開戦のファンファーレ
おまたせしました~!激闘の幕開けは恒例の殿堂記念試合。一昨年の王者”インディアナポリス・コルツ”vs”ワシントン・レッドスキンズ”です!
プレシーズン(プロ野球で言うとオープン戦)ですが、この時をどれ程待ち望んだでしょうか。
しかし、コルツは肝心のQB”ペイトン・マニング”が膝を痛めている他、S”ボブ・サンダース”、WR”マービン・ハリソン”などタレントがケガ人だらけ。
もしかしたらレギュラーシーズンもマニング抜きで戦うはめになるかもしれないコルツにおいて、2番手のダメダメQB”ジム・ソージ”がどこまで進化しているのかが注目です。
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▼レッドスキンズは一発目からオンサイドキックで勢いに乗り、この試合で華々しくNFLデビューしたドラフト6巡目獲得のQB#5″コルト・ブレナン(Colt Brennan)”が2タッチダウンパスを決め、レッド・スキンズが快勝。
ブレナンは10回中9回成功で157.5という高いレーティングで、これに就任後初試合の新HC”ジム・ゾーン(Jim Zorn)”は「彼は投球技術よりもルートを知ってどこに投げるか見極めている」と判断力と視野の広さを高く評価していました。
現役最強のQBであるペイトリオッツの”トム・ブレイディ”もドラフト時は評価が低く6順目での獲得でしたので、また6順目のQBが大バケするかもしれません。
コルツはただでさえケガ人だらけに関わらず、なんと2プレイ目でRB”ジョセフ・アダイ”まで頭を負傷。
“ペイトン・マニング”は出場するもパス1回だけで、マニングの代役”ジム・ソージ”も10回中7回成功とまずまずでしたが、コルツは司令塔、空中戦、地上戦、最後の砦と、要になるキープレイヤーが全員ケガを抱えている状態で、不安要素だらけの幕開けとなりました。
2008年8月3日 日曜日
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT | Total | ||
コルツ | (0-1-0) | 3 | 10 | 3 | 0 | 16 | |
レッドスキンズ | (1-0-0) | 7 | 2 | 7 | 14 | 30 | |
Game Recap ・ Game Stats ・ Photos |
[引用:NFL JAPAN]
ワシントン・レッドスキンズ対インディアナポリス・コルツによる殿堂記念試合がオハイオ州カントンで開催され、レッドスキンズが30対16で快勝した。
レッドスキンズは、エースQBジェイソン・キャンベルがパス5回中5回成功、61ヤード、1TDを記録。さらにトッド・コリンズがパス6回中5回成功、32ヤード、新人コルト・ブレナンがパス10回中9回成功、123ヤード、2TDをあげるなどQB陣が活躍し、ジム・ゾーン新ヘッドコーチの初陣で勝利を収めた。今日の試合で最も目立っていた選手の1人であるブレナンは、「最初のスナップを受けるため、ラインに並んだ時、深呼吸をして『今夜は、楽しんでプレイしよう』と思ったんだ。そして実際に楽しんで出来た」と、NFL選手として初の試合出場を振り返っている。敗れたコルツは、QBぺイトン・マニング、Sボブ・サンダース、DEドワイト・フリーニー、WRマービン・ハリソンら先発7人がケガで欠場。さらにエースRBジョセフ・アダイが2つ目のオフェンスプレイで頭を負傷してしまった。先発した2番手QBジム・ソージはパス10回中7回成功、66ヤードを記録。
3番手QBの座を争っているクィン・グレイとジャレッド・ロレンゼンは、グレイがパス19回中10回成功、160ヤード、1TDだったのに対し、ロレンゼンはパス21回中12回成功、93ヤード、1インターセプトと精彩を欠いた。今日の勝利で、レッドスキンズは殿堂記念試合で通算5戦全勝。逆にコルツは、2004年以降プレシーズン初戦で勝ち星をあげていない。