修羅場

NFLのレギュラーシーズンは残り2試合、ジェッツは珍しくプレーオフ進出に希望を残しています。

今回の相手はシーホークス。そう、かねてからトレードで交流が深いチームかつ、今シーズンは元ジェッツのQB”ジーノ・スミス”が先発しております。

ジェッツファンとしては、シーホークスというよりジーノに負けたくないのです!

[SPONSORED LINK]

開始時間

日本時間:1/2(月) 06:05 キックオフ

放送:GAME PASS、DAZN

事前情報

先発QBは”マイク・ホワイト”

ビルズ戦で肋骨を痛めたQB”マイク・ホワイト”に出場許可がおりたので、シーホークス戦の先発はホワイトに戻します。

ホワイトが欠場中QB”ザック・ウィルソン”が先発に復帰しましたが、結果は散々で2連敗。

HC”ロバート・サラー”とOC”マイク・ラフルラー”は ウィルソンに関して、まだ見捨てていないようで、下半身のフィジカルに問題があるとして彼の復帰に努めるようです。

インジャリーリスト

最新は以下のリンクを参照

https://www.newyorkjets.com/team/injury-report/

※更新されたら追記します。

どうなるシーホークス戦

シーホークスは開幕前からファンに「捨てシーズン」と言われていたにも関わらず、現在はプレーオフ出場の可能性がある位置につけています。

しかし、直近の試合は3連敗しており、状況はジェッツと非常に似ています。
(※リーグ全体の現在の状況は、新年にUPする記事にて記載)

 

シーホークスといえば今シーズンは元ジェッツのQB”ジーノ・スミス”が先発を務めています。

さらにジーノのこれまで渡り歩いたチームであるチャージャーズとジャイアンツを倒しており、NFLのキャリア始まりのチームであるジェッツを倒すと「ジーノ・スミスのリベンジツアー完走」とシーホークスファンの間で盛り上がっています。

これを意地でも阻止したいのも、ジェッツの勝利へのモチベーションの1つです。

 

今シーズンのシーホークスは、オフェンスはそこそこでディフェンスは弱いチームになっています。

開幕早々に元ジェッツのS”ジャマール・アダムス”が大腿四頭筋を断裂してシーズンエンド。

加えて、今月の試合でWR”タイラー・ロケット”が指を骨折して、ほぼシーズンエンドと言われていたのに、最新情報ではこの試合には出場できるらしい不可思議な事が発生しています。
( ̄Д ̄;;

 

先週はチーフスと対戦し、10-24で敗北。開幕当初に比べて攻守に力強さが無いと評価されています。

 

シーホークスのオフェンスの主力は、やはりWR”D.K・メットカーフ”WR”マーキス・グッドウィン”の両翼。

メット・カーフは既にシーズン1000ydレシーブを達成し、先週も81yd獲得する活躍をしております。

 

ジェッツのパスディフェンスに関して相変わらず心配ないにしても、地上戦ではルーキーRB”ケネス・ウォーカー”が頭角を現し、先週は104ydを獲得しています。

ランやラン・アフター・キャッチからロングゲインを許すケースが多いので、DL・LB陣はウォーカーのランを死んでも阻止せねばなりません。

当然、ジーノも走れるので、いかに走路を潰すかにかかっています。

 

しかしながら、ジェッツの安定しているディフェンスが大量失点する事はないでしょう。それだけは信用できます。

 

問題は不安定過ぎるオフェンス。

いくらディフェンスがよくても点を取らなければ勝利できない事は当たり前なのですが、直近の試合で切実に思い知らされました。

 

今試合はQB”マイク・ホワイト”が復帰します。QB”ザック・ウィルソン”よりかは期待できるものの、どうもホワイトには勝ち運が無く 去年と今シーズンの先発した試合は負け越しています。

 

素晴らしいQBには違いないのですが、単純な数値で測れない「勝てるQB」の要素があるのか試される試合でもあります。

ホワイトさえ機能すればWR陣は優秀なので勝てる要素は十分にあると思います。

WR”ギャレット・ウィルソン” vs CB”タリク・ウーレン”のルーキー対決のマッチアップが勝敗を分けるキーの1つになるでしょう。

 

アナリストの予想はこうなっています。

ジェッツ不利!
!∑(゜ Д゜)

 

理由としては、まず会場がシーホークスのホームであるシアトルであることでしょう。

ジェッツの本拠地とは大陸を挟んで正反対に位置する場所かつ、チーフスとリーグ1位を争うクラウドノイズは凶器です。

 

あと、老獪なHC”ピート・キャロル”が、豊富な経験値でホワイト封じにいろいろ戦略を立ててきそうです。

ホワイトのショートからミドルパスは早くて正確ですが、スクランブルが無い事とロングをそれほど投げない(通すコントロールはある)ので、意外性と経験値の無さを突いてくるでしょう。

 

加えて私自信がジェッツがシーホークスに勝利した試合を見た事が無い事もあると思います。

つまり、ジェッツがシーホークスに最後に勝利したのは2004年でして、2008年から2020年までの4試合を4連敗しているかなり相性の悪い相手なのです。

 

しかし、現在は苦手だった”ラッセル・ウィルソン”はおらず、この悪習を払拭するチャンスです。

シーホークスファンには悪いですが、ここは勝たせてもらいましょう。

今週の勝利への金言

誰か試合前にジーノのアゴをもう1回砕いてくれないか

以上