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2008年2月3日

【2007(2008年):スーパーボウル42(Super Bowl XLII(42) 】ペイトリオッツ vs ジャイアンツ

superbowl42 スーパーボウル42 ペイトリオッツ ジャイアンツ 2008年
BIG TIME

ここまで18連勝し前人未踏の19連勝パーフェクトまであとたった1勝の”ペイトリオッツ”。
しかし、「100里行く者は99里目を半ばとす」ということわざが示すように何事も最後の締めくくりが最大の難関です。

その難関がWEEK17で苦戦を強いられた”ジャイアンツ”。
合計50を超えるサック数を誇る守備陣はパスプロテクションに守られないと投球が難しい鈍足の”トム・ブレイディ”にとっては脅威。
加えて1試合毎に成長するQB”イーライ・マニング”と、どん底から勝ち上がってきたチームの勢いはパーフェクトを阻むのに十分な力を持っています。

最後には予想できない結末が待っていたこの試合。これこそまさにBIG TIME!!

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▼第1Q
“ジャイアンツ”先行で開始されたが、9分にも及ぶ長いドライブはフィールドゴールで終了。
NFL史上最強の攻撃力を誇る”ペイトリオッツ”の攻撃時間を奪うことで攻撃自体を封じる作戦に出る。
3 – 0

▼第2Q
脅威のジャイアンツ守備陣はどのチームも崩す事が容易でなかったパスプロテクションを簡単に突破。サック三兄弟(勝手に命名)⇒[“オウシ・ウメニオーラ(DE/#72)”、” マイケル・ストレイハン(DE#92)”、” ジャスティン・タック(DE#91)”]が ブレイディの投球を封じるどころか捕らえる。
しかし、パス・インターフェアランスにより、敵陣1ヤードからペイトリオッツの攻撃で”マローニー”TDラン。ペイトリオッツが逆転に成功。
3 – 7

▼第3Q
後半に入って第3Qは拮抗した展開。
しかし、ジャイアンツがパントリターンを行う時に12人いたということで1stダウンを与えるというとミスを犯せば、ペイトリオッツは残り 31ydで4th&ロングを残した所でフィールドゴールと思いきやギャンブルし、失敗するという流れを変えるような場面がありました。
3 – 7

▼第4Q
ジャイアンツ、”ボス(WR#89)”へのロングパスが決まり、最初のドライブのように息を吹き返し連続してファーストダウンを更新。最後はイーライが”タイリー(WR#85)”に通して、とうとう逆転!
10 – 7

ジャイアンツの守備力で残り9分潰して終了かと思いきや、最強QB”トム・ブレイディ”の真骨頂、冷静にジリジリとファーストダウンを更新して追い詰める。逆にジャイアンツ守備陣は恐怖に浮き足立ち、飲まれてしまい攻撃を止める事が出来ない。
最後に「待ってました」とばかりにモスへのTDパス成功。この瞬間、NFL史上最強チームのパーフェクト達成を世界中の誰もが確信しました。
10 – 14

残り2:42秒
パスを失敗しながらもギャンブルとQBスニークで粘りながら徐々に前進する”ジャイアンツ”。残り1:15秒、”イーライ”はラッシュに捕まれながらも、それを意地で振りほどきロングパス。はるか上空のボールに”タイリー(WR#85)”が相手カバーと競り合いになりながらもこれを見事に補給するビッグプレイ!

逆転まで残り24ヤード 残り時間 0:59
更に詰め残り15ヤードから”イーライ”の浮かせたパスは先ほどのモスと同様に今度はジャイアンツのエースWR”バレス”へのTDパス。これが決まりまさかの大逆転!!!
“イーライ”の兄”ペイトン・マニング”が何度も見せた死地からの逆転ドライブ、通称「マニングモード」が弟にも発動か!?
17 – 14

残り29秒
それでも不気味なぐらい冷静なブレイディ。史上最強の攻撃力に誰しもが期待したが、ジャイアンツ守備陣も引かずに全力のパスラッシュ。”アルフォード(DE#93)”がここで”ブレイディ”を捕らえサック!
わずかな残り時間、モスへのロングパスに最後の望みを託すも失敗。
ジャイアンツが世紀の逆転劇でペイトリオッツのパーフェクト優勝を阻止し91年以来の優勝!!そして史上初の兄弟QBの連覇となりました。

ミスをせず機械的なパーフェクトチーム”ペイトリオッツ”に対してギリギリでプレーオフに残り、NFC決勝では-17℃の極寒の地で鉄人”ブレット・ファーブ”のパッカーズを延長の末に倒し這い上がってきた”ジャイアンツ”の気迫が最後に上回った気がします。

もしペイトリオッツが第3Qでギャンブルせずに無難にフィールドゴールを決めていたら違う結末を見ていたのでしょうか・・・
とにかく、いろいろな要素が絡み合い2度とは見られない伝説のゲームとなりました。

前シーズンはAFC決勝で兄”ペイトン・マニング”、今回は弟”イーライ・マニング”と2年連続、「マニング」に粉砕された”トム・ブレイディ”。来シーズンはマニング家へ復讐なるか!?

