新人賞に続いて快挙
先に新人賞の攻守両方でジェッツの選手が選ばれたニュースを報じましたが、続いては2023年のプロフットボール・ホール・オブ・フェイム(殿堂入り)にて、またもジェッツから2名の選手が選ばれました。
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CB”ダレル・リービス”(Darrelle Revis)、殿堂入り
2023年のホール・オブ・フェイム(以下、HOF)に元ジェッツのCB”ダレル・リービス”が選ばれました。
CB”ダレル・リービス”は2007年ドラフト1巡(全体14位)で獲得。
(ちなみに全体1位はジャマーカス・ラッセルw)
そのパフォーマンスは常人を超えており、まるで鏡を相手しているかのようにくっついて離れないマンカバー、ラン・アフター・キャッチを許さない低空タックルが強烈でした。
それに加えて、カバー範囲がめちゃくちゃ広く、「島1個分ぐらいカバーしている」という大げさな例えから「リービス・アイランド」というが愛称がつきました。
Revis Island
Happy birthday to the great Darrelle Revis! @Revis24 (via @nflthrowback) pic.twitter.com/DHrjQYxcrU
— NFL (@NFL) July 14, 2021
経歴が少し変わっており、2007年から2012年までジェッツにて2度のチャンピオンシップ進出に貢献。
2013年に1年だけバッカニアーズに移籍。(リービスの能力を打ち消すほど酷いDCが話題に)
2014年に怨敵ペイトリオッツに移籍するや否やスーパーボウル制覇に貢献。
2015年から2016年まで再びジェッツに帰ってきました。
最後2017年にチーフスに移籍し、プレーオフでタイタンズQB”マーカス・マリオタ”が投げたTDパスを叩き落したらマリオタに戻ってきてTDを決められる奇跡の不名誉プレー「マリオタ・トゥー・マリオタ」に貢献しました。
Marcus Mariota throws a touchdown pass to… Marcus Mariota?? #TitanUp pic.twitter.com/N6bcTrjBYT
— Tennessee Titans (@Titans) January 6, 2018
11シーズンのうち8シーズンをジェッツでプレーし、プロボウルを7度獲得。
2017年のチーフスを最後に、どこからもオファーは無く引退となりました。
このブログの開設時にQB”マーク・サンチェス”と共にジェッツを盛り上げ、私が唯一フィギュアを持っている選手になります。
このフィギュア、左足のつま先しか地面に接触していなくて、凄い躍動感を出しているのですよ。
毎日リービスを眺めてるだけに、この度の殿堂入りは非常に嬉しいです!
DL”ジョー・クレッコ”(Joe Klecko) 、殿堂入り
ジェッツを代表する選手がもう一人DL”ジョー・クレッコ”が殿堂入りいたしました。
DL”ジョー・クレッコ”は1977年ドラフト6巡で入団し、1987年までの10年間をジェッツで過ごして、1988年の1年だけコルツに移籍して引退しました。
12シーズンの間に78サックを記録。
2度のオールプロ(1stチーム)、4度のプロボウル選出、1度のサックリーダー、ディフェンスMVPを受賞する活躍をしました。
https://www.youtube.com/watch?v=R408uWTBGE0
2023年の殿堂入り一覧
その他、2023年のHOFは以下になります。
Pro Football Hall of Fame Class of 2023
|
Team(s) |
Ronde Barber, CB |
Buccaneers (1997-2012) |
Don Coryell,head coach |
Cardinals (1973-77); Chargers (1978-86) |
Chuck Howley, LB |
Bears (1958-59); Cowboys (1961-73) |
Joe Klecko, DT |
Jets (1977-87); Colts (1988) |
Darrelle Revis, CB |
Jets (2007-12, 2015-16); Bucs (2013); Patriots (2014); Chiefs (2017) |
Ken Riley, CB |
Bengals (1969-83) |
Joe Thomas, LT |
Browns (2007-17) |
Zach Thomas, LB |
Dolphins (1996-2007); Cowboys (2008) |
DeMarcus Ware, LB |
Cowboys (2005-13); Broncos (2014-16) |
この中で思い入れがあるのは、ドルフィンズのサック王”ザック・トーマス”とカウボーイズのLB”デマーカス・ウェア”でしょうか。
2人ともバケモンでしたね。
ウェアとリーヴィスは偉大でしたが、タイミングの早さに驚きました。
ロンデバーバー、ザックトーマスも確か一発選出じゃないはずなので。
リーヴィスはリング欲しくてペイトリオッツに行ったけど、一年で離脱してジェッツに戻るあたり、本当はジェッツ愛満々、でも『俺が引退するまでにジェッツでリング無理やな』と考え仕事としてペイトリオッツでプレーしました感が特に好きです。笑
デタラメなサラリーでタンパに行ったけど、ジェッツがリング取れるなら多少減額してただろうってのと、サラリー重視のはずがあまりに酷いタンパから一年で脱出したあたりも、勝利への渇望が強い人なんだなと。
一番の思い出はプレーオフの2010コルツ戦。
レジーウェインに張り付いて、ペイトンマニングが投げるのを諦めたのが印象的でした。(フィールド半分にした結果、大アップセット。無論、勝因はコルツのコールドウェルHCの敗退タイムアウトですが。マニングも思わずWhy?ってやってましたね。兄者はともかく、HCに恵まれなかった。でも勝てちゃうから解雇されないジレンマ笑)
ちなみに、ザックトーマスは『ドルフィンズのタックル王』と呼びたかった感じですか?
通算1700くらいタックルしてるはずなので。。(サックは20してるかしてないかくらいかと)
ペイトリオッツがドルフィンズに取りこぼすのは、結構ザックトーマスとジェイソンテイラーの活躍が光ってたなあと。
取りこぼしがなければ、何度かマニングとのプレーオフのホームゲームがジレットになって、さらにリングが増えてた感があり、本当にGJ感強いです。
対ジェッツだとカーティスマーティンとのバトルが楽しかったなあ。
フィルムスタディとか凄いんでしょうね、どこに来るか読めてる感がすごかった。
あと、CBなのにマルチなプレーぶりのロンデバーバー、おめでとう。
小柄なのにタックルの鬼でしたね。
ゾーンで守ることが多いから、彼のオープンタックルとかランサポート凄く効いてたなあと。(核はデリックブルックスの守備範囲でしたが、ロンデバーバーはタンパ2を怪物スキームにするためのラストピースだった感。スーパーボウルのレイダースボコボコは忘れられない。)
ロンデ・バーバーに対する評価ありがとうございます。
CBながら通算28サックを記録するハイパーぶりでした。
自分がロンデ・バーバーのプレイで1番印象に残ってるのは、
NFC決勝のイーグルス戦での、SB進出を決定付けた、インターセプト
リターンタッチダウンです。