ああ、去年のオフェンスを思い出す

プレシーズン2試合目は合同練習を行ったバッカニアーズとの対戦。

同じ釜の飯を食った(か、どうかは知らないが)練習相手だけに合同練習の締めくくりとして気合が入るでしょう。

 

果たしてロジャースは投げるのか?投げないのか?

どっちなんだい!?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

バッカニアーズ

0

10

0

3

13

ジェッツ

0

6

0

0

6

オフェンス

またもロジャースは欠場!サイドラインでヘッドセットです。

HOFではプレーコールを出していたという話を聞きましたが、今回はヘッドセットでインタビューに答えるシーンが流れました。

ヘッドセットは内外兼用?

 

それはさておき、QBは前回と同様に前半は”ザック・ウィルソン”、後半は”ティム・ボイル”が投げるパターン。

WR“ギャレット・ウィルソン”、WR”ランドール・コブ”、RB”ブリース・ホール”、RB”マイケル・カーター”、RB”ダルビン・クック”、その他OLの先発候補メンバー・・などなど主力はほぼ欠場ですが、WR”アレン・ラザード”とWR”メコール・ハードマン”は先発出場しました。

 

 

QB”ザック・ウィルソン”は基本、パスが合わなかったりショートパスに逃げたりしていましたが、第2Qに鋭いミドルパスとスクランブルでロングゲインを見せました。

 

元ドラ1だけにポテンシャルはあるので、プレーの精度が上がれば先発も任せられる逸材になるのですが、まだまだ不安定さがつきまといます。

結局は2本のFGを演出したのみで0TDです。

 

後半から出場したQB”ティム・ボイル”に関しては、エンドゾーンでの不幸な1INTがあり、無得点のレーティング48.3といいところなし。

 

いずれのQBも先週はランに助けられたところが大きいので、ランが出ない今試合ではQBの実力が露呈しました。
(・ω<) テヘペロ.

 

ランはドラ5RB”イスラエル・アバニカンダ”が負傷。自力で歩けず両脇を抱えられてフィールドから出ました。

後の発表では大腿部の肉離れとのことで、どのくらい休むかまでは発表されていません。

 

その他RBも不発どころかRB”バム・ナイト”のファンブルロストを起点にTDを喰らう始末。

一番走ったのが前半のロングスクランブルで稼いだ”ザック・ウィルソン”の41ydでした。

 

OLに関しては0サックに抑え健闘はするもの、先週同様に誰も拾わずQBへ一直線に突っ込まれるのブリッツがあり、連携は不安定。

しかし、本来のLTから嫌がっていたRTにコンバートした元ドラ1OL“メカイ・べクトン”がかなり奮闘しています。

 

あるサイトに掲載されていた彼のプレシーズン3試合の成績は以下の通り。

63 snaps (35 LT/28 RT)

1 sack allowed

2 pressures

0 penalties

82.0 PFF Grade

88.9 Run Blocking Grade

2シーズン役に立たなかった分 今シーズンは存分に働いてもらいましょう。

 

ついでにWR陣は”ジェイソン・ブラウンリー”以外は目ぼしい活躍なし。

ザック・ウィルソンの良いところが見れただけでも儲けとしましょう。

ディフェンス

ジェッツのD#陣の主力の欠場がCB”ソース・ガードナー”、CB”D.J・リード”、S”ジョーダン・ホワイトヘッド”、S”トニー・アダムス”、LB”C.J・モズリー”、LB”クインシー・ウィリアムズ”。

加えて、DL”クイネン・ウィリアムズ”、DL”ジョン・フランクリン=マイヤーズ”、DL”カール・ローソン”など、またも先発候補がほぼ欠場。

 

バッカニアーズはQB”ベイカー・メイフィールド”がジャージを着ていたものの出場なし。

3rdQBの負傷もあり、ほぼQB”カイル・トラスク”が1試合を投げ抜きました。

 

本日もガンガンにプレッシャーをかけたジェッツディフェンス陣。

特にDL”ジェイレン・ホームズ”が大暴れで4タックル2サックを記録。

バッカニアーズ3rdQB”ジョン・ウォルフォード”をタンカで退場させてしまいます。

 

逆に最悪だったのがCB” デリック・ラングフォード”。

TDパスを許すわホールディングするわで足を引っ張りまくって、開幕までにはカットされそうな空気をかもしだしています。

 

しかしながら、バッカニアーズQB”カイル・トラスク”は良いQBでした。

ウォルフォードの負傷で予定より出番が増え、イマイチなパスプロで苦戦しながらもオフェンスを引っ張り、ロングパスを決めるところで決める勝負強さがあります。

 

危険地帯でロングを決めにいった度胸もなかなかです。こういうQB嫌いで無いです。

 

これがファーストチームでパスプロも良くパスドロップも無いと仮定すると、QB”ベイカー・メイフィールド”より安定してプレーできるのでは無いかと思いました。

スペシャルチーム

ジェッツのK”グレッグ・ズーライン”が1本外すもロースター争いに影響は無し。

 

それよりもバッカニアーズのメガネK”ロドリゴ・ブランケンシップ”がFG2本を外して、試合後に解雇されました。

 

メガネキッカーとしてファンの間では認知度が高かっただけに、残念。

新天地での活躍をお祈りしてます。

 

あと前試合に好リターンを見せたドラフト外WR”ザビエル・ギプソン”が今試合でも31ydのパントリターンを決めました。

これは思わぬ拾い物かもしれません。

総評

今回も主力抜きで、ドラフトとロースター当落選上の選手のアピールタイムとなりました。

オフェンスが点を取らずロースコアで負けるのは、昨年のレギュラーシーズンを思い出しましたね。(特にシーズン後半)

これがトラウマというやつですね。

 

しかし、プレ最終戦にはQB”アーロン・ロジャース”が出場するというニュースが報じられており、来週はやっと真ジェッツのお披露目となりそうです。

近年のロジャースはエンジンのかかり具合が遅い印象なので、過度な期待はしませんが、少しでもジェッツファンを喜ばせるプレーを見せて欲しいものです。