 
2008年2月3日 日曜日  Final
  1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
 ニューイングランド・ペイトリオッツ (18-1-0) 0 7 0 7   14
 ニューヨーク・ジャイアンツ (14-6-0) 3 0 0 14   17
@ フェニックス大学スタジアム 有料入場者数  71,101
  Game StatsPhotos

[引用:NFL JAPAN]

第42回スーパーボウルは、ニューヨーク・ジャイアンツが17対14でニューイングランド・ペイトリオッツに逆転勝ち。1990年以来となるチーム史上3度目のNFLチャンピオンに輝き、ペイトリオッツの無敗での王者というパーフェクトシーズンの夢を打ち砕いた。MVPは、試合残り35秒での決勝TDパスを含むパス34回中19回成功、255ヤード、2TD、1インターセプトを記録したジャイアンツのQBイーライ・マニングが受賞。兄であるインディアナポリス・コルツのQBペイトンに続く、マニング兄弟の2年連続MVPとなった。また、ジャイアンツは、NFCでは史上初となるワイルドカードからのスーパーボウル制覇を達成した事になる。

ジャイアンツは、守備陣がリーグ最強の破壊力を誇るペイトリオッツ相手に大活躍。特に守備ライン陣が、ペイトリオッツ攻撃ライン陣を完全に圧倒し、DEジャスティン・タックの2.0サックを筆頭に計5.0サックを記録。相手QBトム・ブレイディに終始プレッシャーをかけ続けることで、ペイトリオッツから攻撃のリズムを奪った。攻撃陣ではレギュラーシーズン合計でレシーブ4回35ヤードだった伏兵WRデイビット・タイリーが、要所で好プレイを披露。第4Q序盤のTDレシーブに加え、試合残り1分15秒には逆転TDへとつながる32ヤード捕球のビッグプレイを決めるなど、レシーブ3回43ヤード、1TDをあげた。

1972年のマイアミ・ドルフィンズ以来となる無敗でのスーパーボウル王者を目指したペイトリオッツは、今季NFL記録となるシーズン589得点をあげた攻撃陣が精彩を欠いたのが最大の敗因。

ジャイアンツ守備ライン陣の激しいプレッシャーに耐えることができず、今季初の20得点以下となるシーズンワーストの14得点に終わってしまった。QBトム・ブレイディは、パス48回中29回成功、266ヤード、1TD。過去2試合連続でラン122ヤードをあげたRBローレンス・マローニーもラン14回36ヤード、1TDと不発に終わり、スーパーボウルタイ記録となるレシーブ11回に103ヤードをあげたWRウェス・ウェルカーに続く選手が現れなかった。

試合はジャイアンツが、オープニングドライブからいきなり9分59秒を使ってFGを決め3点を先制。ペイトリオッツは、直後の攻撃でRBローレンス・マローニーがTDランを決めて逆転する。その後ジャイアンツは、敵陣14ヤード地点まで攻め込むが、WRスティーブ・スミスがパスを弾いてインターセプト献上のミスから得点できず。

ペイトリオッツの7対3で前半を終える。後半に入っても両チームの守備陣が奮闘し、第3Qは共に無得点。第4Qジャイアンツは、TEケビン・ボスの45ヤードレシーブからチャンスをつかみ、残り11分5秒にWRタイリーのTD捕球で10対7と勝ち越す。ペイトリオッツは、残り2分45秒にWRランディ・モスへのTDレシーブで14対10と再逆転に成功する。しかし、ジャイアンツはここから反撃。残り35秒にWRプラクシコ・バレスへのTD捕球で17対14と土壇場で再びリードを奪うと、ペイトリオッツの反撃を抑え劇的な勝利をあげた。

その他の主要スタッツ
ジャイアンツ
RB アーマッド・ブラッドショー ラン9回45ヤード
RB ブランドン・ジェイコブス ラン14回42ヤード
WR アマニ・トゥーマー レシーブ6回84ヤード
WR スティーブ・スミス レシーブ5回50ヤード

ペイトリオッツ
RB ケビン・フォーク ラン1回7ヤード、レシーブ7回52ヤード
WR ランディ・モス レシーブ5回62ヤード、1TD
LB アデイリアス・トーマス 5タックル、2.0サック、1ファンブルフォース

 

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