勝つしかない

ブロンコス戦の傷もいえぬどころか主力がシーズンアウトする状況で因縁のパッツとの対戦を迎えました。

シーズン16戦しか無いNFLにおいて現在のパッツとの3勝差は致命的な開き。確実に差を詰めるには、この直接対決を制するしかないのです。

JETSはこの最大の逆境を乗り越えて、逆襲への足がかりを作る事ができるのか?

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事前情報

・CB”ディー・ミリナー”、IR入りでシーズンエンド

・LG”ブライアン・ウィンタース”、IR入りでシーズンエンド

・LB”アントワーン・バーンズ”がPUPから復帰。

・S”ジョシュ・ブッシュ”をカット。

→ミリナーのIR入りは先日お伝えしましたが、実はブロンコス戦でLG”ブライアン・ウィンタース”もACL断裂でIR入りとなりました。
一気に先発が2人抜けて弱体化が止まりません。

 ウィンタースの穴は2013年ドラフト5巡の”オダイ・アボウシ”(Oday Aboushi)が埋めます。

 

インジャリーリスト

New York Jets Injuries
         
Joshua Bush S Did Not Participate In Practice
Trevor Reilly LB Did Not Participate In Practice
Gregory Salas WR Did Not Participate In Practice
Jace Amaro TE Full Participation in Practice
Willie Colon G Full Participation in Practice
Breno Giacomini T Full Participation in Practice
Damon Harrison DT Full Participation in Practice
Chris Johnson RB Full Participation in Practice
Nick Mangold C Full Participation in Practice
David Nelson WR Full Participation in Practice
Darrin Walls CB Full Participation in Practice
Eric Decker WR Limited Participation in Practice
David Harris LB Limited Participation in Practice
New England Patriots Injuries
         
Daniel Connolly G Did Not Participate In Practice
Nate Ebner S Did Not Participate In Practice
Cameron Fleming T Did Not Participate In Practice
Bryan Stork C Did Not Participate In Practice
Tom Brady QB Limited Participation in Practice
Brandon Browner CB Limited Participation in Practice
Jamie Collins LB Limited Participation in Practice
Dominique Easley DE Limited Participation in Practice
Qualin Hightower DT Limited Participation in Practice
Chandler Jones DE Limited Participation in Practice
Devin McCourty S Limited Participation in Practice
Matthew Slater WR Limited Participation in Practice
Jerod Mayo LB Out (Definitely Will Not Play)
Stevan Ridley RB Out (Definitely Will Not Play)

 →Game statusは発表されてないものの、ビッグゲインを出してきたWR”グレッグ・サラス”は欠場する予定です。

しかし、パッツもRB”スティーブン・リドリー”とLB”ジェロッド・メイヨ”がシーズンエンドするという不幸に見舞われています。

 

どうなるペイトリオッツ戦

どないもこないもありません。リーグ屈指のOLを誇るJETSだったのは昔の話。今はランが出せない、ジーノに余裕が無い最悪のOLとなっております。

 パッツD#は確実にウィンタースが抜けたLGを狙ってくるでしょう。パッツDL”ビンス・ウィルホーク”も永遠のライバルである マンゴールドとの対決を避けてLGを攻めてくるはず。

そして、WR”エリック・デッカー”にはJETSと初の古巣対決となるCB”ダレル・リーヴィス”ががっちりカバー。先週活躍したTE”ジェイス・アマロ”にも何らかの策を立てて封じてくるでしょう。
(追記:そういえばバッカニアーズのリーヴィスと対戦したっけな。パッツでは初。)

 

四面楚歌のJETSのO#で光を見出すのは、ジーノの足しかありません。最近スクランブル控えめですが、ランもパスも出ないならば、もう自走でかき混ぜてパッツD#の崩壊を狙う手しかありません。

かつてドルフィンズがワイルドキャットでパッツD#を完全崩壊させた事がありましたが、ジーノの足を利用した見たこと無いプレーを出して、パッツのD#プランを崩す事に期待します。

とにかく、普通がダメなら奇策で戦え。

 

一方、JETSのD#陣はパッツRB”スティーブン・リドリー”が不在とはいえ、これまで先発RB不在のチームにランを出しまくられてきたので、ランD#も信用できません。
鉄壁だったランD#ですが、「見たことの無いRBには弱い」という考え方でいいと思います。

それに加え、ブレイディのパスを弱体化したDBで封じなければならないのが最大のネック。昨シーズン、グロンコウスキー封じをやってのけた”アントニオ・アレン”には、再びグロンコウスキー封じに期待。

他のレシーバーは、なんとかして止めて。
(;´Д`)ノ

 

言わなくても分かっていると思いますが、非常に勝率は低い戦いです。しかしブロンコス戦は全スタッツで大きく下回りながらも 1ポゼ差まで追いついた粘りがまだJETSにはあります。

ワイルドカードのボーダーラインも高くなりそうな感じなので、現在1勝のJETSがプレーオフに進むには、とにかく同地区対決は当然として、この先は全勝する勢いで快進撃を続けるしかありません。

 この試合で敗北すれば、ほぼシーズンエンドと考えていいでしょう。

 

今週の勝利への金言

ペイトリオッツ内でデング熱でも流行れば勝てる

以上