プレシーズンだし
いよいよNFL2022年シーズン、プレシーズンスタート!
シーズンのチームが初披露となる瞬間ですが、1発目からとんでもないアクシデントが発生しました。
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スコア&ダイジェスト
ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
ジェッツ |
0 |
3 |
7 |
14 |
24 |
イーグルス |
14 |
0 |
0 |
7 |
21 |
オフェンス
OLがキャンプ中に負傷したOT”メカイ・ベクトン”を筆頭に、OT”ジョン・フランクリンマイヤーズ”、OL”コナー・マクダーモット”、OL”ジョージ・ファント”とスタメンが大量欠場。
OLの先発は即席で組まれたようなユニットで、その影響からかOLはイーグルスDLに圧倒されランも出ません。
QB”ザック・ウィルソン”は緊張からか、オーバースローに加えてショートパスをインターセプトされる失態を犯します。
インターセプトされた後のドライブ、プレシーズンとはいえ結果を出さねばならない焦りなのか、スクランブルで負傷するトラブルが発生。
詳細は以下の記事を参照してください。
後を引き継いだQB”マイク・ホワイト”の方がプレーが落ち着いており、成功率は50%なれど第3QにTDドライブを演出。
第3Q終盤からCFL出身のQB”クリス・ストレベラー”に交代。
動作が何かバタバタしていますがランとプレーアクションでイーグルスD#を攻め立てて2TDパスでジェッツの逆転勝利に貢献しました。
とはいえ、両者とも本来のスタメンとは程遠い3軍試合のような状態だったので、この勝利は参考になりません。
WR陣はドラ1WR”ギャレット・ウィルソン”が3レシーブ25yd獲得。
元ドラ2のWR”デンゼル・ミムズ”が5レシーブ25yd獲得と、後輩に抜かれぬよう存在を見せました。
ランでは2020年ドラフト4巡のRB”ラミカル・ペリン”が後半にラン10回51ydと奮闘。
ドラ2RB”ブリース・ホール”はラン5回15yと冴えず。これは試合序盤のOLのランブロックが全く機能していない事が原因です。
ディフェンス
DL”カール・ローソン”、LD”ビニー・カリー”、LB”C.J・モズリー”、CB”D.J・リード”、CB”ブランディン・エコールズ”、など主力が多数欠場。
イーグルスは昨シーズン、チームをプレーオフに導いたQB”ジェイレン・ハーツ”が先発。
得意のランアタックのみならず、パスの精度もよくファーストドライブでTDパスを決めます。
ハーツのTDパスのシーンでのS” ジョーダン・ホワイトヘッド”のミスタックルは改善すべきところです。
しかし、このドライブでサイドラインに出るハーツに対してタックルに行ったLB” クインシー・ウィリアムス”に対して、アンネセサリー・ラフネスの反則と取られたのは解せませんね。
近年のレイトヒット系の反則は、プレー中に既にタックルの体制で勢いを止められない状態で接触したにも関わらず、不要な接触として裁定される事が多く、納得いかない事が多いです。
その後イーグルスは、ザック・ウィルソンのインターセプトで得たターンオーバーからQBを”ガードナー・ミンシュー”に交代。
ジェッツは昨シーズンのレギュラーシーズンで、ミンシュー先発のイーグルスに敗北しています。
リベンジしたいところでしたが、ミンシューにもTDドライブを演出され、ジェッツD#にいいところなし。
唯一あげるとしたらショートヤードのギャンブルを阻止したぐらいでしょうか。
イーグルスは元コルツのWR”ザック・パスカル”が良い動きを見せ
ドラフトでトレードされた元タイタンズのエースWR”A.J・ブラウン”はレシーブ無しです。
サックのトータル数ではジェッツ5回、イーグルス0回とジェッツのDLがイーグルスのOLを圧倒したように見えますが、2軍試合となる後半で稼いだ数であり、特に意味はありません。
ドラ1CB”ソース・ガードナー”は記録なし。これはカバーが良かったと評すべきか。
ドラ1LB”ジャーメイン・ジョンソンII”は1アシストのみの見せ場なし。
出場時間が短いのでこの辺りも評価が難しいところです。
スペシャルチーム
キッカー争いは、昨シーズン終盤から加入したK”エディ・ピネイロ”が26ydのFG1回を成功。
対抗馬の元カウボーイズのベテランK”グレッグ・ズーライン”は3本のエクストラポイントを決め、両者ともミス無しで終えています。
個人的にはピネイロを推しています。
総評
スコア的には勝利していますが、内容は完敗。
OLもDLもイーグルスに圧倒され、話になりません。
さらにQB”ザック・ウィルソン”も気負い過ぎたのかパフォーマンスも悪いうえに負傷し、手術と2~4週間の休養を余儀なくされました。
これは先発のOLをかなり落とした事が原因でしょう。それがQB”ザック・ウィルソン”へのプレッシャーを強めて、負傷へ繋がりました。
かつてのプレシーズンでもQB”マーク・サンチェス”を脆弱なOLの後ろに立たせたため、シーズンエンドの負傷をしてジェッツでのキャリアを終えた事が思い出されます。
常にOLが守ってくれる保証が無いとはいえ、プレシーズンで先発QBをセカンドチーム以下のOLの後ろに立たせるのは、どうかと思います。
昨シーズンとは反対で、最悪なプレシーズンの皮切りとなりました。
今回の失敗をレギュラーシーズンに生かしてくれることを願うのみです。
いやぁ本当にWilsonは余計な怪我をしてくれましたよね…。
2年連続のドラ1のポジションがIRなんていうことは最悪ですよ。
せっかくちょっと楽しみにしてたのになぁ…
すーさん>
私もかつてのLTファーガソン並みに楽しみにしていただけに、2年連続でほぼ全休状態は痛いです。
このまま消えると、ジェッツのバスト史に名を残す存在になりますね。。