新たなる船出
いよいよ待望の2021年シーズンのプレマッチがスタート。
昨シーズンはコロナ禍のために全て中止ですが、今シーズンは3試合ながら行われます。
注目は当然、ドラフト1位(全体2位)のQB”ザック・ウィルソン”のパフォーマンス。ここに全てがかかっているでしょう。
ケガだけはするなよ!
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スコア&ダイジェスト
ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
ジェッツ |
3 |
0 |
7 |
2 |
12 |
ジャイアンツ |
0 |
0 |
0 |
7 |
7 |
オフェンス
ドラ1(全体2位)QB”ザック・ウィルソン”は、第2Q10分までと出番は短いものの良いパフォーマンスを見せました。
特に3rdDown-longでWR”コーリー・デービス”やWR”キーリン・コウル”へパスを通し、1stDownを取れた事は非常に心強いです。
Wilson-to-Davis. Right on time.
📺 #NYJvsNYG on WNBC & https://t.co/IDocpYHJpV pic.twitter.com/73xEXKIwKo
— New York Jets (@nyjets) August 14, 2021
スタッツはパス6/9回63yd獲得0TD。早いスローに力強いパスはまさにドラ1のなせる技ですが、スパイラルが少々乱れるところがあるのが気になりました。
ロングパスを1回も投げていないので、次戦ではもっとプレーのバリエーションを見たいところです。
キャンプで評価が高いドラ2のWR”イライジャ・ムーア”はキャンプ中に鼠径部を負傷し、この試合は欠場。来週のパッカーズ戦には戻る予定です。
2番手のQB”マイク・ホワイト”はコントロールに難あり、まぁ普通のバックアップQBという感じ。
3番手に登場したのが、2020年ドラフト4巡の”ジェイムズ・モーガン”。
そう、昨シーズンはプレシーズンが無かったので、彼がフィールドに出るのは初。ここもジェッツファンには見どころでした。
そのスタイルは極小のステップから大砲のように繰り出す力強いパス。
コントロールとポケットワークに問題があるとされていますが、そのパワーはそれを打ち消すぐらい魅力的です。
ファーブに憧れて高校時代は4番をつけていましたが、ジェッツでも希望の4番をゲットして活躍が楽しみです。
(通常、出ない事に越したことは無いのですが)
RB陣は、元49ersの”テビン・コールマン”は欠場で、先発したのは昨シーズン頭角を現したRB”タイ・ジョンソン”。
鋭いカットと加速が目を引きましたが突破力が無く、ギャンブル失敗もあり9キャリー33ydと振るわず。
RB陣全体が振るわぬ成績だったのが、次戦の課題となるでしょう。
OLはドラ1” アライジャ・ベラタッカー”が欠場でしたが、1被サックと上々。
しかしながら、ジェッツのトータル獲得ヤードが354ydに対してジャイアンツの163ydを圧倒したものの、得点が伸びず決定力が不足しています。
次戦はもっと得点差をつける事に期待です。
ディフェンス
ジャイアンツは主力であるQB”ダニエル・ジョーンズ”、RB”サクワン・バークリー”、ドラ1(全体20位)WR” スダリャス・トニー”が欠場でした。
ジャイアンツの先発QBは”マイク・グレノン”が登場。ジェッツは珍しくパスラッシュで相手O#を封じて、ジャイアンツのファーストダウンを11回に抑えました。
頭角を現したのが2020年ドラフト外のDE”ブライス・ハフ”。ブラインドサイドからプレッシャーをかけまくって、2サックを記録しパス封じに貢献します。
LB陣では約2年間で2試合、かつ、1試合通して出たことが無い”C.J・モズリー”が登場。
ブランクがありすぎて期待はしていませんでしたが、やはりD#の中央に座する巨漢と赤いドレッドは存在感があります。
そして、セットしてから周りをよく見回して指示を出し、自らも上がったり下がったりしてD#をまとめるリーダーシップを見せました。
出番は少なく記録は1タックルだけでしたが、今シーズンは2年分の不在にお釣りが来るようなパフォーマンスとリーダーシップに期待します。
DB陣はやはり頼りない感があるものの、終盤に登場したDB” コーリー・バレンティニィ”が3rdDownのパスと、ギャンブルのロングパスを続けてカットする圧巻のパフォーマンスを見せてロースター争いに一石を投じました。
スペシャルチーム
キッカーは不安定”サム・フィッケン”は既にカットしており、ドラフト外の”クリス・ナーガ”が登場。
FG2本のうち1本外しましたが、これは53ydなので仕方なし。今後の成長に期待です。
もう一人のキッカー” マット・アメンドーラ”も2020年のドラフト外であり、他のチームを経由してジェッツ入りして、今試合ではエクストラポイントを1本決めたのみ。
この二人の正キッカー争いもプレシーズンの見どころでしょう。
総評
得点力に課題を残したものの、”ザック・ウィルソン”に手ごたえを見せ、万全の”C.J・モズリー”も見れて収穫が多いプレ初戦となりました。
とにかく3rdDownロングを立て続けに更新できる事がジェッツファンにとっては、涙ものです。
まだ初戦かつ1回しか見ていないので課題がボロボロ出てきそうですが、今シーズンこそプレーオフに行けそうな気がします。
Kickerのチェイス マクロフリンがどうなるかと言う記事がありましたがいつの間にかBrownsに移籍してました。何のために取ったのか…
PASMOさん>
いつのまにかいなくなり元ドラフト外2名の若手の構成になりました。よほどキャンプでの出来が悪かったのかもしれません。
むしろドラフト外にとってはこの上ないチャンスであり、必死に争ってもらいましょう。
https://www.google.co.jp/amp/s/www.ganggreennation.com/platform/amp/2021/8/16/22627118/jets-waive-kicker-chris-naggar
まさかのクリス•ナーガ ウェイバーだそうです
PASMOさん>
私もそのニュースを見てツィッターの方で載せました。
厳しいとはいえ、キッカー不足の状況。もっと長い目で見れなかったのかと思います。