL史上27回目のことで「意外にあるんだなぁ」と感じるぐらい、酷すぎる状況にマヒしております。

そして、次の相手は2勝チャージャーズで、不振チーム同士の対戦となります。

ドラフト全体1位を狙うためには勝つと後に響いてきそうな相手なので、どう戦うか難しいところです。

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事前情報

・CB”ピエール・デシア”をカット。

・CB”ブライアン・プール”が肩の手術のためIR入り。

・QB”サム・ダーノルド”欠場。Week12に復帰予定。

・OL”コナー・マクダーモット”、1年契約延長。

 

なんと、CB二人が同時に消えました。

カットされたデシアは元コルツの選手で今シーズンのD#の要として契約しました。

シーズン序盤でINT数が多いながらも、キャンプで痛めたハムストリングの影響もあったのかパスD#の弱点でもある問題の選手だったのです。

先のビルズ戦からベンチ入りで、カットは待ったなしでした。

 

ジェッツは、CB”クィンシー・ウィルソン”も最近、カットしておりCBの新陳代謝が激しいです。3人のルーキーにとってはチャンスなので、誰か頭角を現すのを見守る状況です。

 

そして、ダーノルドは今週も欠場。Week12から復帰予定です。

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新スタジアムはやっぱいいですね。

どうなるチャージャーズ戦

BYE WEEK空けのジェッツはロサンゼルスへ遠征。今年オープンした”ソーファイ・スタジアム”での初試合であり、これはチャージャーズにとって大きなアドバンテージになるでしょう。

チャージャーズQB”ジャスティン・ハーバート”は8試合出場し、19TDパス、6INTでレーティング102.8。ランでは3TD記録し、なかなか良い成績です。

若い頃のブラッド・ピットに似てるかと思ったら、先週の試合終了後に坊主になって元メジャーリーガーの城島みたいになりました。

 

そんな話はさておき、2勝と弱いチャージャーズなのですが、実はトータルO#は7位、トータルD#は10位と獲得ヤードと非損失ヤードではリーグの上位。

これまでの試合のスコアを見ると、なんと負け試合は全て1ポゼッション以内。優勝候補のチーフスやセインツにたった3点差で負けている隠れた強豪なのです。

 

チャージャーズは先週、ドルフィンズにWR”キーナン・アレン”を見事に封じられ3レシーブ39yd、1TDでしたが、WR”マイク・ウィリアムズ”も合わせ、若手ばかりのジェッツのDB相手だと暴れ放題になるでしょう。

パスラッシュもかからないし、ハーバートのパスを止める手立てはありません。

 

一方、ジェッツの先発QBは先週に続いてQB”ジョー・フラッコ”。前試合のペイトリオッツ戦では、神がかり的なパフォーマンスでレーティング128.7と近年のジェッツでは見ない成績をあげております。

ドラ1OL”メカイ・ベクトン”も出場可能のようで、前試合のようなパフォーマンスを期待したいところですが、2重人格QBだけにフラッコの調子は全く予想できません。

そして脳震とうのチャージャーズDE”ジョーイ・ボサ”の状態も気になるところです。

 

当然、大方の予想もチャージャーズの勝利となっております。

個人的にもこの試合は勝たなくていいと思っています。冒頭でも書いたとおり、もはやジェッツの狙いはドラフト全体1位なので、正直なところ勝ってしまうと最後にチャージャーズと勝率で並んだ時にジェッツが不利になるからです。

いい試合して負けましょう。

今週の勝利への金言

負けたいときに勝つ!それがジェッツ

以上