準決勝でこの大差

ネイマールOUTながらも苦戦が予想された準決勝のブラジル戦。

しかし、予想外すぎる結果となりました。

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ドイツ、ブラジル相手に1-7で歴史的大勝

ミュラー、大会5得点目ドイツはスタートこそ浮き足立つも、ミュラーの大会通算5点目のゴールを皮切りにゴールラッシュでなんと前半30分で怒涛の5ゴールをゲット。

ブラジルは、エースの”ネイマール”は前試合の負傷で不在の上に、主将の”チアゴ・シウバ”もイエロー累積のため不在という精神的支柱のない状況で、先制を許した時点で大混乱に陥ったようです。

先制されたあと、わずか6分間で4失点という、競技の性質上 信じられない事態が起こりました。

NFLやNBAのようにタイムアウトの無いサッカーは、一度パニックになると立て直すのが難しいという面がモロにでましたが、それにしてもここまで脆いとは思ってもみませんでした。

 

ブラジルも反撃に出ますが、たとえドイツD#を突破したと思っても、目の前には12人目のフィールドプレイヤーと化すGKノイアーの2重の壁!!
またも島並みの守備範囲を見せるノイアーアイランドに、ブラジルはなす術なしでした。

 

ドイツは後半にも2点を追加し、ブラジルは試合終了直前に1点返すものの、1-7で結果ドイツが歴史的圧勝をしました。
かつて自国大会で敗れた「マラカナンの悲劇」というものがありましたが、今回の試合を「ミネイロンの悲劇」と呼ぶそうです。

 ブラジルはいくらネイマールやチアゴ・シウバが不在とはいえ、この点差は問題でしょう。

 

クローゼ!W杯通算ゴール数で歴代1位に!!

クローゼ、W杯通算16ゴールで歴代1位ドイツはクローゼが1ゴールを決めたため、W杯通算16ゴールで、ブラジルのロナウドの記録を超えて単独1位にとうとう浮上。

しかも、この会場にはロナウド本人も観戦にきており、目の前で自国の大敗どころか自身の輝かしい記録も敗れるWショックで、相当まいったでしょう。

 

ドイツ大勝の裏の不安要素

しかし、私はこの試合中にツィートしましたが、懸命なドイツファンなら覚えているでしょう。

前回の南アフリカ大会では、ドイツはアルゼンチンに準々決勝で4-0で圧勝しています。
この試合、レーブ監督は先発のオーダーをかなり変更して、それが当たりました。

しかし!!それに味をしめて準決勝のスペイン戦でもレーブ監督は名采配を見せようとして、オーダーをいじったせいで、それが裏目に出てしまいドイツの攻撃が死亡し、スペインに敗北しました。

ドイツが突如不振に陥った理由は、歯車が噛み合わなくなったのは当然の上に、先発いじりが選手たちの士気を大きく落としてしまったからです。

 

なので、私はこのブラジル戦の大勝が決勝の死亡フラグにしか見えないのです。

決勝の相手は現時点でアルゼンチンかオランダか分かりませんが、今度こそレーブ監督の懸命な判断に期待しています。

 

おまけ:ブラジル悲壮ギャラリー