女、子供と見てはいけない

ルーキーキャンプはさておき、久々にこのコーナー、「映画の窓」でございます。
過去のアーカイブを見ると、このコーナーは2011年に「ザ・エージェント」を紹介してから、まったくやっておりませんでした。

約3年ぶりに紹介する映画は、2年前に異例のヒットをあげた「テッド」です。

全くアメフトと関係ない映画と思いきや、かなりJETS推しの映画でした。 [SPONSORED LINK]

 

▼簡単なストーリー
1985年、クリスマスの夜。友だちのいない孤独な少年ジョンは、神様にあるお願いをする。すると奇跡が起こり、大好きなテディベアの“テッド”に魂が吹き込まれ、人間のように動いて喋り出したのだ。以来、片時も離れず友情を育んだジョンとテッド。
やがて月日は流れ、27年後。ジョンはすっかりダメ中年オヤジに成長し、一方のテッドは姿こそ昔と変わらない愛くるしさだが、中身はジョンに輪を掛けて不良で下品なエロオヤジになっていた。そんなテッドの存在に我慢ならないのがジョンの恋人ロリーだった。

勝手気ままなテッドのせいでジョンとロリーの生活は引っかき回されっぱなし。ついに怒りが爆発したロリーは、テッドを家から追い出すようジョンに迫るが…。

 

▼簡単な感想
WOWOWで録画したのを最近になってやっと見ましたが、とにかくかわいいクマのビジュアルに騙されてはいけない。なんせR15指定なのである。

テディベアがのっけからドラッグを吸ってたり、事あるごとに「今日はキメねーか?」とドラッグを誘ってくる。
さらに強烈な下ネタを連発。吹き替え版でも「ア●ル」や「ウ●チ」など普通のセリフにあり、さらに顔●ネタまで。

暴力、ドラッグ、下ネタと3大アカンがてんこ盛りで、一人で見る分には笑いが止まらないが、かわいいクマの映画と思って家族で見た日にはもう全員ドン引きで、その関係に亀裂が入りそうです。

 

で、この映画をこのブログで紹介する理由ですが、かつてのJETSのQB”サム・ジョーンズ”が主役を務めた「フラッシュ・ゴードン」という映画をかなりフューチャーしてます。
(フラッシュ・ゴードンは昔、日曜洋画劇場でも何回かやってたので見た人も多いのでは。)

主人公のジョン(マーク・ウォールバーグ)    が、この映画をテッドと見て、「これこそアメリカンドリーム。ニューヨーク・ジェッツのQBが世界を救うんだ!」と興奮気味に言うと、テッドは「トム・ブレイディは?」と聞きかえす。それにジョンは「トムならやってくれるさ!」と返すという、NFLファンなら爆笑もののセリフがあります。
(逆にNFLファン以外は意味不明でしょうね)

 

 さらに後半からサム・ジョーンズ本人が登場し、かなり絡みやセリフもあり、ラストにも登場する重要な役を担っております。
 これはJETSファンなら見ておくべき1本であります。
(ただし、嫁や彼女、子供抜きで。)

 
 しかしながら、 私も昔はホラーや心霊系のビデオをみんなで集まって見ながら、あーだこーだ言ってた時期もありましたが、一緒に暮らしつつも いつもテレビ見ながらくだらない会話をするジョンとテッドの間柄にうらやましさを感じます。
(ただし、ドラッグ抜きで。) 
 
 
 ▼キャスト

出演 マーク・ウォールバーグ ジョン・ベネット
  ミラ・クニス ロリー・コリンズ
  ジョエル・マクヘイル レックス
  ジョヴァンニ・リビシ ドニー
  パトリック・ウォーバートン

 

▼スタッフ

監督 セス・マクファーレン  
脚本 セス・マクファーレン  
  アレック・サルキン  
  ウェルズリー・ワイルド