天才っているんだな

前試合のパフォーマンスの悪さから先発QBを”ザック・ウィルソン”から”マイク・ホワイト”に交代して臨むベアーズ戦。

※ホワイトに関しては前記事を参照

白い嵐、再び ペイトリオッツに惜敗しても、今シーズンはまだプレーオフ出場に希望があるのでへこんでるヒマは無い! 次の相手は3勝でNFC北最下位のベアーズ。 今シーズンのジェッ

 

ベアーズも先発QBを”ジャスティン・フィールズ”からバックアップQB”トレバー・シーミアン”に交代し、この試合はバックアップQB対決となりました。

ホワイトに関しては今シーズン初登場なので不安しかなかったのですが、見事に予想を裏切るパフォーマンスを見せました。

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ベアーズ

3

7

0

0

10

ジェッツ

7

10

14

0

31

オフェンス

とにかくQB”マイク・ホワイト”のパフォーマンスが凄い。

昨シーズンのベンガルズ戦で見せたパスに磨きがかかっております。

 

1プレー目はランから入るも、その後は10yd前後のパスを5連発で成功させ、あっという間にレッドゾーンに入ってTDパスを決めます!

 

このTDパスのシーンでは余裕をもって投げていますが、それ以外のパスはスナップ受けてから投げるまでの時間がとにかく早く、決め打ちのように迷いがありません!

かつ、レシーバーがカバーされていようがおかまいなし。レシーバーにしか届かないギリギリのところに投げるので、見てる方も心臓に悪いです!

しかも今日の天候は激しい大雨。そんなの関係なしでショートもロングも通します。

 

このWR”ギャレット・ウィルソン”へのTDパスがエグい!

ディフレクトされないギリギリのパスで、投げる方も獲る方もスゴイです!

 

最近、くすぶっていた天才WR”イライジャ・ムーア”も復活してTDパスを久々にレシーブ!

キレイなスパイラルとドンピシャのコントロール。しかも、めちゃめちゃ雨降ってるのに素手!?

今までQB”ザック・ウィルソン”のモタモタを見ていただけに、ホワイトの洗練されたパスワークには驚愕し、彼に若い頃のブレイディの姿が重なりました。

 

スタッツはパス22/28回315yd獲得、3TD、0INT。

初先発を務めてから4試合中にパス300yd獲得&3TDを複数回記録したのはマホームズを含めて5人だけとのことです。

 

レシーブはWR”ギャレット・ウィルソン”が5回95yd獲得2TD。

復帰したWR”コーリー・デイビス”は1回9ydを記録し、全WRとTE、RBがレシーブを記録しています。

 

ランは前半は出なかったものの、後半はRB”タイ・ジョンソン”とPSから上がった”ゾノバン・ナイト”が要所でロングゲインを出して活躍。

 

ベアーズは、トレード期限前にDE”ロバート・クイン”とLB”ロークアン・スミス”を放出し、この試合ではドラフトで獲得したS”シャクアン・ブリスカー”、ドラ2CB” カイラー・ゴードン”が負傷のため不在でした。

 

とはいえ、もしQB”ザック・ウィルソン”が先発だったら勝てなかった気がします。

ディフェンス

ベアーズの先発QBに関して、QB”ジャスティン・フィールズ”が出るとかQB”ネイサン・ピーターマン”が先発するとか、試合開始直前まで情報が錯そうしていましたが、結局はバックアップQB”トレバー・シーミアン”が登場。

 

シーミアンはジェッツ時代、どこに向かって投げてるか分からないうえに出番が回ってきたら数プレーでIR入りしたポンコツなので、今日は楽勝かと思ったら、昔のシーミアンと違いました。

なんとミドルパスが投げれるのです!
ヘ(゜∀゜*)ノ

ヘルメットから除く顔もちょっと”ペイトン・マニング”に似ている。こいつは強敵に進化したか!?

 

かつ、ブラウンズのRBが強力。ジェッツのLB陣はパワーのあるバケモノばかりだと思っていたら、パワー負けしとる!

ベアーズRB”デビット・モンゴメリー”とRB”ダリントン・エバンス”にゴリゴリとエンドゾーンまで進まれTDパスを投げられるも、そこは我らがCB”ソース・ガードナー”が許さない!

 

んん・・またインターフェア臭いが・・

以前もあったどおり先にレシーバーから突き放してるみたいだからセーフでしょう。細かい事はグダグダ考えない!
Σ(・ω・ノ)ノ

 

今や守備力はトップクラスのジェッツ。前半は10点取られるものの、後半は無失点でシャットアウト!

 

“ブライス・ハフ”のサック!

計2サックながらシーミアンにプレッシャーをかけてパスを封じました。

 

LB”C.J・モズリー”が10タックル、1パスD#と1QBヒットに加えてインターセプトの活躍。

今日もディフェンスは安泰です。

スペシャルチーム

FGの時にホルダーのP”ブランデン・マン”は雨のために手が滑ってロモってしまい、FGミス。

しかし、その後はグローブをつけてホールドしてK”グレッグ・ズーライン”が57ydの超ロングFGを決めて貴重な追加点をあげました。

 

WR”ブラクストン・ベリオス”も22ydのロングリターンの活躍です。

総評

去年のベンガルズ戦と同様、シーズン初先発と悪天候ながら見事に期待に応えたQB”マイク・ホワイト”。

久々に見ましたが、こんな気持ちのいいパスワークは中毒になりそうです。

もはやジェッツファンの心は”ザック・ウィルソン”より”マイク・ホワイト”に行っているでしょう。

これが実力主義の社会なので仕方ありません。

 

しかし、昨年のホワイトはベンガルズ戦の次のコルツ戦で指を痛めて降板し、その次のビルズ戦で4INTを献上して、フラッコと交代しました。

つまり次戦以降もこのパフォーマンスを維持できるかが重要なのです。

 

次週はNFC北の首位バイキングスが相手。ここでホワイトが実力を発揮できるか、非常に楽しみであります。