若さゆえの過ちという事で・・

開幕戦を落としたジェッツの次の対戦相手は、怨敵ペイトリオッツ。

ドラフト1巡でQB”マック・ジョーンズ”を獲得し、再起を狙うHC”ビル・ベリチック”と早くも激突です。

こちらも新体制で臨む一戦ですが、今度こそ勝つことができるのか?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ペイトリオッツ

10

3

9

3

25

ジェッツ

0

3

0

3

6

オフェンス

期待のQB”ザック・ウィルソン”が4INTを記録するターンオーバ祭り。
(TωT)

まずファーストドライブにて、ウィルソンの最初のパスがカットされてボールが上空にあがり、それをINTされる不幸。

次のドライブの最初のパスもWR”コーリー・デイビス”の手の間をすりぬけて、後ろにいたDBにINTされ、つまり試合開始からパスが2本連続でINTされるという最悪のスタートとなります。

 

最初の2本のパスは不幸で片付けられますが、この後の2本のINTは明らかに判断ミスとコントロールミス。これまでの”ザック・ウィルソン”らしからぬパスが招いたターンオーバーであり、精神的疲弊も見られます。

復帰すると思われていたWR”ジャミソン・クラウダー”が欠場し、さらにWR”デンゼル・ミムズ”も欠場となったのも非常に痛い。ワイドオープンになれるターゲットが不足した事も敗因でしょう。

 

しかしながら、4ターンオーバーの根本的な原因は、ペイトリオッツD#のパスカバーの優秀さにやられました。研究されて、ハメられた感があります。

さすがルーキーQB殺しのHC”ビル・ベリチック”と言ったところでしょう。

 

“メカイ・ベクトン”が抜けたOLはパンサーズ戦よりも持った印象ですが、最終的に4被サックで”ザック・ウィルソン”に余裕を与えるほどではありませんでした。

前回よりランO#が機能していただけに、ターンオーバーで自滅する展開は非常に残念です。

 

加えて、反則の多さにも足を引っ張られました。OLのホールディングやWR”イライジャ・ムーア”へのミドルパスがチョップブロックで無効になるなど、重要なシーンで反則を取られまくって審判に「ホームなのに、どっちの味方やねん」と思うぐらいフラストレーションが溜まりました。

 

ちなみに、過去20シーズンの中で4INT、TD0だった試合をしたルーキーQBは4人。

それは”アレックス・スミス”、”マーク・サンチェス”、”サム・ダーノルド”、そして今回の”ザック・ウィルソン”とのことで、ほぼジェッツのQBであるという新たな呪いを垣間見ました。

ディフェンス

スコアからは見られませんがジェッツD#は今回も優秀。

序盤にターンオーバーを大量にもらっといて得点になかなか結び付かないパッツの方が逆に焦ったのではないでしょうか。

 

特に第2QでDL”ジョン・フランクリンマイヤーズ”とDL”シェルドン・ランキンス”が連続でサックを決めるシーンは痛快。

S”マーカス・メイ”のFGレンジから追い出すセーフティーブリッツもさく裂!

加えて、QB”マック・ジョーンズ”が投げあぐねてスパイクし、インテンショナル・グラウンディングを誘発シーンもありました。

 

先週からのD#の動きの良さは、LB”C.J・モズリー”に起因していると見られます。

モズリーがセットのさいに頻繁に横のLBに呼びかけたり、DL陣やDB陣とも積極的にコンタクトを取ってリーダーシップを発揮しているようです。

ほぼ2年休んでいたので、かなり張り切っております。この調子でD#の統率を行っていけば、シーズン通してD#は安定しそうです。

 

しかしながら、ターンオーバー祭りでD#全体が疲弊し、後半はタックルミスでロングゲインを許すなど精彩を欠きました。

ピッチしたRBからQBへのバックパスしてパスするスペシャルプレーにもやられましたね。

 

”マック・ジョーンズ”を1試合見た感想として、あまり長いパスを投げずに堅実に細かく刻むタイプのようです。

思い切ったロングパスを投げたのは、ニュートラルゾーン・インフラクションからのボーナスプレーぐらいだったと記憶しており、パスの回数や成功率のわりに得点しない初期型の”ライアン・タネヒル”を思い出しました。

もしもこれがブレイディだったら、ターンオーバーするや否や鬼のノーハドルでガンガン攻められて40点ぐらい取られていたと思います。

 

加えてO#と同じくD#も審判の裁定に足を引っ張られましたが、第1QでS”マーカス・メイ”のファンブルフォースに対してレビューもされずに、HC”ロバート・サラー”がチャレンジを要求したにも関わらずレビューも行われなかったシーンが不可解です。

先にホイッスルが鳴ってプレーが止まったとのことですが、止めるの早すぎでしょ。

あと、モズリーのタックルで3rdDownを阻止したはずが、QBへのタックルにラフティング・パサーを取られるシーンも非常に不可解。QBへの接触はパスを投げる以前に突っ込んだ勢いであり、意図的にやったようには見えません。

先週、ジェッツのパンターを潰されたプレーが反則でなく、今回のQBへの接触が反則である解せない裁定に頭を抱えます。

 

この間、”トム・ブレイディ”が「裁定がオフェンス有利になりすぎている」という発言をしましたが、的を得た発言だと思います。

しかし、選手の安全面を考えると難しい問題です。

スペシャルチーム

K”マット・アメンドーラ”は、なんと公式戦初のFG。3本蹴って53ydを惜しくも外し、2/3。

新P”トーマス・モーステッド”は45ydのパントを1本。

そうこの試合、ロースコアにかかわらずパントを1本しか蹴っておりません。ターンオーバー祭りでしたので。

 

リターンではWR” ブラクストン・ベリオス”が38ydのロングゲイン見せて活躍。レシーバーとしても73yd獲得しチームトップになっております。

総評

開幕2連敗かつ、これで対ペイトリオッツ戦は11連敗!
!∑(゜ Д゜)

既にいつものジェッツに見えますですが、今シーズンは思いのほかD#がいいので、悲観的になるのは早いです。

しかし、なぜか補強したはずのOLやWRが悪い。負傷者の多さも手伝って”ザック・ウィルソン”の良さ生かせない状況に陥っています。

次はロードのブロンコス戦。ここで何としても勝利して悪い流れを断ち切らねばなりません。

おまけ

フラストレーション解消のためにSNSで話題沸騰(?)、ゲームパスで流れているAT&TのCMに出演しているミラーナ・ヴァイントゥルーブで癒されましょう。

彼女を見れるのはゲーパスだけ!